我が家のおもちゃ棚
「1歳の子供にどんなおもちゃを与えたら良いかわからんッ!」という人に向けて、現在2歳になったばかりのうちの娘が、これまで「よく遊んだおもちゃ」「遊ばなかったおもちゃ」をまとめて紹介していきます。
ちなみに選ぶ基準はあくまで「遊んだ/遊ばない」です。「知能の発達に良い/悪い」といった、子供の成長への良し悪しではないので注意。
目次(もくじ)
1歳児の買ってよかったおもちゃ
まずは買ってよかったおもちゃを紹介していきます。いずれも興味を持って頻繁に遊んでくれたものです。
ラーニングボックス(多機能おもちゃ)
おもちゃの定番
いわゆる多機能おもちゃで、いろんな遊び方ができるものです。
「興味を引く」という意味では役立った
これ、ボタンを押すと光ったり音が出たりするギミックがあって、娘はそこに結構興味を持ってくれました。このおもちゃを与える、自分でボタンを押すなどしてくれてある程度一人で遊んでくれました。
ただ私が持っているものは「日本語と英語で」「1〜10まで数える音声」などが流れるんですが、発音は真似してくれませんでした。
ことば図鑑
力いっぱい連打しがち
ペンで本のイラストをタッチすると、音が鳴るやつですね。これも結構遊んでることが多いです。
「おはよう」とか「いただきます」とか真似してくれるかなーと思ったんですが、言葉を真似することはほぼありませんでした。しかもなぜか「痛い」という単語を連打しながら笑っていて、色々と心配になることもあり。
ただタッチすると音楽が流れるセクションもあって、その音楽に合わせて歌ったり踊ったりすることがあったので良かった。
結論としては買ってよかったんだけど、「ことば図鑑」とあるようにボリュームが非常に多くほとんど遊ばないページもあったので、1歳児にはもうちょっとシンプルでも良いかも。
塗り絵などの描けるもの
もちろん都合良くこのキャンバスに描いてくれるわけはなく、部屋そのものがキャンバスとなる
娘の前で保育園の連絡帳を書くことが多かったからか、鉛筆やボールペンにかなり興味を持っている様子でした。
そこで塗り絵など描けるおもちゃを渡してみたところ、結構遊んでいます。キャップ付きのペンであっても、ちゃんとキャップを外して落書きしています。
クレヨンは食べちゃうのであまり触って欲しくない
ただまぁ予期できたことですが、家の中全体をキャンバスと捉え、机や椅子、そして壁に至るまで落書きされるので、見守りながらじゃないと遊ばせられないのは難点です。
絵本
絵本を読んでもらうのが大好き
保育園から毎月支給されていつの間にか増えていくので、「買った」というわけではないのですが、絵本も娘のお気に入りです。時には自分で読むこともありますが、読んでもらいたいとこっちに寄ってくることが多い。
で、絵本を読むと結構言葉を覚えてくれます。親の手間がかかることだけ難点ですが、低価格で教育に役立つのでやっぱ絵本大事だなと思いました。
Aladdin X2 Plus
最後に紹介するのはおもちゃではなく家電です。シーリングライトとプロジェクターが一体になった商品です。これがあるとテレビが不用になるので部屋が広く使えるし、壁に投影するので大画面で見れます。
そしてスペースが広がる分、踊れます。というわけでYouTubeでアンパンマンの「サンサン体操」を投影して、子供の前で踊りまくってたら、一緒に踊るようになりました。段々とジャンプまでできるようになってきた。
このようにAladdin X2 Plusがあればテレビをなくせるし、大画面で子供と一緒に踊りを楽しめるので、非常に買って良かったかなと思いました。本体が天井にあるので、テレビと違って壊される心配もない。
ちなみにAladdin X2 Plusには子供向けコンテンツもあるんですが、そうしたものには興味を示しませんでした。
1歳児のいらなかったおもちゃ
ここからは逆に「全然遊ばなかった」ものを中心に、買って後悔したおもちゃを紹介していきます。
積み木などアナログ系
知育に良さそうだけど興味を持たれなかった
知育玩具としての鉄板系ですが、うちの場合まず単独では全然遊んでくれませんでした。一緒に遊ぼうとすると多少は興味を持つんですが、すぐ他のおもちゃに乗り換えてしまいます。
こうしたアナログおもちゃは価格が安いのでまぁそこまで激しく後悔するわけではありませんが、こんなに買う必要なかったなーとは思います。
ぬいぐるみ(アニマルボウリング)
可愛いんだけどね
アニマルボウリングを購入したのですが、まずボウリングとして使用することはありませんでした。動物の人形にも興味を示さず。
唯一遊んだのがこれらを収納する袋です。しかし時にはその袋を被って遊ぶことも多く、ちょっと危険な感じで満足度は低め。
おままごとセット
開けたり閉めたり投げたりしては遊ぶ
おままごとセットはちょっと早かった…!
というのも、「おままごと」として遊ぶことはまずありません。セットに付属した野菜などの食材で遊ぶことはありますが、それを食材として認識している感じではありませんでした。
ただこの辺は「大人の姿を見ていないから」というのもあると思います。先に挙げた塗り絵の件だと、子供の前でペンを使う機会が多かったことから、子供もペンに興味を持ち、大人と同じように使うことができたんだと思います。
一方で料理している姿はあまり見せていません。そのため「大人の真似事」ができないのかなと思いました。
他にもおままごとセットは、「小さいアイテムが多いので誤飲が心配」「デカくて邪魔」というデメリットがあります。今後大きくなったらしっかり使ってくれるかもしれないけど、1歳にはまだ早かったなーという印象です。
【参考】誤嚥と誤飲の基準
パズル
もはや数ピース欠けている
パズルもちょっと早かった印象です。アンパンマンの20ピースと30ピースパズルを買いました。一緒に組み立てたのですが、残念ながらあまり興味がない模様。
それどころか、ピースをかき集めて上空に放り投げ、パズルシャワーを浴び始める始末。既に数ピースが紛失し、虫の息です。
ボール
たまに投げるけど自発的に遊ぶ感じではない
先日アンパンマンのボールに興味を示していたので買い与えましたが、一瞬で飽きました。
総評:アナログなものより音や光が出るデジタルなものを好んだ
というわけで好んだおもちゃの傾向を見ると、デジタル系が多いです。やっぱり光ったり音が出たりすると、強いですね。
ただし、それが発達にとって良いか悪いのかはわからん。なんとなく、アナログのおもちゃを工夫して遊んでもらう方が良い気もします。
親目線:散らばる系のおもちゃは遊んでほしくない
パズルのような散らばるおもちゃは片付けが大変なのでやっぱあんまり遊んでほしくないと思ってしまいます。自分で片付けさせることができれば良いんですが、なかなか難しく…。
特に1歳児だとやっぱりまだ細かい片付けができない子も多いと思います。なので散らばる系のおもちゃはあんまりおすすめしません。親目線ですが…。
個人差が大きいと思うので結局は色々試してみるべき
とまぁ色々書きましたが、改めてこれらはうちの子の場合です。うちはデジタル傾倒でしたが、アナログでもちゃんと遊んでくれるかもしれません。結局は試してみるしかないのでなんともです。
「色々なおもちゃを試せる」という意味ではおもちゃのサブスクなんかもあるので、利用してみて良いかもしれません。ただうちの場合は0歳から保育園に入れていて、「そこまで家のおもちゃを充実させなくても良いかな」と思ったので利用しませんでした。あとおもちゃのサブスクはアナログ系のおもちゃが多いよね…。