五色園攻略記事第3回でございます。
メインストリートからちょこっと外れたところに立つ2体の像。
ついうっかり通りすぎてしまいそうですがこんなのもあるんですね。
本日はこのお二方にお話しを聞かせて頂きました。
目次(もくじ)
その佇まいはまるで…
なんだかポーズといい人間より二回り三周りも大きいサイズといい特撮的な、往年のウルトラマンシリーズを思い出させますね。
はてさて解説をば。
親鸞さん、26歳の頃不思議な体験をします。
比叡山に向かう途中の赤山禅院をお参りしていたとき、美しい女性と出会います。
その女性、聞けば自分も比叡山に行きたいので連れて行ってくれとのこと。
ところがどっこい当時の社会は性別に厳しい社会。
神聖なる比叡山を女性が登ることは禁止されています。
そこで親鸞さん、悪いけど…とお断りを入れることにしました。
それでもなお食い下がる女性!断る親鸞!入れろ!断る!押し問答!
挙句の果てに「いつまでも女人禁制だとか言ってたら悟りも開けないんじゃないの…?」と、皮肉を込めつつ渋々納得する女性。そして去り際に親鸞さんに"玉"を渡します。
ああそうですかと思っているといつの間にか女性は消えていた…。
と、いうお話し。特にオチがあるわけでもなく、むしろ若干の謎を残して唐突に終わるこの話。ホラーですね。
まぁ相変わらず凡人の僕には何がありがたいのかさっぱりですが、話の内容は置いといて像に目線を移します。
玉…ですね…。
こちらが謎の女性。
左手に玉を持っています。
今回のね、こちらのお話しを聞かずしてね、ただ「この像が持っているこの物体は何か」と聞かれたならば。
これはもう私申し訳ないですけども、間違いなくポンカンと答えさせていただくと思いますよこれは。
こちらは親鸞さん。
その表情はなんとなくとりあえず解放してくれって感じです。
僕も以前町中で知らない人に急に呼び止められてお祈りを捧げられた時はこんな顔してましたね。
まぁせっかくなんでフレームイン。
こうやって見ると…やっぱ結構でかいな。