愛知県と岐阜県を股にかけて存在する、愛岐トンネルの一般公開に参加してきました!
このトンネル群はJR1900年に開通し、1966年には閉鎖されてしまいました。
その後ずっとJR東海の管理下に置かれていたのですが、年に数回一般公開され、廃線跡を歩くことが可能となりました。
合法的に廃線跡を歩けるなんて素敵!というわけで参加してきました。
公開は4月30日までですのでお早めに。(2012年当時)
愛岐トンネル群、廃線跡を歩く!
JR中央本線定光寺駅から歩くこと数分に入り口があります。
入場料は100円を払ったら、後は自分のペースで好きに歩けます。
まずは三号トンネルです。
一般公開されているトンネルは、存在していた14個のトンネルの内4つです。
レンガの作りが美しい…。
トンネル内部には昔の道具が飾られていました。
全長76メートル。小さなトンネルです。
壁際には落石の落下防止柵があります。
実はこれ、古いレールを再利用したものみたい。
地面にはレールや枕木は残ってませんが、こうして資材が再利用されていたり、信号機の形跡が残っていたりします。
たぶん四号トンネル。
こちらも75メートルと短い。
四号トンネル内。
トンネル内は普通に暗く、照明もないので自分で用意しましょう。
レンガ造りの重厚なトンネルと、青々茂った森林のコラボレーションが美しいです。
この一般公開の参加者はだいたい高齢者で、みなさんそれぞれ良いカメラを持って写真撮りまくりでしたね。
もはやどこのトンネルの内部か忘れた。
これは確か五号トンネル前の広場だ。
お弁当を食べたり、目の前の庄内川を眺めたり、バンドの演奏を聞いたりとのんびりできる場所です。
写真にはありませんが、最後の六号トンネルは333メートルと長丁場です。
本当に真っ暗なので気をつけてください。
六号トンネルを抜けると行き止まりなので、引き返して戻ってくることになります。
なかなか大変ですが、廃線マニアは楽しめると思います。
定光寺と言えば廃墟
さて、廃線跡フォトウォークを終えて、定光寺駅周辺探索。
あいかわらず駅前の巨大廃墟、『千歳楼』の迫力はやばい。
また、千歳楼の川を挟んで対面にもちょっとした廃墟がありました。
廃線だの廃墟だの、えらいとこだなこの辺は。
愛岐トンネル群
公式サイト:NPO法人・愛岐トンネル群保存再生委員会
住所:愛知県春日井市玉野町
電話番号:
場所:Googleマップで見る
営業時間:
入場料:100円
備考:車で行くなら、定光寺周辺の無料駐車場に止めてから駅まで歩くのがおすすめ。