愛知県、蒲郡市です。ここは何度来ても面白い。廃墟やB級スポットがゴロゴロと転がり、愛知県の中でもトップクラスのやべぇところです。
そんな蒲郡の小高い丘の上に、『ラバーズヒル』(恋人達の丘)というなんとも甘酸っぱい青春スポットがありまして、本日はこちらに関する小ネタを紹介します。
ちなみにラバーズヒルは蒲郡で1番目立つ巨大な仏像、子安弘法大師の真下にあります。目安にしてください(笑)
青春スポットの暗い過去
さぁ、華麗なゲートをくぐって潜入します。
幸いカップルもいないので、彼女と待ち合わせしてて手持ち無沙汰です感を出さずに堂々と入っていきます。
うーん確かにいい眺め。三河湾が一望できます。
でも僕知ってるよ、アレは廃墟ってこと。
あーありますね…。
こうね、鍵を柵に取り付けるんですよ。
二人の愛もLOCKみたいなそういうアレだと思います。
傍から見ると何が楽しいんだって感じですが、当人には楽しいんです。そういうもんなんです。
ふと視線を下にずらすと、何やら怪しげな。
柵の外になーぜーか1本の柵が走ってる。
ってなわけで乗り出して見てみる。
あー…。
下に降りられそうだったので降りてみる。
はいじゃあね、ここでネタばらしです。
ここ、元はロープウェーの駅だったんです。
それが廃止され、跡地は『ラバーズヒル』として再利用されているわけです。
というわけで再び上にあがって振り返る。
確かに、なんというかこう入場ゲートって感じしますね。
こう見るとなんとなくわかりますね。
恐らく両側の溝がゴンドラの発着場だったんでしょう。
まぁ恐らく赤字垂れ流しだったであろうロープウェーよりは、
こうやってカップル向けに整備した方がいろいろと良さそうですけども。
とはいえカップル向けのスポットが元廃墟っつーのも縁起の悪い話。
蒲郡市にとってはひた隠しにしたい過去でしょうなぁ。僕は全力で掘り返しますが。
蒲郡に来たら廃墟観光はどうですか?
蒲郡は愛知県の中でも屈指の珍スポット地帯です。中でも三ヶ根山を中心とした廃墟群がすごい。
さらにその中でもひときわ目立つのが、上記関連記事で紹介している三州園ホテルです。火事で焼け落ちた外観と言い、その規模と言い、東海地方を代表する廃墟と言っても良いでしょう。
以前、そこの管理人に話を伺ったところ、「納骨堂にする」という話を聞いたのですが、現在でもバリバリ廃墟として現役です(笑)
ラバーズヒルの詳細情報
公式サイト:なし
住所:〒443-0021 愛知県蒲郡市三谷町南山14
電話番号:なし
場所:Googleマップで見る
営業時間:いつでも
入場料:無料
駐車場:子安弘法大師の足元に停められます
備考:ちなみにこのロープウェーは大秘殿に繋がっていたと聞きます。