ビットフライヤーの本人確認が遅い場合でも、審査落ちや審査で問題があったわけではありません。特に現在のようにビットコインの価格が上昇しているタイミングだと、申し込みが増えるため、手続きに時間がかかっており単純に遅くなっている、ということもあります。
それはそれとして、ビットフライヤーは取引手数料が高いのでおすすめできません。仮想通貨を取引するならビットフライヤーではなく、他の業者を使った方が有利です。したがって、ビットフライヤーのことはもう放置して、GMOコインやコインチェックに申し込むことをおすすめします。
業者名 | 取引手数料 | 出金手数料 | |
---|---|---|---|
Maker※ | Taker※ | ||
ビットフライヤー |
0.01~0.15% | 0.01~0.15% | 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
Zaif |
無料 | 0.1% | 3万円未満:385円 3万円以上:770円 |
コインチェック |
無料 | 無料 | 407円 |
GMOコイン |
-0.01% | 0.05% | 無料 |
ビットバンク |
-0.02% | 0.12% | 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
ビットポイント |
無料 | 無料 | 月1回無料 2回目以降330円 |
SBI VCトレード |
-0.01% | 0.05% | 無料 |
取引所の取引手数料が無料
目次(もくじ)
ビットフライヤーの本人確認が遅い2つの理由
ビットフライヤーの本人確認が遅い=審査落ちの可能性もありますが、必ずしもそうとは限りません。そう言える理由を2つ紹介します。
1.通常は書類を受け取って確認完了となるから
ビットフライヤーの本人確認方法は「対面での本人確認」と「クイック本人確認」の2つの方法があります。このうち、「対面での本人確認」を選ぶと、ビットフライヤーから送られてくるハガキを受け取ることで本人確認完了となります。このハガキが手元に届くまでの配送期間がかかるので、それだけ時間がかかります。
だいたい申し込みから5営業日で届くようなので、逆に言えばそれくらいの時間がかかって当然なのです。
2.混み合っている可能性があるから
単純に申し込みが多いと、それだけ手続きが遅くなってしまいます。特に仮想通貨の申し込みは、ビットコインの価格の上昇に合わせて増えることがあります。価格上昇中に申し込むと、手続きが遅くなってしまうでしょう。これに関しては特にできる対策もありません。
ビットフライヤーで早く口座開設するにはクイック本人確認を使おう
もしもまだ申し込む前ならば、早く口座開設を完了させるために「クイック本人確認」を使いましょう。これ使った場合は郵送物(ハガキ)を受け取る必要がないので、最短で申し込んだその日に全ての手続きが完了します。
クイック本人確認はスマホがあれば誰でも利用できるので、これから申し込む際にはクイック本人確認を使うようにしましょう。
業者名 | サービス名称 |
---|---|
ビットフライヤー |
クイック本人確認 |
Zaif |
オンライン本人確認 |
コインチェック |
かんたん本人確認 |
GMOコイン |
アプリでかんたん本人確認/ウェブでかんたん本人確認 |
ビットバンク |
サクッと本人確認 |
ビットポイント |
名称なし |
SBI VCトレード |
スマホでかんたん本人確認 |
ビットフライヤーをおすすめしない理由と代わりの業者
ビットフライヤーをおすすめしない理由は、取引所の手数料が有料だからです。仮想通貨交換業者を選ぶポイントは「販売所ではなく取引所がある」「取引所の取引手数料が無料」この2点です。
ビットフライヤーは前者の条件をクリアしていますが、後者の手数料の条件をクリアできていません。つまりビットフライヤーよりも低コストで取引できる業者があるので、わざわざビットフライヤーを使うのはおすすめしないということです。
項目 | 販売所 | 取引所 |
---|---|---|
取引相手 | 業者 | 他のトレーダー |
手数料 | 無料 | 有料のことが多い |
価格 | 業者が決定 | 自分で決定 |
注文方法 | 成行 | 指値・成行 |
ビットフライヤーを使う理由があるならOK:
「どうしてもビットフライヤーでしか扱っていない銘柄を取引したい」など、ビットフライヤーを使う明確な目的があればもちろん問題ないでしょう。一方で「とりあえず仮想通貨を買いたい」という人は、上記の通りもっと手数料が安い会社があるのでおすすめしません。
【関連】ビットコインのおすすめ購入方法を解説!仮想通貨は買い方1つで優劣が決まる
