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大谷資料館の巨大空間

あまりにも非日常的な体験だったので、今日の記事は長いです。
先日栃木県宇都宮市にある大谷資料館に行ってきました。

ここは大谷石の採石場としてとっても古くから使われていました。現在その一部が『大谷資料館』として一般公開されています。

宇都宮駅から大谷・立岩行きのバスに乗車し、『資料館入口』で降りるとやつはもうすぐそこです。

軍需工場もあった?大谷町のすごい景観

大谷資料館駐車場

大谷町は、大谷石の採石場として有名です。なので町のいたるところに切りだされた石の跡があります。大谷資料館の駐車場にもこの通り、四角くカットされた石の跡を見ることができます。

大谷資料館駐車場全景

スケールがすごい!地上でこんな感じなので、地下はもっとすごいんでしょうね。
ちなみに戦時中は地下軍需工場として使われていたこともありました。それらの遺構は今でも残っているようですが、立入禁止か埋め立てられています。

大谷資料館に行ってきた

大谷資料館入口

大谷資料館の入り口です。これから巨大な地下神殿に行くわけですが、その入口は小さくて地味ですね。

巨大な採石場跡

すげー!
地下に下って行くと、石に囲まれた広い空間に出てきました。
周りはもう、全部、石!

周りは全て石の空間

真冬なので気温は低く、2℃と示されていました。
でも風が吹かない分、外よりましかも。

ピラミッド内のような環境

まるでピラミッドの中にいるようですね。行ったことないけど。
ずいずい階段を下って奥へ進みます。

見上げてごらん

途中で見上げてごらん!と書いてある案内が。
見上げてみます。

現在地を知るための縦穴

四角い縦穴が空いていた。
自分たちの位置が地表のどの辺か確かめるための穴なんだって。へー。

平らな切出跡

最深部まできました。四角く巨大な空間が広がります。

ライトアップとBGMで際立つ神秘さ

施設内では色とりどりのライトやBGMのおかげで、神秘的な空間をより一層際立たせてます。

規則的な傷は機械での採石によるもの

壁には機械で砕石した際の跡がついています。
昔はこれを手掘りでやってたんだとか!手掘りって言っても爪とか使ったわけじゃなく、ツルハシとかを使うことね。

規則的な縦と横

宇都宮ということで東京からもアクセスしやすく、新年早々観光客も多いです。
資料館だけじゃなく、大谷町一帯は面白いので一見の価値有りですよ!

板野友美がPV撮影を行った舞台

舞台っぽいところ。ここで板野友美が『Little』のPV撮影を行ったんだとか。
せっかくなので自分も舞台に立って撮影してもらおうと思ったものの、こういうときだけ周りに観光客がおらず、撮影してもらえなかったので断念した。

B'zがPV撮影を行ったプリエール教会

こっちは普段公開してないみたいだけど、たまたま特別公開中だった。
この空間は『プリエール教会』という教会なんだって。結婚式もできるみたい。

B'zの『May』のPVも大谷資料館で行われていて、この教会がでてくるシーンがあります。

最深部から入り口を見る

降りてきた階段を引き返す。

見上げてみたところ

さっき見上げてごらんの看板があったところだ。

地下坑道はまだ続く

まだまだ広大な空間が続きます。
立ち入り制限されているところもあるので、全長がどのくらいかはわかりませんが、柱の部分を除くと東京ドームが入るくらいはあるんだとか。

大谷資料館でPV撮影を行ったアーティストの写真などが飾られている

板野友美とかB'zとか言ってたけど、大谷資料館でのPVの撮影は古くから行われていて、歴代の写真が飾られていました。三代目 J Soul Brothersもやってたので、自分もメンバーに入っていたらここで撮影できたんだと思うと残念でした。

PVだけでなく、コンサート、発表会、いろんなイベントで使われているそうですよ。

大谷資料館地下坑道入口部分

そんなこんなで一周して元に戻ってきた。
なんだかマリオ64のピラミッドみたいなところだった。

あまりに非日常的な光景に驚きました。超楽しかったです。
ここはもうすっごいおすすめです!宇都宮観光の際は餃子と共に是非!

大谷資料館の詳細情報

公式サイト:http://www.oya909.co.jp/

住所:〒321-0345 栃木県宇都宮市大谷町909

電話番号:028-652-1232

場所:Googleマップで見る

営業時間:9:00〜17:00 (最終入館は16:30まで)

定休日:12月29日~1月1日

入場料:700円

備考:最近チェッカーズのサインが発見されたそうです