いつの話だよってくらい昔の夏。
その日私は奈良にいました。
『飛鳥寺』行きのバスに乗り、目的地まで揺られます。
バスなので降車駅が遠い程運賃が高くなるんですが、ここのバスは特殊で、乗ってると運賃が下がることがあって驚きました。
バスを降りて日陰のない奈良の盆地をボチボチ歩くと見えてきました飛鳥寺。
飛鳥大仏
はいはいはい。
『飛鳥寺』って名前から大体察しはつくと思いますが、ここのお寺超古いです。
皆さんご存知あの『蘇我馬子』が作ったとされる寺です。
西暦600年とかそんなもんですね。
で、こちらの『飛鳥大仏』もそんくらいに作られた大仏です。
つまり日本最古の大仏と呼んでいい。
ちなみに奈良の大仏が西暦750年頃に建設されているので、150歳くらい年上の大仏になるのですねぇ。
像高は2.7メートルなので果たしてこれを大仏と呼んでいいのかどうかはわかりません。
とはいえ大仏の定義なんてバラバラなので難しいところですが。
とまぁこんな歴史ある大仏を珍スポット呼ばわりしたら罰が当たりそうなのですが、桂三枝似のそのご尊顔を眺めているとどことなく珍な雰囲気が漂う気もする。
しかしこの飛鳥大仏さん、建設されて以降かなり補修されちゃってる模様。
なのでどの部分が飛鳥時代のものかはよくわかってない。
どうでもいいが爪が長い。
更に非常にどうでもいいけど、僕が一人で大仏を眺めていても住職さんはスルーだったのですが、
カップルが大仏を眺めていると『写真撮ろうか?』とか積極的に話しかけてて切なかった。
飛鳥寺
公式サイト:http://www.kasugano.com/kankou/asuka/index6.html
住所:奈良県高市郡明日香村飛鳥682
電話番号:うゆ?
場所:Googleマップで見る
営業時間:ふにゅ〜
入場料:300円
備考:近くに蘇我入鹿の首塚ある