栃木県日光市、龍王峡駅から歩くこと数分。だだっ広い駐車場に異質な建物が。ここは『鬼怒川秘宝殿』と言います。日本に現存する秘宝館の内の1つです。
しかし、2014年12月31日に閉館することが決定。というわけで閉館前に行ってきたのでレポートします。
以下18歳未満の方や、人前で見ている方はお気をつけ下さい。
目次(もくじ)
閉館間近!鬼怒川秘宝殿に行ってきた
閉鎖間近ということもあり、なんだかもう既にボロボロ…。しかし思っていたよりも大きいな。早速入ってみます。
いきなり下半身丸出しの人形がお出迎え。周りにもいろんな珍グッズが展示されています。
春画やご神体がありました。金玉というお酒は秋田の地酒で、『きんぎょく』と読むそうな。きんたまではないよ。
入場料1000円を払って秘宝館内部へ
どうせババアが受付にいるだろうと思ったら若いおねーちゃんで驚きつつ内部に潜入。既にパンフレット類はなくなったそうな…。
入っていきなり春画の連続と、大きなご神体がありました。日本の伝統なので無修正で掲載しても大丈夫。
階段の前にあった鬼怒川秘宝殿を舞台にしたであろう映画のポスター。その名も『人喰い秘宝館』トロマ企画みたいなバカバカしくグロい感じなんだろうか。ちょっと見たい。
なんとも言えないキャラクター。なんだかわからないがとにかく楽しそうだ。躍動感がある。
奥にあるご神体は金精大明神という名前らしい。
下にあるお撫で石は、撫でると子宝に恵まれる感じのやつ。『昼間は見てみぬふりの女性温泉客も、夜ひそかに撫でにくるという。』説明文が面白い。
2階は人形たちが織り成すパラダイス
ご神体ゾーンを抜けると男女の人形がたくさんあります。人形に近寄ると音声が流れたり、ちょっとした仕掛けが動いたりします。
この人形は戦に行く前にくんずほぐれつしてる男女の様子を描いたもの。『行かないで…行かないで…行く〜!』というよくわからない音声が流れてました。
一度に4人もの女を相手にする織田信長の人形。足の指を使って女を悦ばす姿はさすがだ。
『嬲』という漢字がぴったりなシーン。昔の時代の女の一人歩きは大変ですね。
農家の娘がお父さんと話している。
娘の背後には板を隔てて男が腰を突き出すようにして立っている。いったい何が行われているのでしょうか…。
人形を抜けると『ラブ・サイエンス』ゾーン。男女の体の違いや、四十八手の一覧が載ってたり。
ご自由に触りくださいと言われても。触られまくって色があせてる部分がピンポイントなのが素晴らしい。
この後ろにはシアタールームがあって、緑がかったアダルトビデオが大きなスクリーンで上映されていた。
マリリンモンローだろうか。セクシー。
最後におみやげコーナー。ジョークグッズがたくさんありました。
フニャチンくん。フニャチン感がたまらないそうな。
ベジタブル珍。『フタを取るとおちんちんが…』という注意書き。意味がわからない。
秘宝館や珍スポットはどんどん減っていくのか
非常にバカバカしくもとても楽しいところでした。閉館になってしまうのは残念ですが、日光の山奥だとなかなか足を運びにくいし、仕方ないですね。
2015年に残る秘宝館は熱海秘宝館のみになりますが、秘宝館という冠がついていなくても同じような観光地はまだまだあります。
彼らがなんとか今後も生き残っていけるように、微力ながら私も足を運んで応援したいと思いました。
鬼怒川飛行殿は解体されてしまいましたが、鬼怒川温泉の廃墟は現役(?)です
鬼怒川と言えば鬼怒川温泉。温泉と言えば廃墟。というわけで鬼怒川にはたくさんの廃墟が立ち並んでいます。中でも某廃墟ホテルはかなりの大規模で、廃墟マニアが頻繁に訪れるほど。もしも廃墟に興味がありましましたら、こちらの関連記事もご覧ください。
鬼怒川秘宝殿の詳細情報
公式サイト:@kinugawahihoden
住所:〒321-2521 栃木県日光市藤原935
電話番号:0288-77-0564
場所:Googleマップで見る
営業時間:9時〜16時
入場料:1000円
備考:2014年12月31日に閉館予定