ここが埼玉の台湾こと聖天宮だぜ
埼玉県坂戸市に来ました。田園広がるこの田舎には、聖天宮(読み方は「せいてんきゅう」)という豪華な施設があります。こちらは台湾の道教の流れを汲んだ宗教施設(公式サイトによると神社でいいらしい)です。
この豪華さとあふれる異国感からコスプレイヤーやカメラ好きに人気のスポットです。実際この日はコスプレイヤーこそいませんでしたが、カメラを抱えた人たちがたくさん撮影していました。自分も、どこを撮っても素敵に写るのでとても楽しく、写真だけでなく動画も撮影してはしゃぎました。
だいたいの内容は以下の動画を見てもらうとわかります!
埼玉にある台湾。
ここは聖天宮という道教の宗教施設で、豪華な装飾が特徴。"映える"のでコスプレ撮影も人気で、専用のプランや控室もある見たい。この日はレイヤーこそいなかったけど、風景撮影してる人はたくさんいた。 pic.twitter.com/bt364foNfC— 斎藤ポポポ (@saitoh_ppp) January 16, 2021
台湾からやってきた!聖天宮
前殿から中庭を見る
入場料500円を払って潜入。聖天宮は道教の宗教施設であり、実は台湾の康國典さんが方が作りました。その人は40歳半ばで不治の病を患ったものの、信仰の力のなんだかんだで見事完治。そのご利益を広めるためにこの神社の建造を計画していたところ、「日本に作ったら?」というお告げを受けてこの地に建立したんだそうです。なんでまた!
絢爛豪華な内装は本場台湾製
しかも台湾の装飾品・台湾の大工さんによって建設されたそうで、まさに日本にいながら台湾を感じることができます。
空に吠える龍
正式名称は「五千頭の龍が昇る聖天宮」らしく、確かに至る所に龍がいます。流石に五千頭は言い過ぎやろ〜と野暮なことを思ってしまいますが、立体だけじゃなくて龍の絵とかも含まれているのかな??
とても広い中庭。この通路の天井、壁面もいろんな装飾があってすごいんだけど、もはやここまでくると目で見えても脳が認識しない。
本殿外観
天門、前殿、中庭を抜けると本殿が出てきます。本殿にはスタッフの方がいて、様々な説明をしてくれます。ただ説明よりも私が持っていたカメラとジンバルに興味津々で、フィルムカメラの話なんかをしてくれました笑
ちなみに流暢な喋り方から判断して、スタッフの方は日本人だと思います。
御本尊とスパイラル天井
本殿もたいそうご立派螺旋状の天井は釘を使わず固定されているようです。
御本尊は「三清道祖」という3人の神様。御三方ともZZ Topみたいなすごい髭をしています。詳しくは知らない。
すごいぜ!透かし彫りの石柱
透かし彫りの石柱
スタッフの方も「注目してください!」と言ってたのがこの石柱。5mの長い石油で、様々な形に透かし彫りされています。
乗ってるの獅子?
このように人や龍などが浮き出るように彫られているのです。しかも大きい石柱とはいえ1つ1つのデザインは精巧で、間違いなく作るのがすっごい大変な作品。
太陽光に映える石柱
どうやって作ったんやろと、作品に思いを馳せながら写真を撮ることで、こちらもまた良いものが撮れるような気がします。
気になる自販機
台湾グルメ入り自販機
休憩所みたいなところには台湾の食品が入った自販機がありました。お茶はもちろん、タピオカミルクティーもあって流行に敏感。台湾好きはぜひ試してみてください笑
この記事の撮影機材
カメラ:RX100M7
台湾旅行を思い出すぜ
2019年、私は台湾一人旅に出かけました。その目的は「九份老街」に行くこと。日本でも超有名で、千と千尋の神隠し的雰囲気だと言われている観光地です。
五千頭の龍が昇る聖天宮の詳細情報
公式サイト:五千頭の龍が昇る聖天宮 | 公式ホームページ
住所:〒350-0209 埼玉県坂戸市塚越51−1
電話番号:049-281-1161
場所:Googleマップで見る
営業時間:10時〜16時
入場料:500円
駐車場:無料でいっぱいあり
備考:公共交通機関でのアクセスはちょっと不便。東武東上線若葉駅から40分間隔のバスあり。