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坊ガツルを行く
坊ガツルを行く

先日、2歳になる子供を連れて九重連山に登山に行きました。登ったのは法華院温泉山荘がある坊ガツル。標高はそこまで高くなく、登山よりもハイキングと言った方がふさわしいようななだらかなコースです。

今回はじめて子連れで登山したので、その感想も含めて登山記録を紹介していきます。

2歳の子供を背負ってくじゅう連山の法華院温泉山荘を目指す

背負われる2歳児
背負われる2歳児

子連れ登山の場合、「ベビーキャリア」という子供を乗せられるリュックで行くことが多いと思います。しかし坊ガツルはそこまで険しい山ではないので持ち物も少なく、となると抱っこ紐で十分だろうと。

モンベルの抱っこ紐はそれ自体が軽い

山の中で背負われる2歳児
姿勢が悪い

使用したのはモンベルの抱っこ紐で、「ポケッタブルベビーキャリア」と呼ばれるもの。モノ自体が軽量で、また、そのまま折りたたんで収納できるので気に入っています。

全行程15km!7時間かかった子連れ登山の記録

今回は坊ガツル登山口から登り、大船林道で帰るというルートにしました。

全行程15kmで、だいたい片道2時間ちょっとくらいで合計5時間かかります。休憩時間も加えて、実際には7時間の登山でした。長丁場です。時系列で紹介していきます。

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ウサミミ
翌日は足がとっても筋肉痛でした。

坊ガツル登山口はいきなり急勾配で幸先不安に

というわけで朗らかに歌でも歌いながら登ってたんですが、「坊ガツル登山口」ルートはいきなりかなりの急勾配になります。もはや写真を撮る余裕もなく、ひたすらロープを掴んで足を振り上げてました。マジでクライミングじゃんってレベル。

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ウサミミ
あまりの激坂に汗が噴出し、抱っこ紐に収納されてる子供に垂れまくってかわいそうだった(おんぶにしたら良かった)。

急勾配を抜ければ紅葉を楽しめるレベルに

一面赤の絨毯になっている山中
一面赤の絨毯になっている山中

登り切るとそこからはなだらかな安心ルート。ちょっと遅かったですが、紅葉もしており赤の絨毯が綺麗でした。

坊ガツルに出てきたけど霧が出てきた
晴れてた時は山々が綺麗に見えて良かった

山林を抜けると坊ガツルの湿原が広がります。

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ウサミミ
途中、崖キワキワの道でドキドキしたりもしましたが、最初の激坂以外難所はなくて、子供の重さが気になる以外は楽な道でした。

法華院温泉山荘でカレーを食べて温泉に入る

濃い霧が出てきて視界を奪われる
遭難するとこだったぜ

ちょうど霧が出てきて小雨も降ってきたところで法華院温泉山荘に到着。

こんな山の上にこれだけの建物がある
こんなところに建物建てるのすごいけど、実はここまで車両で来れる(一般車は不可)

道中ダウンジャケットなしできましたが、小雨が降ってからはダウンジャケットも必要になる寒さに。良いタイミングで到着できて良かった。

法華院温泉山荘

大体8時半に登って11時に山荘到着。我々より先に到達した人か宿泊者かわかりませんが、休憩所はなかなか賑わっていました。

法華院温泉山荘のカレー
これがうまいんだ

売店の開店とともにランチを注文。カレーとご飯大盛りカレー。まぁぶっちゃけ特徴のないよくあるカレーなんですが、頑張って歩いた後だととっても美味しい。周りの人はみんなバーナーでお湯作ってカップ麺食べてました。そういうのも、良いね。

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ウサミミ
カレーは1,100円、ご飯大盛りで+100円でした。

かなり無骨な温泉
無骨な温泉でした

続いて温泉。賑わう休憩所とは裏腹に、こちらは11時点では貸切状態でした。疲れた身体にとても効きます。

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ウサミミ
ちなみにシャンプー類はないよ。

温泉からは良い景色が広がる
温泉からは良い景色が広がるけど向こうからも面白い景色が見れる

外にもスペースがあるので露天風呂でもあるかと思いきや何もない。何もないどころか、わりと外から丸見え。外に出る意味なし。というか、室内にいても外の人と目が合うかもしれん。恐山の温泉を思い出しますよ。

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ウサミミ
入浴料は1人500円。

下山前には霧が晴れた
サンキュー法華院温泉山荘

食事して入浴してと、存分に回復したので下山します。

山荘を出ると眼下に坊ガツルが広がる
山荘を出ると眼下に坊ガツルが広がる

霧も晴れてきて坊ガツルの素敵な景色が広がります。

坊ガツルにポツンと建つトイレ
ポツンとトイレ

奥の方にキャンプ場のトイレが見えます。

山荘でチヤホヤされる娘
次は自分で登ろう

子供もたくさんいましたが、2歳児くらいだとあまり見かけなかったかな。可愛がってもらえました。

より困難なルートが見え隠れ
こっから先はガチ登山

ここまでもなかなか大変だったけど、北千里ヶ浜方面に行くにはさらにあの山を越えて行くんだよなと思うと、武者震いがします。

帰りは大船林道ルート!ちょっとだけロープアクションあり

帰りの大船林道
大船林道は車が通るための道なので歩きやすい

同じ道は歩まない!ということで帰りは大船林道ルートを選択しました。こちらは車も走るルートなのでめちゃくちゃ楽ちんです。

途中で林道から外れて山の斜面を行く
そんなに困難ではないけどちょっと危ない

ただ、最後だけちょっと林道を外れて山道を歩きます。

ロープで降る場面もある
ロープアクション

坊ガツル登山口ほどではないにしろ、ロープを使って坂を下る箇所もありました。

渓流
良い感じのロケーション

渓流と共に山を下っていきます。

所々美しさの残る山
とっても素敵

下山した。

2歳の子供を背負って登山した感想

というわけで子供を背負って登山した感想をまとめていきます。

最初は面食らったけど楽しかった

坊ガツル登山口から入っていって、いきなり激坂になった時は「もう帰ろうかな」と思いましたが、一時的なものだったので楽しみながら行くことができました。

子供は乗ってるだけ!楽しんでいたけども

おんぶで寝る子供
山よりおんぶ

で、我々は楽しかったんですが子供はどうなのかと。

実際ただただ背負われていただけでほぼ自立歩行はしてないので、楽しかったのかどうかは疑問です。あんまり景色も見えないしね。

道中、度々おかし休憩など行ったので、その辺を踏まえるときっと楽しかったと思います。

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ウサミミ
また行こうな。

子供用にヘルメットがあると良いな

子連れ登山していて思ったんですが、ヘルメットがあると良かったなと。気をつけて歩いていても、やっぱり転倒の危険性はある。そういったときにヘルメットがあるとちょっと安心。

旅行やアウトドアは子供に良い影響を与えてくれるはず

自分自身、色々と旅行した結果すごく楽しい経験をできたので、子供にも旅やアウトドアを通じて素敵な経験を積んでもらいたいなと思っています。いろんな知育グッズとかあるけど、やっぱり体験が良いよね。

そういう意味でも、電装自転車は買って良かった。2台も!車を持っていないってのもあるけど、電動自転車2台に家族3人乗ってサイクリングするのが楽しいです。あまり行ったことのないところに行って、ランチしたり、神社を見たり。土日にテーマパーク行くだけが子供の楽しみじゃないよね、きっと!