ジェットウォッシャードルツ 「EW-DJ51」であります!
その昔、ネット上で「ジェットウォッシャー ドルツ」なる商品がええで、という話を聞きました。
ジェットウォッシャーとは口腔洗浄器と呼ばれるもので、見た目は電動歯ブラシっぽいんですが先端についているのはブラシではなくノズルです。備え付けのタンクの中に水を入れて電源をオンにすると、ノズルから水流がビャーって出てきます。メカニズム的にはケルヒャーそのものですわ。
ジェットウォッシャーのノズル
ここから飛びだす水流を歯間に当てると、水圧で歯間に残った食べカスなどのゴミを取り除いてくれるというわけです。これがもうマジですごい。すごいゴミが取れる。むしろ、これを使う以前は毎日こんなに口の中にゴミを溜めていたのだから、きっと口臭も発生していたんだと思う。。。
私はジェットウォッシャーを使う以前から虫歯らしい虫歯の経験がありません。なので、「ジェットウォッシャー ドルツを使ってるおかげで虫歯がないぜ!」とは言い切れないのですが、まぁあれだけ歯間のゴミが取れているので、きっと歯には良い効果を与えられているだろうし、何より歯間のゴミが取れる爽快感があります。
そんなわけでもう4年くらい愛用しているんですが、今まで紹介したことがなかったので、今更ですがレビューしようと思います。
目次(もくじ)
ジェットウォッシャー ドルツが虫歯・口臭対策になる理由
「ドルツ」自体はパナソニックが販売している電動歯ブラシのシリーズ名なんだそうで、「ジェットウォッシャー」はそのドルツシリーズの中でもジェット水流で汚れを落とすもの、なんだそうです。ちなみに「ドルツ」の意味は知らん。
歯ブラシは歯の表面を掃除するのに対して、ジェットウォッシャーは歯間のゴミを落とします。
なので「拙者1日に5回は歯磨きしてるでござる」って人もいると思いますが、そもそも歯ブラシとジェットウォッシャーは役割が違うので、単純に歯磨きをたくさんしている=ジェットウォッシャーは不要という話にはなりません。
頑張ってたくさん歯磨きをしても、歯間や歯と歯茎のゴミを取り除くのは難しいのです。だからめっちゃ歯磨きしてる人でも虫歯になったりするわけです。
実際に歯磨きした後にジェットウォッシャーを使うと、「歯間に残ったゴミ」たちがえらい勢いで取り除かれます。さらにゴミと一緒に異臭も流れていきます。そう、ジェットウォッシャーを使うことで初めて、普段の歯磨きだけでは口内環境を清潔に保てていなかったんだなってのを思い知らされるのです。
では歯ブラシではなく糸ようじ(デンタルフロス)と比較した場合はどうなのか。「歯間のゴミを取り除く」という役割は、糸ようじもジェットウォッシャーも同じです。しかし、ジェットウォッシャーなら水流の力によって、歯周ポケットと呼ばれる「歯と歯茎の間の掃除」もできるので、効果が届く範囲が広いのです。おまけにこれはメカニズムが良くわかりませんが、「歯茎を鍛える」効果も得られそうです。へぇ。
てなわけで、「毎日糸ようじやってるぜ!」って人であっても、やっぱりジェットウォッシャーを使った方がより効果的な気がします。そして何より、糸ようじって結構手間がかかると思います。その点ジェットウォッシャーなら水流でピャーってやるだけなんで圧倒的に手軽です。^^v
ジェットウォッシャー ドルツは4種類!EW-DJ61とEW-DJ51の比較レビュー
「ジェットウォッシャー ドルツ」と名がつく商品、または似たような口腔洗浄器はいくつかの会社が販売しているようなんですが、パナソニックが販売しているのは以下の4種類のみ。
- EW-DJ71:コンセント式(最新)
- EW-DJ61:コンセント式(旧式)
- EW-DJ51:充電式
- EW-DJ10:乾電池式
各スペック比較は以下の通り。まぁ、そんなに変わりません。価格もだいたい7,000〜10,000円程度です。1番安いやつ(EW-DJ10)で5,980円。
引用元:ジェットウォッシャー 機能比較表
このうち、私が使用したことがあるのはEW-DJ61とEW-DJ51の2つなので、この2つについて、使用感をレビューしていきます。
EW-DJ61:機能に欠点がなくおすすめだけど、騒音と本体の大きさが気になる
私が最初に購入したのはEW-DJ61です。こちらは据え置きタイプの旧モデルです。
新型であるEW-DJ71とスペックを比較しても、機能的に著しく劣っているわけではないので、こちらでも十分だと思われます。実際、初めて使った時はゴッソリゴミが取れました。水流は細かく調節可能で、最大にすると口の中が「うおおおおおお」ってなります。歯茎から血が出ることも多々あり。水も飛び散るので、いつも8割くらいの力で使用しています。
しかしながら、現在私はこちらではなくEW-DJ51を使用しています。その理由は騒音と大きさです。
EW-DJ61は稼働音が大きいのです。多分ドライヤーよりは小さい音だと思いますが、使用するときはそれなりに周りに気を使います。また、水を溜める用のタンクが備わっているので、結構大きめの洗面所じゃないとうまいこと設置できません。
本体サイズ:約 幅17.4×奥行8.4×高さ18.5cm(ノズル収納時) /本体質量:約800g
その辺りを考慮した結果、実家を離れるにあたってEW-DJ51を購入してEW-DJ61はそのまま実家に置いてきました(チャオズ)
EW-DJ51:小さな洗面所に最適なサイズ感だけど、バッテリーが減ると威力が落ちる
EW-DJ51とタンクを分離
EW-DJ51はノズルとタンクが一体になったタイプです。充電式なので、使わないときは充電しておく必要があります。
置くだけで充電
で、この充電がなかなか大変で、公式サイトによると、フル充電するのに約15時間かかると書いてあります。元々EW-DJ51は水圧の調節ができず、威力はEW-DJ61よりも低い(と言っても使用には問題ない)んですが、充電が十分にされていない状態だとより威力が落ちてしまいます。ちなみに充電方式は専用規格に差し込むタイプ。
使用前にはタンクに水を入れます。
ボトルガムより小さいタンク
しかし、水を貯めておくタンクが小さいので歯全体を綺麗にするには、3回くらい給水しなければいけません。
その辺り改善するためにシリコンチューブを別途購入して、ペットボトルから給水するように改造すれば改善されます。ちなみにこの改造は市販品を組み合わせるだけなので誰でも簡単にできます。
適当なペットボトルにキャップをつけて、チューブを通します。
もう一方をジェットウォッシャーに装着したら完璧さ。
購入した商品は以上の2つだけ。合わせてどうぞ。ペットボトルキャップはこっちの方が安いね。
まとめ:EW-DJ61でもEW-DJ51でも効果に大きな差はない
2種類の製品を使ってみた結果、威力が強い・タンクが大きいという大は小を兼ねる点で、おすすめなのは据え置きタイプのEW-DJ61です。
ただ、EW-DJ51も口内環境を清潔に保つという点では十分使えます。なので、どっちを買ったとしても十分な効果を得られるとは思います。
先に比較した通り、大きさなり騒音なり貯水量なりに違いがあるので、この辺りを考慮してどちらかを購入すると良いかなと思います。