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新NISAでクレカ積立10万円へ!SBI証券はいつから?

うんうん、新NISAのつみたて投資枠はクレカ積立で購入するのが良いよね。ボクもそうだと思うナ。

そんなクレカ積立、これまでは多くの会社で月5万円までしか購入できませんでした。しかし最近、月10万円まで購入できる会社が出てきて、さらに我らがSBI証券も10万円へ拡大予定だとのリリースを出しました。しかしいつからできるのか、具体的な日時は現時点で未定です。焦らすね。

SBI証券の対応状況と他社との比較、そして私がクレカ積立に使っているクレジットカードについて紹介していきます。

いつから?:SBI証券のクレカ積立は10万円に引き上げ予定

2023年12月15日にSBI証券が出したリリースに、下記の文言がありました。

当社は関連法令改正があり次第、クレジットカードでの投資信託の購入上限額を現在の5万円から10万円に引き上げることを検討しています。

「検討中」とどっかの国の総理大臣みたいなことを言っていますが、おそらく高い確率で引き上げてくるだろうと思います。

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ウサミミ
流石にここまできて「やっぱやめます」はないでしょう!

ポイントとなるのは「関連法令改正」ですね。つまり SBIは政府のゴーサイン待ちってこと。詳しい話は割愛しますが、クレカ積立って法律で月5万円までって決まっているのです。しかし今後これが10万円までに変更される予定であり、その改正を受けてから10万円に引き上げまっせってなわけです。

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ウサミミ
既にクレカ積立10万円までOKな会社もありますが、これはうまいこと規制を潜り抜けられたから。

【2024年1月】クレカ積立で最もお得なのは楽天カード×楽天証券

ちなみに他社も含めて現在の状況を比較してみると以下の通りです。

クレカ積立対応の主な証券会社とクレジットカード比較表
証券会社 カード名 年会費 還元率 月額投資上限 見込み利益※1
楽天証券 楽天カード 無料 1.0%※2 10万円 12,000円
楽天ゴールドカード 2,200円 1.3%※2 10万円 12,800円
楽天プレミアムゴールドカード 11,000円 1.5%※2 10万円 7,000円
SBI証券 三井住友カードNL 無料 0.5% 5万円 3,000円
三井住友カードゴールドNL 5,500円 1.0% 5万円 500円
三井住友カードプラチナプリファード 33,000円 5.0% 5万円 -3,000円
マネックス証券 マネックスカード 550円※3 1.1% 5万円 6,050円
auカブコム証券 au Payカード 無料 1.0% 5万円 6,000円
tsumiki証券 エポスカード 無料 0.5% 10万円 6,000円
大和コネクト証券 セゾンカードデジタル 無料 0.5% 10万円 6,000円

※1:1年間投資上限いっぱいで積み立てた場合に獲得できるポイントから年会費を引いた金額。
※2:楽天キャッシュへのチャージを含む。
※3:初年度無料。投資を含め年1回のカード利用で翌年度の年会費無料なので、投資を続ける限りは毎年無料で使える。

SBI証券のライバルである楽天証券はいち早く10万円のクレカ積立に対応しました。10万円の買い付けに対して1%のポイント還元が行われるので年間12,000円相当の楽天ポイントが貯まります。しかも楽天カードは年会費無料なので、クレカ積立のためだけに契約しても損することなし

なのでこれから新NISA口座を開設するのであれば、 SBI証券じゃなくて楽天証券を使うのも良いかなと思います。

ちなみにNISA口座は1つしか持てませんが、口座開設後に別の証券会社に変更することは可能です。ただし、変更タイミングが決まってるので注意。

なんで楽天証券は10万いけるんだよ:
楽天証券のクレカ積立は上限10万円ですが、「楽天カードで5万円」+「楽天キャッシュで5万円」という変則的なやり方を採用しています。楽天キャッシュは楽天カードからチャージできるので、法改正を待たずに間接的に楽天カードで10万円買えるというわけ。すごいぜ。

私はSBI証券×三井住友カードプラチナプリファードを選んだ

三井住友カードプラチナプリファードはSBI証券でのクレカ積立で還元率5%を誇ります。投資してるだけで年間30,000円相当のポイントが貯まります。還元率だけで言えば最強ですな。

一方でプラチナカードらしく年会費は33,000円(税込)と高額。年会費を考慮すると、毎年-3,000円損する計算です。ダメやんけ。

なのでもしも今後、積立額が月5万円から月10万円に上がってくれれば、毎年60,000ポイント貯まるので年会費の元が取れて最高です。でもそんな美味しい話はさすがにないよな〜?どうせ10万円引き上げに合わせて還元率引き下げて、結局トントンな感じに着地するんでしょ!

ひとまずそれは続報を待つとして、私が年間-3,000円損しても三井住友カードプラチナプリファードを使ってる理由は、このカード色々と便利だからです。自分が魅力に感じたポイントはざっと下記の通り。

  • ポイント還元率が1%
  • 年間100万円利用ごとに10,000円相当のボーナスポイント付与(400万円まで)(還元率最大2%)
  • 対象店での利用で還元率最大20%
  • 「選べる無料保険」で、個人賠償責任保険などに無料で加入できる
  • 家族カードが無料
  • カード番号をアプリで確認可能

間違いなく年間200万円は使うので、そう考えると常時還元率2%ってなかなか素敵やん?あと「選べる無料保険」って特典が地味に素晴らしい。これ、「他人のものを壊した」とか「カメラを落として壊した」みたいな時に補償してくれる無料の保険サービスです。

実際に以前嫁が駐輪場で他人の高級自転車壊しちゃったんだけど、選べる無料保険のおかげで保険で支払えた。もちろんそんな払えないような金額を請求されたわけじゃないんだけど、こういうのがあるとちょっぴり安心して暮らせるからとても良い。

まずは年会費無料の三井住友カードNLで積み立てるのもアリ

「いきなり年会費33,000円ものカードに入会できないっすよ〜!」という場合、年会費無料の三井住友カードNLで積み立てるのも良いかなと思います。このカードも「選べる無料保険」の対象なので、持ってるだけで安心だしね。

とはいえ、現状「上限5万円」「還元率0.5%」とスペックは高くありません。還元率では先に紹介した楽天証券×楽天カードの方が優れています。どうしてもSBI証券を使いたいなら話は別だけどね。

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ウサミミ
まぁどれを選んでも現金で積み立てるよりはお得なのでどれでもいいと思うけどもね。

新NISAの投資銘柄はオルカンを選んだ

蛇足だけど、クレカ積立でどの銘柄を買ってるのさって話もしておきましょう。私はeMAXIS Slim 全世界株式、いわゆる「オルカン」です。

オルカンと双璧をなすのがSP500ですね。んで、これどっちがいいの!?みたいに言われることあるんですが、私としては「どっちでも良い」くらいの気持ちです。

もちろん細かく見たら色々と違いはあるんですが、構成銘柄を見るとどっちもアメリカの大企業を中心に投資してるのは変わりません。

オルカンだとアメリカだけじゃなくて世界中に投資してるんですが、世界中に投資してるから安心だよねと言われるけど、たとえば中国のバブルが弾けてズゴっと低迷したらオルカンのパフォーマンスも下がります。なので分散すれば安心って話でもない。

ただオルカンとSP500だと、オルカンの方が信託報酬が安いので、これは結構な決め手になると思います。私自身、信託報酬でオルカンに決めました。まぁそれも少々の違いですけども。

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ウサミミ
オルカンとSP500を両方積み立てるって人もいると思うけど、個人的にはあんまり必要性を感じないぜ。