やぁやぁ我こそは!
栃木県の那須に来ました。で、まぁ、これですよこれ。これねーずっと見に行きたかったんですが、いかんせん那須なんてのは山奥なのでなかなか見に行くことが敵わなかったんですが、今回ついに、お邪魔することができました!
もうこの一度見たら忘れられないインパクト大の巨大像!ジロジロ眺めたので紹介します。
目次(もくじ)
新興宗教団体「神命大神宮」の施設なのさ
黄金の巨大神像そのお顔
でかい像と言えばご存知、大仏様。大仏とは仏像のことであり、仏=仏教。ところがどっこいこちらにいらっしゃるのはどう見ても「卑弥呼様ー!」系のお顔の人で、仏教系の人ではありません。
その名も天手力男命「あまのたぢからおのみこと」と言い、日本神話に出てくるお方です。つまり、仏教ではなく神道です。むやみやたらに建てられた巨大仏とは違い、神道系の巨大な像なのでなかなかレア度は高いと思います。
神命大神宮入り口
そしてただの神社がこんな巨大な像を持っているわけはなく、ここは「神命大神宮」という新興宗教団体の施設だったりします。
始まりは1976年とのことなので、わりと新しめの団体です。ここ以外にも東京、北海道、兵庫、福岡に施設を持ちます。この栃木の施設が最もご立派で派手なのでこちらが本部だと思いきや、東京が本宮とのこと。年に1度、東京内でこの団体の大パレードが行われるそうです。
おててから溢れる水を飲んで無病息災!
この施設内にはお祈りスポットが10箇所くらいあって、それらを1つずつ拝みながら敷地内をぐるぐる巡ると、最終的にこの黄金の巨大神像にお参りできるってわけです。ちなみに拝む際にはマスクを外してねと言われました。なんでや。
黄金の巨大神像の大きさは全長25mくらいとのこと。確かに大きいんですが、森の中に建っているので、巨大建造物の醍醐味である「遠くから眺めてその大きさを再確認する」ことができません。もったいない。
真下から黄金の巨大神像
真下から眺めるのもまた良し。しかし「黄金」とは言ったものの、実際には金でできてるわけではなさそうです。
漲る力!御神水
巨大神像の指の隙間からチョロチョロ水が溢れています。この御神水を飲むと「子宝・お宝(金運)・健康」を得られるとのこと。
お水を飲むための柄杓やコップが使い回しなので、このコロナ禍では気になってしまいますが、まぁ水を飲めば健康になるので問題ないでしょう。
また、この水でお金を洗うと金運アップとのこと。だいたい俺キャッシュレス派だし、スルー。
パノラマ展望台の絶景と言ったらもう
指差しかわいい
巨大神像の後ろにある壁は建物になっていて、内部にはドームシアターという「"世界初"人間の視野より広がる臨場感あふれる高画質全天周映像システムと、迫力いっぱいのデジタルマルチトラック音響システムにて皆様を光と音のおりなす未知の空間にお誘いいたします」空間があるそうです。上映時間は20分とのこと。見なかった。
那須連山
さぁ屋上にやってくると眼下に広がるのは那須の山々。意外とこれほどの山岳地帯だったんですね。
お分かりいただけただろうか
そして向きを変えると…ややっ!
森から飛び出す頭
あ、あれは…!?あの謎の頭の正体はまた別の記事で!
スポンサーを得たいぜ
参拝を終えて外に出る。言い忘れてましたが入場料は1,000円となかなか高額。ただ言えば映画も見れるそうだし、水飲めたんでまぁ良し。
こうして改めて外から展望台を見ると、でかいですねぇ。そしてやっぱり外からだと見えにくい巨大神像。もっと露出増やしてくれよぅ。
外壁には色々と文言が掲げられています。
欲張り
中でも気になったのが「スポンサーを得たい人」なんかこれだけ…生々しいじゃん!笑
この記事の撮影機材
カメラ1:RX100M7
カメラ2:GoPro HERO7 Black
栃木にきたら大谷資料館を見てほしいよ
栃木県。餃子のイメージしかありませんか、特にその北部にはいろんな魅力があります。宇都宮市の北部にある大谷資料館も、栃木を代表する素晴らしいスポットです。
地下に広がる巨大な採石場の博物館で、音楽のPV撮影にもよく使われます。その重厚で神秘的な雰囲気が最高なので、是非ご覧ください!
神命大神宮那須別宮(黄金の巨大神像)の詳細情報
公式サイト:神命大神宮(しんめいだいじんぐう)
住所:〒325-0302 栃木県那須郡那須町高久4−17
電話番号:0287781741
場所:Googleマップで見る
営業時間:9-17時(8月を除き水曜・木曜は不定休)
入場料:1,000円
駐車場:たくさんあり
備考:公式サイトからおみくじ引けるぞ