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42000mAhポータブルバッテリー
傷や汚れは勲章です

2020年の初夏、家を解約して主にキャンプで生きていくことにしました。すると問題なのが電源をどうするか。キャンプ中でもノートPCやカメラなどは使いたいので、それを充電するためのバッテリーが必要です。

そこで役立ってくれたのがポータブルバッテリー。いわゆるモバイルバッテリーのでかい版です。今回用意したのは重さ1.5kgでバッテリー容量も42000mAhと、ポータブルバッテリーの中では小規模のもの。

でも結論を言うと、このポータブルバッテリーがあったおかげでキャンプ生活が快適になりました。また、その後キャンプ生活を断念して各地のホテル等で暮らす「アドレスホッパー」にチェンジした際にもポータブルバッテリーが役立ってくれました。

俺に安心感を与える、42000mAhで1.5kgの凄いやつ

縦幅はスマホサイズ
縦幅はスマホサイズ

私が購入したのはPowkeyの型番「HP-200」というバッテリー。スペックは以下の通り。

  • 容量:42000mAh
  • 電圧:100Vx2
  • ワット数:200W
  • 重量:1.5kg
  • 寸法:200x46x145mm

厚み
厚みは4.6cm

価格は13,900円(税別)でしたが、Amazonだともうちょっと安く販売されていますね。

まぁ詳しいことはよくわからんのですが、ポータブルバッテリーの中では容量は若干小さめで、その分サイズや重量も多少コンパクト。AC出力に対応しているので、コンセント代わりに使うことが可能です。

持ち運び用のケースも付いています。

MacBookPro16インチでさえも充電可能

MacBookProも充電可能
MacBookPro充電中

私が使っているノートパソコンは、MacBookの中でも1番大きいMacBookPro16インチ。バッテリー容量も大きいし消費する電力も多いので、モバイルバッテリーではほんのわずかしか充電できません(そもそも充電ではなく給電になる場合も)。

しかしPowkeyのポータブルバッテリーならMacBookPro16インチも充電できました。正確に計測していませんが、だいたい10%程度からでも満充電に近いくらい充電できます。

注意:消費電力が大きいものには使えない

ポータブルバッテリー
こうやってみると結構汚れてんな

ポータブルバッテリーにはAC出力がありますが、ドライヤーみたいな消費電力がすごく大きいものには使えません。

電力の計算とかマジ苦手でよくわからんのですが、多分このPowkeyのHP-200は消費電力200Wまでのものになら使えると思います。

キャンプで活躍するポータブルバッテリー

キャンプ場
バッテリーとは関係のないキャンプの写真

御託は終わりだ!ここからは実用例、キャンプで役立ったシーンを紹介するぜ!PCやカメラを充電するだけでなく、その季節を快適に過ごすために役立ちました。

冬のキャンプはポータブルバッテリー+電気毛布で凌ぐ

っていうか元々このポータブルバッテリーを購入したきっかけは、冬のキャンプを快適に過ごすためだったんですよね。このポータブルバッテリーと一緒に電気毛布も買って、それで寒い夜を過ごす作戦でした。

ただ確か4時間くらいでバッテリー尽きちゃって、途中で寒さで目が覚めましたね。苦い思い出です。もっと快適に過ごすためには温度を下げて消費電力も減らすか、より容量の多いバッテリーを買うか、省エネな電気毛布を買うか、いずれかですね。

あまり試行錯誤せずすぐに冬場のキャンプはやめてしまいましたが、「冬のキャンプでも電気毛布を使って暖をとる」ためにポータブルバッテリーを用意するのはアリだと思います。

夏のキャンプはポータブルバッテリー+ミニ扇風機で快適に

キャンプの写真
これもまた関係のないキャンプ

夏のキャンプでは暑さ対策でミニ扇風機を使うことがあります。ただミニ扇風機といえど、内蔵バッテリーのみだと1日持ちません。そこでポータブルバッテリーの出番!

