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田縣神社の鳥居

ここ、愛知県小牧市の田縣神社(たがたじんじゃ)では、毎年3月15日に豊年祭(ほうねんさい・ほうねんまつり)が行なわれます。だいたいいつも忘れてて参加できなかったのですが、今回は珍スポ仲間と一緒だったので、無事参加できました。

で、この豊年祭ってのは男性器の形をしたお神輿を担いで練り歩くことから、日本代表する奇祭として外国人にも大人気です。メディアでもよく取り上げられることから、平日なのにいつも観光客で賑わっています。平日なのに。

そんな奇祭、豊年祭の様子を、いち男根ユーザーの私が紹介させて頂きます。

豊年祭の屋台も男根仕様に

豊年祭当日の駐車場

当日お昼頃に到着したら、ご覧のありさま。田縣神社に隣接しているスーパーの駐車場が観光客用に開放され、皆さん屋台で買った食べ物を食べてらっしゃいます。あんまり人が多いとうんざりなのでちょっと帰りたくなってしまいましたが、せっかくなので自分も屋台を巡ってみました。

屋台のばなちん

豊年祭名物、ばなちんです。

男性器っぽいチョコバナナ

バナナを男根に見立てたチョコバナナですね。屋台によって、玉ありと玉なしがあります。私は玉ありなので、玉ありを選びました。

ところで玉ありの身から言わせて頂くと、このばなちんは玉の位置が裏表逆だと思います。玉なしの方、おっと失礼。女性の中には何のことだからわからない純情女子もいらっしゃると思うので啓蒙しておきますが、実際のばなちんは玉の位置が逆です。もっと言うと、玉は袋に包まれているので、ここまではっきりと玉らしい玉が付いているわけではありません。

ちなみに玉はマシュマロでできてました。実際の玉もマシュマロのように弱い存在なので、丁寧に扱いましょう。噛んではいけませんよ。

男性器っぽいフランクフルト

あとはフランクフルトなんかも、やはり定番ですね。ご丁寧にフランクフルトの先端に切り込みを入れて、尿道っぽく見えるように細工されています。素晴らしい。

雑な絵

ただ、この随分雑な絵はなんだい?こんな感じの落書き、廃墟でよく見かけます。

チンチンボトル

チンチンボトル。なるほど、ペットボトルのふたとして使えるようです。

様々な男根グッズ

その他様々な男根グッズが売っていました。誰が買うんだこんなもんと思いますよね。

いるんだな、それが。しかし男根なき者、それすなわち女が買うのであればまぁまだ楽しめると思いますが、男根を携えし者、それすなわち男が買っても、なんかあんまりありがたみを感じません。カードゲームのパックを買ったら、しょぼいカードがダブってしまった時のような。「ああ、男根被っちゃた」みたいな。いえ!私は被ってません!そんなわけで、その場のノリで買ったはいいけど、わりとどうしようもないので、誰か欲しい人いたらあげますよ(笑)

珍宝参

珍宝参は人が多すぎて近づけなかった。なんかカステラみたいなやつでした。

今年の豊年祭は熊野神社から出発

熊野神社への道

午後2時になると、田縣神社近くの熊野神社から男性器神輿が出発します。出発地点は毎年変わるようなので、公式サイトを要チェックです。

男性器仕様のお神輿

熊野神社には既にお神輿が用意されていました。狭いスペースなのにここにも人がたくさんで大変でした。

男性器を撫でる女性

男根をさすって笑顔になる男根なき観光客。素敵でした。

運ばれる男根神輿

神輿を担いだと思えばその場に降ろしたりで、いろいろと焦らされてうずうずしながらもようやく運ばれていく男根。

男根が描かれた旗

男根神輿を先導して、男根旗が行きます。これは随分力強いタッチで描かれていますね。名のある方の作品なのでしょう。

何らかの神輿

その後ろを何らかの神輿がついていきます。

男根神輿

そしてメインの男根神輿。こんなに堂々と男根が路上を行く姿をあなたは見たことがありますでしょうか。ないでしょう。今日という日は、365日で唯一男根が我が物顔で闊歩できる特別な記念日なのです。

担がれる男根神輿

ほら、心なしか男根も笑ってる。よかったねぇ。でもちょっと待って!365分の1とはいえ、このように崇められる男根と比較して、女陰(男根の対になる言葉はこれが適切なのでしょうか)の日陰者っぷりよ。おらぁ、いつの日か女陰にも両手を振ってお天道様の下を歩いてもらいてぇ、そう思ってしまいました。

男根行列

シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく
変わらない夢を 流れに求めて

男根神輿が田縣神社で大回転の後、インサート

田縣神社にたどり着いた男根

適度に男根を見送ってからは、田縣神社に先回りして男根がやってくるのを待ちます。鳥居の向こうの男根が見えますか。カモがネギ背負ってやってきた、ならぬ、男根が男根背負ってやってきた、状態です。どういう状態でしょうか。わかりません。

田縣神社に奉納される男根

本殿前では男根が水平回転します。人多すぎて動画がいまいちだったので、まぁ各自頭の中で想像してみてください。

で、最後には男根が田縣神社の本殿に入ります。さらば男根の光。また来年、この場所で、お会いしましょう。

五人衆の一人

すっかりスルーしていましたが、お神輿を担いで練り歩く時、ミニ男根を抱えた五人の女性(五人衆)も歩いて回ります。その1人が本殿前にいらっしゃったので撮影させて頂きました。まぁ別に掲載しても問題ないと思いますが、一応顔を隠しておこう。そして自分一人で楽しもう。

素敵な方だったので私の男根が「連絡先を聞け!」と疼いたのですが、写真だけ撮らせて頂いてクールに去りました。私の男根も、いつの日か脚光を浴びられると良いですねえ。

田縣神社の詳細情報

公式サイト:田縣神社公式サイト
住所:〒485-0004 愛知県小牧市田県町152
電話番号:0568-76-2906
場所:Googleマップで見る

営業時間:豊年祭は10時〜16時
駐車場:50台あるが、豊年祭期間は駐車禁止

備考:祭りのクライマックスは餅投げなのですが、人多すぎたので参加しませんでした。
マジやべーから女子供は参加しないでってアナウンスがあって戦慄。