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由布岳と鶴見岳

大分県由布市です。あちらに見えるのがおそらく「由布岳」と「鶴見岳」ですね。思えば遠くに来たものです。

さて、大分県と言えば「おんせん県」と呼ばれるほど温泉がわんさかある場所です。湯布院、別府と、日本屈指の温泉街が大分県内でひしめきあってるわけです。

ひしめきあってるけど、当サイトいたみわけ.comが呑気に温泉レポートなんてするわけないじゃないですか!

というわけで大分県の真っ当な観光スポット紹介はよそに任せて、当サイトでは珍スポット好きにおすすめの一風変わった観光スポット「大分別院 正雲寺」を紹介します。

このゲートが珍スポット!合掌しているゲートをくぐってお寺に入る

正雲寺の合掌ゲート
同じポーズで自撮りをキメれば抜群のインスタ映え

こちらが正雲寺入り口でございます。みてくださいこのゲート。合掌しております。この謎の合掌作りのゲートが話題を呼び、珍スポット好きの間でも人気のある物件です。

どうでもいいけど、私は2年前にもここを訪れたのですが、その時の写真データが消失してしまったので2回目です。前回はこのゲートの前で自分も合掌スタイルで自撮りしたのを覚えています。うぐぐ…。

合掌ゲート裏側

くぐり抜けました。このゲート、「合掌大門」というらしいですね。裏側に名称が書いてありました。

ふと「これは鳥居の代わりなのか?」と思ってしまいましたが、ここはお寺なので鳥居ではないですね。ちなみに世の中には合掌鳥居と呼ばれるものがありますが、こちらの合掌大門とは何も関係ありません。

正雲寺は居抜き物件!境内には大観音もあり

合掌ゲートと馬頭観音

広い境内には2対の大観音もあります。そちらを紹介していきつつ、このお寺の裏話をご紹介しましょう。

実は正雲寺は2012年にできたばかりのお寺です。なんと築10年未満!と思いきや、実はこのお寺、居抜き物件なのです。

馬頭観音
馬頭観音。でかい。

元々は「善徳院」と呼ばれるお寺で、こちらの観音様や合掌ゲートはその時からありました。それを正雲寺が買い取って、引き継いで運営しているそうです。詳しい情報は以下の記事も参照してみてください。

なお、現在の名称が「大分別院 正雲寺」となっているように、本山は福島県会津若松市にあります。そちらもまたたいそう立派なお寺だそうで、いずれ見てみたいです。

請願大観音
もう一方の大観音「請願大観音」

さて、この正雲寺を観光する際には気をつけて欲しいことがあります。それは、すんごい吠えてくる犬がいることです。奴はどこからともなくやってきて、参拝客にこれでもかと言わんばかりに吠えます。

しかしご安心を。この犬、常に一定の距離を保っていて、こちらから近づくと逃げます。

ちょうど飼い主と思われる方もいて、その旨説明を受けました。どうも過去に虐待された経験があって、そのトラウマから外部の人間にビビっているようなのです。

請願大観音のアップ

なので下手に追いかけ回してこちらから手を出さない限り、問題はないでしょう。詳しい経緯は知りませんが、おそらくそんな状況の中、お寺の方に引き取ってもらえたのでしょう。よかったな、犬。

そんな正雲寺ではペット葬儀も行なっているそうです。

気になる隣の博物館

正雲寺のお隣には、「世界文化資料館」と書かれ、なんだかメルヘンチックにデコレートされたお庭が特徴的な建物があります。

たくさん立っている看板には「世界は一つ!人類は同じ!世界に友愛と平和を!!」と書かれているものもあります。なんなんだ…。

Googleマップによると閉業と案内されているので、もうやっていないんだと思いますが、気になる…。調べてみると2011年5月に、井上香都羅さんによって開業されたようなのですが…。

正雲寺に訪れた珍スポットファンのブログはたくさんありますが、こちらについて紹介しているブログもなく。訪れたことある人いたら教えてください笑

この記事の撮影機材
カメラ:RX100M3

正雲寺と併せて観光してほしい大分県の珍スポット

大分県中津市には「大石隧道」と呼ばれるトンネル…うーん、「穴」があります。そう、トンネルとは呼べないくらい、「穴」です。巨大な横穴です。

なただの横穴ですが、冒険してる感半端ない体験ができるおすすめのスポットです。ただし、今にも崩れそうなのでご注意ください。

大分別院 正雲寺の詳細情報

公式サイト:トップ - 吉祥山正雲寺 大分別院
住所:〒879-5525 大分県由布市挾間町朴木1027
電話番号:0120-683-583
場所:Googleマップで見る

営業時間:不明
入場料:無料
駐車場:あり

備考:境内には美術館も併設されています(入場料500円)