これは…私が一人で高蔵寺へ行った時の話です。
高蔵寺定光寺近辺は、非常に廃墟が多く、今回もブラリと廃墟を求めて徘徊していました。
すると、いきなり…
橋がありました。
高蔵寺の地味に立派な公園にて
何か広場のようなものになっていましたが、小さい子が住んでいるような雰囲気のエリアではないので、人がいません。
ベンチの配置謎すぎるでしょ
いえ、いました。おばあさんがいました。僕の方をじっと見ていました。まるで不審者でも見るかのように…。
奥まで行くと遊具とかがありました。まぁこの広場は今回の話と無関係です。この広場の近くにある物件が今日の話題です。
高蔵寺にある建設途中の未成廃墟
ありました。コンクリートがむき出しの廃墟です。おそらく未成物件でしょうね。
作りかけのまま放置された物件を「未成廃墟」と呼ぶことがあります
元々この辺は観光産業で賑わそうという狙いがあったようで、その名残なのかもしれません。
突入。
コンクリートと砂利の無機質な空間。こういう非日常的な雰囲気を味わえるのが廃墟の魅力。
奥から外へ撮影。壁がないので外の景色が見えます。庄内川が見下ろせる絶景スポットですが、藪が多くてうまく見えません。
コケー
壁がない側は植物が元気に育ってます。
階段を登って屋上へ(そんな高い建物じゃないけど)
あ、なんか素敵。騙し絵的な。
屋上。コンクリートのブロックがたくさんあるので、この上にも何か建てられる予定だったのかな。
屋上を歩いていると1階に戻る別の階段があった。
こっちの部屋は荒れていて誰かいた形跡が…
幻のラーメン屋みたいになっちゃってる。
遺留物は状態が良く、間違いなく廃墟化してから持ち込まれたもの。落ちてた新聞には岩隈決裂!!ってあったから、新聞から考えるとちょっと古めかも。
小さいながらまぁまぁ楽しめた物件でした。
高蔵寺、定光寺、古虎渓の廃墟ライン
今回訪れた高蔵寺は駅前こそ栄えているのですが、そこから多治見方面に向かうと途端に自然が豊かで人影も少なくなってきます。そして何より、有名な廃墟がいくつか点在する廃墟ロードと化しています。
中でも有名なのが、あの伊勢神トンネルとも並んで東海一とも呼ばれる廃墟、古虎渓ハウスです。半壊しているので見所は少ないのですが、心霊スポットとして大人気の廃墟です。私も意を決して訪れてきたので、是非ご覧ください。