さぁさぁ有無を言わさずやって来ました岐阜県高山市。
こちらには『飛騨開運乃森』というまぁB級スポット的カテゴリーの観光地があります。
早速入場料500円を払って入場。
で、でかい!!
入ってみるとやったらでかい小屋がポンポン立ってます。
まぁどうでもいいんですけど、小屋の隙間から崇教真光世界総本山がチラチラ見えるのがすげー気になるー。
小屋の中を見てみます。
あららあららら大きな『布袋』さん。
そう、実はこの大きな小屋の一個一個に巨大な七福神が祀られてます。
お次は『毘沙門天』と『吉祥天』。
夫婦ですね。
普通七福神と言えば『吉祥天』は入らないんですが、ここではスタメン入りしちゃってます。
その代わり『寿老人』が『福禄寿』と同一人物であるとされています。
ややこしいですね。
でかい。
7.5メートルとのことだけど、数字以上に大きく感じました。
これらの巨像たち、なんとまぁ1本の木でできているらしいです。
しかも1本1本が樹齢何千年もの木とのこと。
すげー!!!
ハチの巣みてー。
『福禄寿』
通称頭パンパンマン。
ちょっと怖い。
足下には原型となった木造が置いてあります。
ちなみにこの日僕らを案内してくれたおじいさんはこの原型を作った人でした。
僕も老後はそんな生活したいですって言ったら『お金ないよ』って言ってました。
またまたぁ〜。
『弁財天』
左手が若干おかしなことになってますが、それもご愛嬌。
最後に『大黒天』と『恵比寿』
毎度おなじみ高笑いコンビです。
赤黒いのがまた恐ろしい。
大黒天か恵比寿かどっちだったか忘れてしまいましたが、
どちらかの元となる木を運んでいたら、木に雷が直撃したんだとか!
逸話も挟んできますねー!
荒々しいノミの跡も見られるんですが、細かいところは繊細に彫られていて、
素人目でも技術力の高さを思い知らされます。
そんなところで壁には1枚の写真が。
写真向かって左が中村円正さん、右が山村佐藤兵衛さん。
前述の通り、原型を作ったのはここの施設のおじいさんで、巨像の制作はこのお二人に依頼したそうです。
山村さんは経営者として成功を収め、また町会議員を勤めた経験もある人で、
中村さんは29歳で男の生きがいを求めて脱サラし、独学で円空彫りを始めたというハードコアなお方。
二人とも既に他界していますが、当時は『飛騨の甚五郎コンビ』と呼ばれ評判だったそうです。
当時の写真を見た後、改めて見ると…
いやぁ〜匠の技を感じますなぁ〜
実はここに訪れたのは2度目なんですが、何度来てもガツンとやられるすごいところですね。
是非実際に訪れて体験してほしいところであります。
もうちょっとだけ続くんじゃ
こちらは無料で入れる飛騨開運乃森のお土産屋さんです。
そう簡単に手は出せない価格ではありますが、こちらもステキな仏像が並んでいます。
自酒もありますよ!
てなわけでよっこらせっと店を出て、忘れちゃいけないもの1つ。
木々に隠れて見えにくいですが、こちらにも大きな小屋があるんです。
中を覗くとこちらも大きな『不動明王』が。
俺も七福神に加えてくれと言わんばかりの激怒フェイス。
こちらも無料で拝めます。
岐阜高山 七福神 B級スポット 仏像 大仏
公式サイト:これかな?
住所:岐阜県高山市西之一色町3-2021
電話番号:0577-33-3317
場所:Googleマップで見る
営業時間:ややこしいから公式サイト見て
入場料:500円 ※子供料金、団体割引あり
備考:これでB級スポット扱いならどこがA級なんだってんだよ