知多半島の南端にあり、心霊スポットと名高い『岩屋寺(写真上)』というお寺の近くにある、通称たぬき寺を紹介します。
正式名所は中之院というのかな?ちょっとした霊場みたいなところです。
ここには太平洋戦争で死んでいった軍人さんたちの像があります。
その像は、あの浅野祥雲が作ったものだというのだから驚きです。
『たぬき寺』らしく、たぬきの置物がいっぱい!
その岩屋寺のすぐ近く、中之院です。
別名たぬき寺と言われるように、敷地内にはたくさんのたぬきの置物があります。
かわいい。
野生のたぬきは結構怖いけど。
なんだか魔導師チックなたぬき。
カエル。
浅野祥雲の軍人像
で、ここにきた目的は、浅野祥雲が作った軍人像。
軍人像が敷地の奥まったところに集まっています。
軍人像の目の前にきました。
大きさ1メートル前後の小さな像が、土台に乗せられて直立しています。
確かに浅野祥雲らしい特徴的な顔をしています。
戦争に行く前に撮った写真を元に、これらの像は作られました。
あくまでも写真に忠実に作られているみたいです。
なのでとても生々しく、兵隊たちも身近な人間なんだなと思い起こさせます。
お茶とお花のお供え物。
元々これらの像は覚王山の日泰寺近くにあったのですが、こちらに移設されました。
でも未だにちゃんと参拝に来る人がいるみたいですね。
彼らは、わずか数日間の内に全滅させられてしまった隊員らしい。
どことない若々しさが逆に辛いですね。
しかし浅野祥雲先生は仏像だけでなく、こんなものまでも手がけていたのですね。
びっくりでした。
浅野祥雲マニアなら是非行ってみてください。
中之院の軍人像
公式サイト:ない
住所:愛知県知多郡南知多町山海土間48
電話番号:知らない
場所:Googleマップで見る
営業時間:多分いつでも行ける
入場料:なし
備考:近くの駐車場がくさい