小ぶりな大仏さま
富山県砺波市に来ました。この辺りは庄川温泉郷と言って、チラホラと温泉があるらしいんですが、私が向かったのはご覧の通り、大仏です。
蓮華座含めて10mってことでそんなに大きくはない、わりとその辺にありそうな大仏なんですが、実はこの大仏すごくて、その素材の一部に人骨が使われているとのこと。すごいぜ。
ウサミミ
富山三大大仏の1つらしいけど、ベスト3ってよりは、たまたま富山に3つ大仏がありましたって感じ…。
富山が誇る人骨大仏
名古屋大仏カラー
てなわけでドカンとご対面。1933年に建てられたということで、結構歴史は深い大仏さんです。青銅製っぽい色してますが、コンクリート製とのことです。
見た目じゃわからないけどね
しかし!実はただのコンクリートではございません。そう、なんと人骨が含まれているとのことです。その数10万体。
ただし、ご覧の通り年数の割に非常に状態が良い。これまで何度か修復が行われたそうなので、そんなにおどろおどろしい感じはなく、見た目はフツーの大仏さん。
お金持ちそう
顔を見るととってもジト目。実際奈良の大仏とほぼ同じような目のタイプなんですが、塗り分けの問題か黒目のサイズの問題か、なんだかコミカルに見えてしまう。
ウサミミ
例の3大大仏の1つ、高岡大仏のお顔と比較すると、そのコミカルさが際立つと思います。
コミカル軍団
マッチョ鬼さん。
北陸ならではの風除室構造
お寺界のアップルストア
大仏さんお隣にある本堂、これが北陸スタイルを取り入れた建築で面白いなと思いました。
反射大仏
風除室って言うんですかね?建物全体をぐるっとガラス化アクリルで囲って、風や積雪を防いでいます。
なかなか素敵なプレイスでした。
大阪にもあるお骨仏
ところ変わって大阪。こちらには今も人骨を混ぜた仏像を造っているお寺があります。その名も一心寺。わりと繁華街にあって参拝客も多いお寺の片隅に、お骨仏が並んでいる様子を見てきました。
この記事の撮影機材
カメラ:α7C
庄川大仏の詳細情報
公式サイト:なし
場所:Googleマップで見る
訪問年:2021年