これが総額100万円越えのディズニー英語システムフルセットや!(余計なものも置いてある)
2024年9月、ディズニー英語システム(通称「DWE」)を購入しました。DWEには様々なプランがあり、その中でも最も高額なフルセットプランで、購入金額は100万円以上でした。
今回嫁が非常に乗り気で、そこまで言うのならという思いで購入に至りました。嫁は「これで英語ペラペラや!」と目を輝かせていますが、私としてはこれで英語がペラペラ喋れるようになるわけがないという印象です。ぶっちゃけ100万円払うほどの価値はないと今も思っています。
契約に至った理由、教材への印象、教材が届いて実際にどのように使用しているのか、について私の体験談を紹介していきます。
目次(もくじ)
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ディズニー英語システムを契約した理由
Blu-rayやCDを使って遊びながら英語に触れる
契約に至った理由は、うちの嫁が非常に乗り気だったからです。彼女自身英語に苦手意識が強く、それゆえに子供には早くから学ばせたいという気持ちが強いようでした。また、教材を通じて自身も英語に慣れていきたいと。
そこまで言うのならという感じで購入を決めました。高額商品ではありますが、どうせ買うならフルセットだろうということでフルセットを選びました。
というわけで半ば流されながら契約したわけですが、私自身はこのDWEに対してあまり魅力的には感じませんでした。その理由としては、「100万円もの価値があるのか?」と疑問に思ったからです。
100万円の価値はないと考えた理由
オリジナルなおもちゃは素敵だけども
「どうせならフルセット」とか言っておきながら、「100万円の価値がない」と言うのはなかなかひどいと思いますが、その辺踏まえて理由を解説していきます。
なお、あくまでも「100万円の価値がない」という話であって、「教材がダメ」というわけではありません。教材自体は良いものだと思いますが、「価格と見合っているのか?」というのが主題です。
原価が安いと思われる
喋るんだけど全然活用できてないミッキーさん
今回購入にあたって、日曜日に営業マンが自宅に訪れました。そしてみっちり3時間お話を聞いて、最終的に購入に至りました。
このようにディズニー英語システムは資料請求すると営業マンがやってくるスタイルなわけです。しかも日曜に3時間ですからね。当然、その分人件費が高額になるため、商品価格も上がります。
さらに教材にはディズニーのキャラクター、正規の映像、正規の声優を使用しています。そうなればライセンス料も高額でしょう。
というわけで、100万円の商品価格には人件費やライセンス料といった、英語教材の良し悪しとはほぼ無関係なところの費用が多く含まれていると思いました。原価がどうこう言うのは野暮ではありますが、なかなか見過ごせないコストです。
英会話教室なら双方向の学習が可能
DWEは基本的にはインプット中心の学習システムです。どんな学習でもそうですが、インプットだけでなくアウトプットも必要です。
ディズニー英語システムは楽しく遊べると思いますが、やはり英語学習という点ではインプットだけでなくアウトプットもできる英会話教室の方が良いのではないかと思います。
実際に自分自身、英会話教室に通っていた経験があります。自分の話す英語の発音の誤りを多数指摘してくれて、短期間の受講でしたが今でもとても有意義だったと感じています。この辺は講師にも左右されると思いますが、インプットだけだと誤りを正す機会も訪れません。どうせ高いお金を払うなら、アウトプットや自分に合わせた指導を受けられる英会話教室の方が効率が良いのではと思いました。
すべての面倒を親が見る必要がある
こういう小物類も全く使いこなせてない
DWEのような教材は自宅で手軽にできるのがメリットですが、逆に言えば「親が遊びを促し、付き合ってやる」必要があります。習い事だと親の役割は教室に送り迎えするだけで、あとは全部講師にお任せできるわけです。
教材を生かすも殺すも親次第。「これやってみて」と渡すだけでは絶対にやりません。親が付き添って一緒に遊んでやらないと無駄になります。言ってみれば、「100万円払って、その上で親の時間も投資する」必要があるのです。
DWEをフル活用するために心がけること
だいぶネガティブな話をしましたが、せっかく契約したのでもちろん思い切り有効活用しようと思います。また、そもそも英会話とDWEだとゴールが違うのかもとも思いました。その辺を解説していきます。
一緒に遊ぶ
映像内で使われているおもちゃが出てくるので子供も喜ぶ
先の通り、一緒に遊んでやらないと全部無駄になります。ちゃんと映像を見るのも、おもちゃで遊ぶのも、全部付き添ってやりましょう。
アウトプット環境を構築する
先の通り、DWEにはアウトプット環境がないので深い学習ができません。そのため、アウトプット環境を作ってやる必要があります。
おすすめなのは、DWEのオプション的に用意されている月額3,740円(税込)の「ワールド・ファミリー・クラブ」に入会することです。これに入ると、様々なイベントに参加できたり、特典が受けられたりします。
中でも週一回、電話でネイティブの先生と一緒に歌を歌ったり、お話ししたりできるプログラムもあります。このようなアウトプットに適したサービスが提供されているので、利用することをおすすめします。
ゴールを考える
DWEを契約して何を達成したいのか、明確なゴールを用意することをおすすめします。
例えばうちの場合、嫁は当初英語ペラペラになることをゴールとしていました。しかしそれを達成するにはDWEだけでは難しいと感じました。家庭・保育園では圧倒的に日本語に囲まれるので、そんな環境下では余程の自主的な意欲がないと英語を学ぶのは難しいだろうと思います。
例えば最近「これなーに?」という言葉を覚えました。そしてこの言葉は保育園の他のお友達も最近よく発するようです。つまり、保育園でみんな一緒に覚えたんだと思います。そんな環境の中で、うちの子だけが「What is this?」と言えるようになるとは思えません。
なのでもっと現実的でわかりやすいゴールとして、「英語での受け答えができるようになること」をまず目指していこうと思いました。
実際にDWEの教材の中でも、質問+回答という文章例がいくつかあります。この教材の通り、親が質問して、子が答える、という受け答えをできるようになればまず御の字かなと思います。
日本語でもオウム返しはかなりできるようになりましたが、会話はまだ返答がうまくできないこともよくあります。日本での応答はそのうち自然とできるようになると思いますが、その上で、英語での応答もできるように学習していこうと思います。
英語学習に興味を持つ最初のステップとして期待
というわけでまとめると、「100万円ほどの価値は感じないが、きちんと遊んでやることである程度英語に慣れてくれそう」という評価です。せっかく契約したので、バンバン活用して英語学習の土台を築いて欲しいところ。
実際に教材自体は面白いです。例えば映像で使われているおもちゃと同じものがもらえて、映像を見ると同じおもちゃが使われていることに興味を示して、そのおもちゃを取りに行こうとします。
まだまだ日本語もままならないので英語の発話自体はほぼ皆無ですが、とりあえず英語に慣れていってくれれば良いなと思っています。