西濃鉄道廃線巡りもいよいよ最後。最終週着地点の昼飯駅にやってきました。前回紹介した、スイッチバック式の美濃大久保駅から徒歩数分の距離にあります。
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【西濃鉄道2】西濃鉄道市橋線ぶらり旅。中山道、赤坂港跡に石切神社と見どころ満載編
【西濃鉄道3】西濃鉄道市橋線巡りは終点市橋駅へ!金生山の工場群に萌える編
【西濃鉄道4】西濃鉄道昼飯線、廃線跡巡り。赤坂宿から美濃大久保駅のスイッチバックまで
昼飯線には旅の終着点にふさわしい素敵な駅舎が残っているので紹介します。
美濃大久保駅から昼飯駅まで歩く
美濃大久保駅から昼飯駅までは私有地内などを走るので、県道216線に沿って終点まで歩きます。
よって道中の写真はほとんどなく、いきなり昼飯駅です。
昼飯駅の駅舎です。今にも崩れそうなボロボロっぷり。駅舎の建設がいつかは知らないけど、昼飯線の開業自体は1928年なので、もしかするとこの駅舎ももうすぐ100周年なのかも。すごい!
正面から昼飯駅駅舎。横にはレールも残っています。旅客駅ではないので、ホームはありません。
駅舎には「昼飯駅」と間違いなく書かれています。「昼」の字が旧字体の「晝」と書かれています。こういうのがあると、本当に古くにできたんだなぁと思いますね。
施錠されているので中には入れませんでしたが、窓から中の様子を撮影できました。
よほど駅舎とは思えないゴミが散乱していますね…。
駅舎の周りには終着駅らしく、複数のレールが残っています。
駅舎のすぐ隣に残っていたコンテナには、西濃鉄道の文字が確かに刻まれていました。
ぽつんと佇むポイント切り替え。
荒涼としています。夏に来たらやばかったでしょうね。
もはや何が何だか。歩きにくいったらなかった。
昼飯駅より先は溜池になっています。昔はここより先にも引き込み線があったようですが、今ではなんとなくそれっぽいスペースがあるな、くらいしかわかりません。
昼飯駅から美濃赤坂駅へ
これにて西濃鉄道を制覇したので、昼飯駅を伝って美濃赤坂駅まで歩きます。畑の中を分け入りながらレールが敷かれていたり、楽しい。
だんだん帰ってきました。
もう少し行くと美濃赤坂駅につきます。てなわけで西濃鉄道、市橋線、昼飯線シリーズは終了です。久しぶりにレールが残ってる廃線(市橋線は現役だけど)を堪能できてとても楽しかったです。