田舎の夜道に突然現れる派手な電飾。クソびびった。
2010年のクリスマスのこと。夜中に岐阜県は瑞浪市まで車を走らせていると、田舎道に突然煌びやかな光と装飾が飾ってある謎の物件を見つけました。
あたり一面真っ暗な中、突然こんな派手な電飾と、ライトアップされる巨像の姿に興奮しつつもやばいところに来てしまったのではないか?とドキドキしながら写真に収めたのですが、いかんせん夜中であり何が何だかよくわからん。というわけで後日明るいうちに、「こま犬の里」と呼ばれているこの謎の施設にやって来たわけです。
瑞浪市に突然現れる巨大な像
国道363号線と419号線が合流する交差点に狛犬たちがいます。明るいうちに来ると多少インパクトは減りますね。周りに何もないこんなところでなぜこんんな大きな狛犬像があるのか謎。そして2010年のクリスマスにこんな場所をドライブしていた俺も謎。
やって来ましたこま犬の里。うん、やはり日中だと地味です。
ただまぁ、正面から撮るとなかなかのインパクト。口が閉じているものと開いているものがいて、阿吽を表しています。
世界一大きい美濃焼の狛犬
これらの狛犬、結構な大きさです。調べてみると高さは3.3メートルで、世界一大きい狛犬としてギネスにも登録されているんだとか。狛犬って日本以外でもあるの?
1990年に、瑞浪市制35周年などを記念して、183日の日数をかけて作成されました。この辺りの地域の代表的な工芸品である美濃焼で作られてます。その焼き時間は12日間にも及んだんだとか!写真ではわかりにくいんですけど、ちょうど足の部分がカマドになっているそうです。
狛犬に隣接する八王子神社には、同じく美濃焼だと思われる陶磁器がたくさんありました。だいぶ状態は悪いけど。
ジャビット君!君は犬じゃなくてうさぎだろう…!
狛犬の裏には世界一大きい茶釜がある
他にもなんかないかなと裏に回ってみると、これまた謎の物体が。
こちらは茶壷。大きさを比較するものがなくて分かりづらいですが、それなりにでかいです。まぁ、うん、でかいね…。
この茶壺も、高さ5.4メートルを誇り、世界一大きい茶壷としてギネスに登録されているそうです。大きい茶壺とかニッチすぎないか(笑)
地元密着系珍スポット、こま犬の里でした
というわけで偶然発見したわりに楽しめました。でもやっぱりあのクリスマスの時に出会った衝撃が忘れられませんね(笑)
他に観光するべきところもないような辺鄙なところにあるので、これだけを目的にするのはちともったいない旅行になると思いますが、もしも瑞浪に訪れた時には、このこま犬の里にもお立ち寄りください!
こま犬の里の詳細情報
公式サイト:世界一の美濃焼こま犬 | 瑞浪市
住所:〒509-6363 岐阜県瑞浪市陶町大川
電話番号:0572-68-2111(瑞浪市役所)
場所:Googleマップで見る
営業時間:いつでも
入場料:無料
駐車場:あり
備考:狛犬と獅子の違いがよくわかりません!w