岐阜県大垣市、美濃赤坂駅を起点として始まった、西濃鉄道市橋線巡りの旅の続きです。
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楽しい楽しい線路歩きもいよいよ終盤。撮影スポットとして大人気の石切神社を過ぎてしばらく行くと、線路は金生山ふもとの工場地帯に突入します。今回はその工場地帯の中を通りぬけつつ、終点の市橋駅までを紹介します。
まぁ、どっちかっていうと工場地帯の風景がメインです。
金生山ふもとの工場地帯を市橋線とともに歩む
さて、ご覧のとおり市橋線は工場地帯のど真ん中を突入していきます。さすがに工場の敷地内を歩いてはいけないので、迂回します。
しかし、こうして見ると赤緑黄と、カラフルな工場ですね。たかだか三色でカラフルと呼ぶのも言い過ぎな気はしますが。
迂回します。なんだか遠近感狂う工場ですね。ここでもやっぱり色使いが気になる。右のタンクが赤色で、真ん中はクリーム色の理由はなんなんだ?
メタルギアソリッド2のを思い出す工場。足元がスケスケ。慣れないうちはこの階段のぼるの怖そう。
さて、迂回して再び市橋線に合流しました。ここからはずっと市橋線と並走します。
しかし、市橋線に見どころは特になく、ただただ線路が続いているだけです。どちらかと言うと市橋線を挟んで両サイドに立ち並ぶ巨大な工場群の方が見応えあります。
ベルトコンベアでしょうか?ウォータースライダーの廃墟のようでもあります。
ここから金生山に入っていくのかな。見学してみたい。しかし、まぁ、仕事場ですからね…。
しばらく行くと一旦線路が途切れます。
巨大なパイプが織りなすジャングルが素敵すぎます。
うっとり…。もっともっとパイプを増やしてパイプの森にして頂きたい。
これはホッパーですね。貨車に上からザーって注ぎこむやつです。ドリップコーヒーみたいなイメージですかね。
今まで来た道を振り返る。この辺はレールが通行止めになっているので、現在でも完全に使われていないようです。つまり、ここからはスタンド・バイ・ミーしてもOKです。
錆びついた安全第一と、削られたハゲ山。「今日も一日安全作業ヨシ!」などの標語を見るのは面白い。社内コンペとかあるんでしょうか。
しばらく行くとレールが消える。コンクリートに埋められてしまったのかな。
市橋線の終着駅、市橋駅
突然つきました。終点の市橋駅です。ロックシェッドらしきコンクリートの遺構があります。
終着駅にしては何もない…。本当に人が乗り降りする駅だったのか疑問です。まぁでも田舎の路線だし、こんなもんかもしれませんね。
電車に対してわりとギリギリな大きさかもしれません。
横から。天井に穴が開いているので、ロックシェッドではないですね。こちらもホッパーがあったのでしょう。
というわけで市橋駅でした(終わり方あっけない!)。
市橋駅の詳細情報
公式サイト:なし
住所:〒503-2211 岐阜県大垣市南市橋町1315
電話番号:なし
場所:Googleマップで見る
営業時間:なし
入場料:なし
備考:美濃赤坂駅から歩くのはそんなに大変ではない。