前回までのあらすじ
新年早々、レンタカーを借りて九州珍スポット一周旅行を楽しむ斎藤。しかしその行く手を素敵な廃墟や巨大な穴たちが阻む。満身創痍でたどり着いた大分県中津市には、羅漢寺と呼ばれるそれはもうなんとも形容しがたい非常にこの、想像を絶する!壮絶なすごいものが待ち受けていたのであった!(煽りすぎ)
目次(もくじ)
大分県中津市の羅漢寺を参拝
てな訳で羅漢寺です。どうですかこの巨大な岩山。写真下部中央の車と比較してみてください。あなたが昭和生まれの方なら、「熱い!ヤバイ!間違いない!」と口に出さずにはいられない光景だと思います。平成生まれの方は「円周率は3!」とでも言っててください(笑)
羅漢寺は山の上にあるので、そこまで行くには長くくねった道、いわゆるThe Long and Winding Roadを行くか、ロープウェーに乗ってLucy in the Skyするかの2択を迫られます。ただ、Lucy in the Skyの場合は当然with Diamondsなので有料です。覚えてませんが、700円くらいだったと思います。
涙の乗車券を購入して、スキー場のリフトみたいなやつで山を登ります。特にシートベルトなんかはないので怖いです。ただ地面までの距離はそう離れていないので、万が一落ちても怪我の1つもなく生還できるだろうと思います。
ほら、これだけ見ると結構怖そうでしょ?おまけにグラグラ揺れます。
しばらくすると到着します。どうだい、素敵だろう?でも残念なことに、ここから先は撮影禁止なんですよ。「写真に残すんじゃなくて、その目で見て心に残して欲しい」みたいな看板がありました。まぁ仰ることもわかりますが、写真が撮れないんであれば素敵なお寺の素敵っぷりを皆さんに紹介するのも難しくなってしまいます。写真がないんだから、紹介のしようがない(文章で説明するのが大変な)ので、適当につらつらと思いついたことを書きなぐってるに過ぎません。
でも結構皆さん撮影禁止の言い訳を破って撮影してましたよ。そりゃそうですね。せっかくスマホとかいうどこでもカメラをお持ちなのに、この景色を撮影するなと言うのは生殺しですもの。この景色を心に残すよりも、スマホで撮影してSNSにシェアしていいねをもらうことの方が大事ですからね。お寺の言いつけを破ってまで撮影した写真で得たいいね!にはいったいどのくらいの価値があるですかね。うーん南無阿弥陀仏5回分!これには阿弥陀如来も青筋ピクピクです。南を極楽浄土に連れてって!
自分は撮影禁止を守りましたが、住職の意図である生の景色を心で堪能して欲しいと言う思いを尊重できたのかと言われると疑わしいです。今思えばそれはただ撮影禁止と言われたから撮影しなかっただけだったのかもしれません。完全に思考停止人間だったので、ただただ損をしただけの結果ですね。反省、猛省、Love Me Doですね(特に韻は踏んでいない)
てな訳で写真をお見せできないのが非常に残念なのですが、五百羅漢像がもうすげーかっこよかったです!これはもうその名の通り、500体の羅漢っていうまぁお坊さんたちの石像みたいなのがあります。それ自体はそんなに珍しくないのですが、半分洞穴となっている場所にたたずんでらっしゃるんですね。それがもうなんとも言えない静けさで、古代遺跡のような厳かさがありました。
他にもポツポツと見所がありましたが、まぁあんまり覚えてません。とにかく五百羅漢像がね、イケてると、それだけわかって頂ければと思います。ちなみに日本三大五百羅漢の1つだそうです。
で、帰りは再びリフトに乗って山を降りました。しかし素敵な像だったので、写真を撮りたかったな。自分は撮影できなくて残念だったし、住職的にも撮影禁止にした意図通りでなくて、結局ルーズルーズな気がします。でもそんなことはもうどうでもいいんです。そう、答えはBlowin' In The Wind。はっ!ボブ・ディラン!正解!
羅漢寺の詳細情報
公式サイト:なし
住所:〒871-0311 大分県中津市本耶馬渓町跡田1501
電話番号:0979-52-2538
場所:Googleマップで見る
営業時間:不明
入場料:無料
駐車場:たくさんあり
備考:リフトで山頂まで行けます(何もないらしいけど)