ごきげんよう。奈良です。さて、8月15日は東大寺の万灯供養会(まんとうくようえ)です。大仏殿の周りに2,500個ほどの灯籠が置かれ、いつもと違ってちょっと素敵な雰囲気になります。しかも大仏殿の窓が開放され、建物の外から奈良の大仏のお顔を拝めます。この窓が開くのは1月1日と8月15日だけなので、年に2回しかない見れない貴重なお姿です。
早速南大門を抜けて、中門に向かいます。
激レア!大仏殿の窓から眺める奈良の大仏の顔!
通常、東大寺の拝観時間は7時半〜17時半となります(夏季)が、この日は19時〜22時までも拝観可能になります。私が訪れたのは19時頃でしたが、既に参拝客がいっぱい。
通常は東大寺の隅にある入口から500円の入場券を購入して大仏殿に入りますが、この日は無料で中門から入れます。つまり、大仏殿の真正面から入場可能になります。しかし、それが可能なのは灯籠・祈願の申込者のみで、一般客はやっぱり隅から入場券を購入する必要があります。平成23年までは一般客も無料だったそうです(笑)
夜の大仏殿。光っているのは灯籠と参拝客のカメラが放つフラッシュの光です。
なかなか綺麗な光景。しかし参拝客のマナーが悪いね。「階段の上で立ち止まって写真を撮らないでください」ってすぐ隣で注意してるに、無視して撮影するんだもの。奈良の大仏の前でそういうことするのはやめてほしいよね。
き、きたーーーーーーー!!!!!
これが年2回しか見れない激レアショット!!!窓から大仏の顔がこんにちは!!まさに窓から顔出す大仏です。なんかちょっと滑稽だね!ちなみに普段の様子は下記記事をご覧ください。
しかしまぁ自分もそうなんだけど、これだけみんな写真を撮っていると、風情がないね(笑)
いつになく人がいっぱい!みんななんだかんだで大仏好きなんですね!良いことです。
大仏殿から中門側を見る。綺麗だねー。灯籠の光だけじゃなくて、普通にライトアップもされてるんだね。
いつもと変わらない大仏殿内部
せっかくなのでちゃんと大仏さんも拝んできました。まぁ、いつもと変わりませんね。というか、今年の1月に拝んだばっかりだし当然か。今年もいろいろありましたよ、大仏さん(あれ?でも大仏さんこんな顔だったっけ)。
毘盧遮那仏と虚空蔵菩薩。
特に意味のない写真。
前回訪れたときに撮り忘れていた増長天と持国天の頭。説明のプレートがありますが、どちらも同じ内容が書かれていて謎。
再び大仏殿の外観
さーっと一周して外にも戻ってきました。この日は一方通行になっていて、参拝客はおびんずる様の前を通って東側に移動させられます。
あら、なんだかこうしてみると日頃地味な東大寺もテーマパークかなんかに見えてきますね。今年の万灯供養会はこれで終了ですが、来年是非訪れてみてください。あ、そういえば帰りに「東大寺」って書いてるTシャツ買いました。
今回の写真は全てRX100M3で撮影しました。軽量コンデジのくせに暗所でも十分撮影できますね。ほんと一眼いらず(自慢)。
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東大寺 万灯供養会の詳細情報
公式サイト:万灯供養会|年中行事|華厳宗大本山 東大寺 公式ホームページ
住所:〒630-8211 奈良県奈良市雑司町406−1
電話番号:0742-22-5511
場所:Googleマップで見る
営業時間:19:00〜22:00
入場料:一般参加客は500円
備考:同日には奈良大文字送り火も行われていて、少しだけ見えました。奈良イベントいっぱいで羨ましい…