顔ハメ坊やだけ右を向いている
滋賀県東近江市です。この地域は「飛び出し坊や」(「とび太くん」とも)の生産地でもあり、多くの飛び出し坊やが今まさに飛び出さんと道路脇で待機している姿を見ることができます。
そんな中、こちらではなんと世界一大きい飛び出し坊やを見ることができます。いやまぁ世界一と言っても日本以外に飛び出し坊やなんていないと思いますが。
で、その巨大飛び出し坊やの全長はなんと180cmとのこと。早速見てきたのでその様子をご紹介いたします。
目次(もくじ)
滋賀県に入ると、道路の左右には飛び出し坊やがはびこる
ちょっと細い道に入ると、動画の通り短い間隔で左右に坊やたちが構えております。ありすぎだろ感ありますが、実際にリアル坊やが紛れ込んでいたあたり効果は抜群かもしれません。
そして巨大飛び出し坊やを見る
さて、問題の飛び出し坊やは国道421号線を抜けて田園を走っていると見えてきます。
でかい、確かにでかい…。しかも通常サイズの飛び出し坊やたちも伴い、群れを作っています。しかしまぁ、ここ田園なので視界はめちゃくちゃ良好です。もはや交通安全的意義よりも、観光名所的意義の方が大きいですね。
こちらの写真だと巨大飛び出し坊やの大きさがよくわかると思います。先に紹介した通り、その大きさは180cm(支え棒は含まないと思います)。
よく見ると巨大飛び出し坊やを支えるためか、いくつかワイヤーが伸びていました。まぁ、サイズがでかいだけで特筆することはないと思います。
滋賀県に飛び出し坊やが多い理由と、巨大飛び出し坊やの出現理由
そばに控える飛び出し坊や。微妙なかすれ具合がスピード線みたいで速さを感じます
それではこの、滋賀県に幅を利かせる飛び出し坊やについて解説していきましょう。まずいわゆる「飛び出し坊や」は、滋賀県に東近江市にある久田工芸によって制作されました。それが1973年のことだそうです。
百姓坊や
以降、滋賀県から日本中に飛び出し坊やが増殖していきました(子供の飛び出しに注意を促す看板や人形自体は、「飛び出し坊や」が登場する前からありました)。そんなわけで、発祥地でもあるここ滋賀県の路上では数多くの飛び出し坊やを見かけるわけです。
また、ちょうどこの巨大飛び出し坊やが置かれている道路は、飛び出し坊やの生みの親であり、前述の制作会社「久田工芸」を営んでいる久田泰平さんの自宅付近とのこと。
そして2013年12月1日に、有志たちの手によって、飛び出し坊やと久田工芸の功績を記念して巨大飛び出し坊やが設置されました。
今も行われているのかどうかはわかりませんが、夜になるとライトアップもされるらしい。素敵ですね。でも脇見運転には気をつけましょう笑
【参考】世界最大(?)の飛び出し坊や「巨大とび太くん」現る@東近江市市原野
この記事の撮影機材
カメラ1:RX100M6
カメラ2:GoPro HERO7 Black
この子達は「飛出しくん」って言うそうな。
滋賀県に来たならぜひ土倉鉱山も観光していってください
長浜市の山奥ですが、こちらには廃墟となった鉱山跡を見ることができます。山の斜面に残るコンクリート群はさながら遺跡のよう。素晴らしい景色を見ることができるので、マニアの方ならぜひこちらも見ていってください。