業者名 | 取引手数料 | 出金手数料 | |
---|---|---|---|
Maker※ | Taker※ | ||
ビットフライヤー |
0.01~0.15% | 0.01~0.15% | 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
Zaif |
無料 | 0.1% | 3万円未満:385円 3万円以上:770円 |
コインチェック |
無料 | 無料 | 407円 |
GMOコイン |
-0.01% | 0.05% | 無料 |
ビットバンク |
-0.02% | 0.12% | 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
ビットポイント |
無料 | 無料 | 月1回無料 2回目以降330円 |
SBI VCトレード |
-0.01% | 0.05% | 無料 |
他社を見ると、取引手数料無料で取引所が使えるところもあります。中でもおすすめな業者を2つ紹介します。
コインチェック:取引所の取引手数料無料
画像引用元:仮想通貨取引所・販売所の口座開設|Coincheck(コインチェック)
取引所の取引手数料が無料
最もおすすめなのはコインチェックです。取引所は「ホーム」という名前で用意されていて、取引手数料が無料です。知名度もビットフライヤー並みに高くユーザーも多いので、迷ったらここで良いでしょう。
注意するべきは2つ。1つ目はスマホからだと販売所での取引しかできないことです。ブラウザから公式サイトにログインしないと取引所にアクセスできません。
特に注意して欲しいのがコインチェック!
アプリ上には手数料の安い取引所にはいけません😭— 仮想通貨投資家 アルトコインに人生かける!! (@ns8535) November 12, 2024
2つ目は出金手数料が1回につき407円かかること。せっかく取引手数料無料ですが、頻繁に出金しちゃうと意味ないので強い気持ちで入金してください。
また、コインチェックも最短即日での口座開設に対応しているので、本人確認で待たされたりハガキを受け取ったりする必要がありません。このオンライン本人確認サービスのことを、コインチェックでは「かんたん本人確認」と呼びます。これを利用するためにはコインチェックのスマホアプリが必要になるので用意しておきましょう。
GMOコイン:逆に手数料をもらいながら取引が可能
画像引用元:ビットコイン・暗号資産(仮想通貨)の取引ならGMOコイン
PostOnly注文で取引手数料がもらえる
GMOコインの手数料は有料なんですが、誰でも簡単に手数料を払うのではなく、もらいながら取引することができます。
まずGMOコインの手数料は以下の通り(BTC取引の場合)。
- Taker:注文金額の0.05%
- Maker:注文金額の-0.01%
つまりMakerになれば手数料をもらうことができます。で、TakerとMakerを簡単に説明すると、Takerは市場に既にある注文を成立させれることで、Makerは市場に新しい注文を出すことを言います。大事なのは、状況に応じてどちらかになる、ということ。
しかしGMOコインの場合は、指値注文欄にあるPost-Onlyというオプションにチェックボタンを入れて取引することで、常にMakerとなるように注文を出すことができます。つまり、Post-Onlyを使う限り手数料をもらいながら取引することが可能になります。
仮想通貨買うならGMOコイン。
GMOコインの取引所なら、むしろ手数料が“貰え”ます。 https://t.co/lGM26Xwfsk pic.twitter.com/1RrndemxiJ
— びっとこ₿ハム太郎 (@bitcohamtaro) October 25, 2023
さらにGMOコインは出金手数料も無料なので、チマチマ稼いだ手数料を小まめに出金しちゃうこともできます。
ビットフライヤーの出金手数料が高いな〜
GMOコインはビットコインの手数料を向こうが持ってくれるから良いのよ#ビットコイン pic.twitter.com/aJVqTfAMo2
— 金 (@M5R3gfPOLMsMK9e) March 21, 2024
- Post-Onlyオプションを使っての取引で常に手数料がもらえる
- 申し込みから取引開始までが最短10分
- アプリでも取引所を利用可能
ビットフライヤーにこだわりがなければ他社の方がおすすめ
というわけで、特にこだわりがないのであれば、そもそもビットフライヤーを使うことをおすすめしません。本人確認が無事完了したとしても、一旦放置してコインチェックやGMOコインに申し込むのがおすすめです。
PostOnly注文で取引手数料がもらえる