ミニ扇風機をポータブルバッテリーに接続しておけば、かなりバッテリーに余裕が出ます。ある程度心地よさを確保できるので夏場にもおすすめです。

ソーラーパネルで充電できるらしいが俺は知らない

ちなみに今回紹介しているPowkeyのHP-200は別売りのソーラーパネルを使って充電することが可能らしい。

私の場合、ポータブルバッテリーを充電する際にカフェやネットカフェなどを活用したのでソーラー充電はしませんでしたが、ガチ勢ならソーラーパネルも用意することで街に出なくてもある程度電源を確保することができそうですね。

アドレスホッパーやリモートワークにもおすすめする理由

ホステル
HafHで泊まった山梨のホステル

キャンプでの使用例は上記の通り。その後私はキャンプ生活に限界を感じて引退。引退後はもっと快適に過ごすために、ゲストハウスが泊まり放題になるHafHや空き家に泊まれるADDressを使って、各地を旅しながら仕事して暮らす「アドレスホッパー」として過ごしています。以前の言葉なら「ノマド」ですね。

で、このアドレスホッパー生活でもポータブルバッテリーが役立ったので紹介します。

スタバの電源席が満席でも大丈夫!ポータブルバッテリーがあるからね

スタバ
中国のスタバ

仕事をする際、カフェで仕事することが多いです。周囲に人がいる環境って程度な緊張感があって、個人的には仕事がしやすいです。

特にスタバは電源もWi-Fiもあるのでよく行きます。しかし時々電源が使える席が埋まってることがあります。そうなると、マズい。

そういう時はコンセント近くの席に陣取って利用者が去るのを待つわけですが、ポータブルバッテリーを準備してからはそんな必要もありません。

パソコンの充電が減ってきたら、堂々と、かつ大胆に、カバンからバッテリーを取り出して、充電する。「嗚呼、俺にはこいつがいる。」君たちのように電源のために電源がある席に座らなくとも、俺は、どこの席でもパソコンを、充電できる。

座席位置からの開放。それが、ポータブルバッテリーだ!

この店コンセントが塞がれてる!でも、俺には関係ないね

富士山とバイク
富士山とバイク

そして場面は次の店に!

マクドナルドなんかでたまに出くわすんですが、電源を求めて入店したら、電源設備はあるんだけど電源が使えないようになってる!そんなことがあります。

自分で言うのもなんですが、電源使うユーザーって無駄に長時間居座るので、回転率を下げる厄介な存在なんですよね。そのため店によってはあえて電源使用を制限しているところもあるようです。

そう言う店に出会した時も、俺はポータブルバッテリーを取り出して、充電!うわぁ、嫌な客!

ポータブルバッテリーの魅力、それは安心感

ADDressで泊まった長野の拠点
ADDressで泊まった長野の拠点

ポータブルバッテリーに限らずモバイルバッテリーもそうなんですが、これを持っていることで「役立つ」よりも「安心」なんですよね。

実際のところ、そう毎日毎日ポータブルバッテリーを使うこともありません。上記の通り、電源を求めてカフェに行ったので使えなかった、なんてことはそう毎回起こり得ることでもありません。

でもポータブルバッテリーを持っていれば、いざ何かあった時にも安心。だから私はポータブルバッテリーを持つの。これは保険であり、私の心を平穏に保ってくれる安定剤。

まさに、ポータブルバッテリー界のデパスやぁ〜!

でも例えば車中泊で使うとかだったら、実用度はグッと上がると思います。今回紹介したものだと中途半端ですが、もっと大きなポータブルバッテリーだとそれこそドライヤーも使えるレベルの電力があります。ただ当然サイズもでかくなるので、車じゃないと持ち運びは辛いでしょうね。

今はキャンプよりも多拠点生活が楽しいぜ

そんなわけで、現在はADDressとHafHを使った旅を満喫しています。これがあれば家はいらないし、好きな時に好きな場所に行けます。中にはバンガロー的な拠点もあるので、キャンプを楽しむこともできます。

旅好きの人はぜひ利用を検討してみてください!