先日、「天空の茶畑」と呼ばれる岐阜県揖斐川町の上ケ流(かみがれ)に行ってきました。天空の茶畑以外にも「日本のマチュピチュ」あるいは「岐阜のマチュピチュ」とも呼ばれていたりします。まぁつまり、標高の高い山奥に茶畑があって素敵というわけです。
「天空の茶畑」にしろ「岐阜のマチュピチュ」にしろちょっとダサめな二つ名なのであまり期待はしていなかったのですが、実際に訪れてみるとこれがすごい。四方を山に囲まれた中にポツンと茶畑がある風景は、写真じゃ表しにくいガチのマジで美しい景色だったので、この夏の旅行先におすすめです。まぁ…岐阜の山奥だからアクセス大変だけどね!
君が代発祥の地、春日にやってきたよ
いきなり本筋とは無関係なのですが、天空の茶畑がある春日は君が代発祥の地らしいです。聞くところによると実際にさざれ石ってのがあるそうな…。でも君が代って作者は不明だったはずだけど、発祥はわかってるんだ?
県道32号線を走り、途中に現れる春日郵便局で小道に入って行くと天空の茶畑にたどり着きます。
見下ろした茶畑はまさに天空の茶畑
唐突にたどり着きました。駐車場らしい駐車場はありませんが、観光客が駐車できるようなスペースは確保されています。駐車料金は無料なのがありがたい。
あたり一面茶畑です。山の斜面に沿っていて更に周りには日陰もないので、ある程度厳しい環境の中散策することになります。暑かった。
茶畑に囲まれるのも素敵なのですが、やはりもっと上から見下さないと天空感はありません。
茶畑の東に、茶畑を一望できる絶好のスポットがあるそうなので、そこに行きます。
その絶好のスポットに行くにはルートが2つあります。1つは長いけど道がなだらかなAルート。2つめは短いけど極端な上り坂のBルート。「坂道だっつっても最短距離で行けるBルート選択するに決まってんじゃん。」と言いながら迷わずBルートを選択。
しかしBルートは写真で見るとたいしたことありませんが、実際は90度かってくらい半端ない坂道が続きます。一応道は切り開かれていますが、とにかく狭くて足元が悪くて大変です。登り切る頃にはもう汗だく。何度引き返そうと思ったことか。女子供老人は絶対に選んではいけません。
上から見下ろす茶畑は、まさに天空の茶畑
山道を登るとそこは…
こ、これぞまさに…
天空の茶畑!!
キツイ山登りをした甲斐がありました。茶畑のみなさーん!こーんにーちはー。しかし見晴らしが良いからといって大声をだしてはいけない。住んでる人もいるからね。
マチュピチュ要素は…?
マチュピチュと言えば、山の尾根にある遺跡のことを指します。そう、大事なのは遺跡なんです。元祖日本のマチュピチュである竹田城は、お城の跡ということでそれなりの遺跡感があります。
しかし、こちら岐阜のマチュピチュは全く遺跡感がないので、マチュピチュ感も…微妙!
とは言えもちろん、こちらはこちらで美しい。だから「岐阜のマチュピチュ」よりも「天空の茶畑」で売り出す方が適切だと思います。余計なお世話ですね!笑
そんなこんなで茶畑を堪能してきました。次回は茶畑の中心からお送ります。
今回の撮影機材
カメラ:Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7
レンズ:SIGMA 標準ズームレンズ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM キヤノン用
天空の茶畑の詳細情報
住所:〒503-2502 岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合1417
電話番号:なし
場所:Googleマップで見る
営業時間:いつでも
入場料:無料ですが、入り口に募金箱があるので任意でどうぞ
備考:天空の茶畑と呼ばれる茶畑は、岐阜以外に静岡とかにもあるそうな。