むしられたおにぎりせんべいみたいな
青森県に旅行に行った時の話をします。この日私は恐山での参拝を済ませ、次の目的地である仏ヶ浦(以前は「仏宇陀」と呼ばれたそうな)に向かいました。
この仏ヶ浦、以前から気になっていた場所でした。何と言ってもその見た目のインパクト。波、風、雪、様々な要素で削られていった巨岩が、まるで仏像かのように立ち並ぶ様子はまさに珍スポット。
行ってみたくて仕方なかったんですが、下北半島の西の果てにあるのでアクセスがなかなか大変。今回なんとか辿り着くことができ、カメラだけでなくドローンでも撮影することができました。ぜひご覧ください。
目次(もくじ)
まずはドローンで撮影した仏ヶ浦の動画でもご覧あれ
まずはGoProとドローンで撮った仏ヶ浦の動画をご覧ください。
また余談ですが、この動画の撮影中、急にドローンが操縦不能になって落下して焦りました。どうにもならんのでただただ見守っていたら、自動的に復帰してくれたので事なきを得ましたが、怖かったです。その時の動画はこちら。
ドローンが突然操縦不能に陥り、転落していく動画。
何もできずただ見守るだけだったけど、自動的に立ち直りコントロールも戻った。風は強くなかったし、無茶な動きもしてないはず。原因がわからん。やはりドローンは一歩間違えば危険な道具ということを再確認。冷や汗でした。 pic.twitter.com/h1FpAKIRTy
— 斎藤@CB250R (@saitoh_ppp) June 29, 2019
10万もしたのでそう簡単に壊れてもらっては困る笑
仏ヶ浦へのアクセスは大変!帰り道は10分程度階段を登り続けます
こんな素敵な名所なんですが、ここに辿り着くのがなかなか大変です。そもそも仏ヶ浦があるのは下北半島の西海岸。むつ市からは車で1時間かかります。しかもほぼ1車線なので、遅い車がいるとより時間がかかる。
また、上記の動画をご覧頂けるとわかると思いますが、仏ヶ浦の最寄りの駐車場からは15分程度徒歩が続きます。行きは階段を下るだけなので余裕ですが、帰りは逆に15分間ずっと登り。結構きつかったです。高齢者はほんと休憩しながらじゃないとやばいと思うのでお気をつけください。
美しい海と巨大な奇岩
巨岩群も素晴らしいのですが、海が本当に綺麗。美しい。底まで透き通っていて、小魚が泳いでいる姿を確認することができました。
山口県の角島もこんな感じで海が透き通っていて綺麗だったし、さすがは日本海という感じですね。
では素晴らしき仏ヶ浦の奇岩群をご覧ください。
さながらエアーズロック(言い過ぎ)
カッパドキア感あるね。
「如来の首」「屏風岩」など、名前がついている岩もあるそうです(特に案内があるわけではないので、どれが何かはわからんかった)。
地面ゴツゴツ
夏はライトアップされるそうです。
トゲトゲ岩
こんな規則的にギザギザした岩が自然によって作られたものってんだから驚くよね。与那国島海底地形の自然説も納得です。
仏ヶ浦の遊覧船
仏ヶ浦港
佐井港への遊覧船も出ていて、海上から仏ヶ浦を眺めることもできます。
パッとみた感じ仏ヶ浦開城観光株式会社と佐井定期観光株式会社の2社が船を出していて、料金はどちらも往復で2,400円とのこと。
【参考】時刻表・料金 - 仏ヶ浦の観光遊覧船|仏ヶ浦海上観光(株)【公式】
【参考】時刻表&料金表|仏ヶ浦行き観光船・遊覧船|佐井定期観光(株)
青森観光の際は恐山とセットでどうぞ
青森県の下北半島と言えば、下北駅からバスで行ける恐山もおすすめです。恐山では宿泊することもでき、アツアツの温泉に入れる他、精進料理を食べることもできます。実際、24時間恐山を堪能してきた様子を記事にしているのでこちらもご覧ください。
この記事の撮影機材
カメラ1:RX100M6
カメラ2:GoPro HERO7 Black
カメラ3:DJI Mavic Air
仏ヶ浦の詳細情報
公式サイト:なし
住所:〒039-4712 青森県下北郡佐井村大字長後
電話番号:なし
場所:Googleマップで見る
営業時間:いつでも
入場料:無料
駐車場:無料駐車場があるものの、駐車場から15分程度歩きます
備考:遠い