奈良県です。二上山駅から徒歩数分のところに、屯鶴峯(どんずるぼう/どんづるぼう)と呼ばれる珍スポットがあります。
近くの火山の火山岩が固まって侵食されたりして、なんかこの世のものとは思えない奇岩群が広範囲に渡って形成されています。地味ながら知名度は高いようで、1月2日の夕方にもかかわらずそれなりに人がいました。
本日はこの屯鶴峯からお届けします。
目次(もくじ)
徒歩でも行けるけど車の方が断然おすすめ!
冒頭では「二上山駅から徒歩数分」と書きましたが、実際は30分くらいかかりました。屯鶴峯には最近駐車場ができたみたいなので、車で行くことをおすすめします。
さて、どんずるぼうの入り口には成り立ちなどが書かれた案内文があります。読んでもよくわからないけど、天然記念物であることはわかりました。オオサンショウウオみたいなもんですね。
倒れたら痛そう!どんずるぼうを制覇した
いよいよやってきました。ここらへんがどんずるぼうです。なるほど、確かにゴツゴツしてすごい形状になっています。
ちびっこもいました。はしゃいでこけたら一生モンの傷が残りそうです。
斜面を駆け上がると香芝市を一望できます。見晴らしは大変素晴らしい。しかし、落ちたら…やばいね!
ちびっ子達も頂上到達で大はしゃぎ。
しかしこうしてみると本当に人間が掘ったみたいに削れてるね。何年もかけて自然の力でこうなっちゃったんですねぇ。
ちょっと見渡してみました。
親子でどんずるぼう。どうだ坊主、将来お前も人々を見下ろせるような家に住め。
てなわけで岩がづらーっと続きます。恐竜の背中みたいだ。
しかしインパクトはでかいものの見どころはそんなに多くないかもしれません。だんだん飽きてきました。
しょうがないので細かいところにフォーカス。岩の隙間から生えるド根性植物。
向こうにもまたどんずる親子が。なんだか恐山の風景を思い出してきました。
最後に記念撮影。それなりに楽しいところでした。
防空壕と心霊スポット、そして観測所
さてこのどんずるぼう、歩いていける範囲はそんなに広くないのですが、奇岩自体は奥にも広がっています。
どんずるぼうには第2次世界大戦中に掘られた地下防空壕があるそうです。そしてそんなものがあるからなのかどうかは知りませんが、地元では心霊スポットとしても有名みたいですね。
いろいろと屯鶴峯関係のニュースを探って見ましたが、特に死亡事故や自殺者などがいたわけではないみたいなので、まぁ根も葉もない噂ですね。東京の駅の方がよっぽど心霊スポットだよ。
ちなみに防空壕の一部は、京都大学防災研究所附属地震予知研究センター屯鶴峯観測所(長い)として再利用されているそうです。心霊スポットどころか世のため人のため頑張ってるじゃないか!
屯鶴峯と一緒に観光してほしい珍スポット
奈良県に来たのなら、天理市にも足を伸ばしてみてください。街全体が天理教テイストで統一されており、一風変わった街並みを見ることができます。
また、天理教本部は誰でも自由に参拝OK。広い施設内には"和"を感じさせてくれる空間が広がっていて、天理教を信仰していなくてもなんとなくありがたみがあります笑