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陰陽石神社の鳥居

2017年の1月に九州の珍スポットを巡ってきました。その時の話を2017年の年末に書くあたり私の2017年空洞説が囁かれるのですが、まぁそれはいいとして、この日は宮崎県小林市にいました。

ここには「大陰陽神石」と呼ばれる巨石があります。なんとなく察しがつくと思いますが、その巨石ってのが男性器そして女性器にそっくりな形をしています。それゆえにこいつを拝むと子孫繁栄とか夫婦円満だとか、そういうご利益がありまっせと吹聴して、こうして神社として祀ってるわけです。

特にそういうご利益をもらいたいわけでもないんですが、これは珍スポットだろうということで行ってきました。

小林市の陰陽石を見る!

神社

で、やってきたはいいんですが全く人の気配がない。

小林市自体がわりと山奥の田舎ってのもあるし、そもそもこの日は1月5日。こんな日に陰陽石を見に来るやつなんて相当な物好きしかいない。

陽石

早速陰陽石とご対面。なるほどこれはでかい。高さは18mらしいです。どこを起点に計っているのかは知りませんが。

一般的な日本人を基準に言えば、たぶん18cmでも大きい方だと思うので、そう考えれば18mの男根の破壊力がよくわかると思います。

大陰陽神石の説明板

たくましくそそり立つ男根(陽石)は見た目にわかりやすいのですが、女陰(陰石)がよくわからん。よくわからなんのはモザイクがかかった女陰しか見たことないからかな?うぐぐ…!

立派な男根

というわけで女陰の撮影は失敗。さすが女陰、やはりこの目で実物を見るには一筋縄ではいかない、ということで。

ところで男根や女陰に見立てた石って全国各地にあるんですが、男女が1セットになって並んでいるのはとても珍しいと思います。だからもっとちゃんと探せば良かったね。2017年の後悔その1。

男根のアップ

男の中の男である私は男根なんて見慣れているので、いくら自然が織りなす18m級の男根と言えどそんなに感動はない。

アングルを変えて男根

視点を変えて男根を見る。こう見ると男根というよりは烏帽子に見えてくる。

案内板

ここらは「陰陽石神社」というらしい。

案内板には陰陽石の由来が書いてある。簡単にまとめると、竜が美人に一目惚れして降りてきてそのまま化石となって陰陽石化したらしい。性器以外の部分はいずこへ。

入り口

この陰陽石神社、敷地が広くていくつかの建物が建っています。ここから先は正建寺って寺の管轄らしい。複雑。

大人のグッズあります

寺なのにいきなり大人のグッズ(意味深)が売っている。しかし1月5日だからか開いていなかった。

男根が描かれた扉

扉には男根の絵と共に、昔この地に訪れた詩人の野口雨情さんの詩が記されています。

「浜の瀬川には 二つの奇石 人にゃ言ふなよ 語るなよ」

2つと言いながら男根しか描かれていないあたり、女性器の市民権のなさを実感します。

灰皿?

テーブルに残されていた、なんか可哀想になる灰皿。これも大人のグッズなんだろうか。

男根?

奥に進むとこれまた大きな男根らしきものがある。しかし昔の写真を見るとこんなものはなかったので、もしかして新たに作ったのかな…。

愛の歴史館

謎男根の手前には愛の歴史館なるものがあるも、これもまた入れず。残念。

木彫りの男根

突然置かれた木彫りの男根。長さが自慢。

陰神様

こっちは陰神様(ほとがみさま)なるもの。良縁・子宝・安産を願ってくぐり抜けると願いが叶うらしい。

念のためくぐっておきました。どんとこい性病。

陰陽石の周辺は廃墟化

陰陽石周辺の様子

陰陽石の周辺にはいくつかの建物があります。

廃墟化した建物

写真の建物のことかわかりませんが、結婚式場なんかもあったそう。夫婦円満の地と言えど、ここで結婚はしたくないわな…。

イベント会場

何らかのイベント会場。

廃墟?

何らかの残骸。

温泉廃墟

こちらは温泉跡か。

子宝温泉と書かれている

子宝温泉なる名前だったようで。ご利益がありすぎる。

秘宝館的な建物も

陰陽石歴史資料館

さっきも愛の歴史館なんてのがありましたが、こちらにも陰陽石歴史資料館なんて秘宝館チックな建物があります。でもよく見たら「貸店舗」って書いてあります。見た目綺麗だけど、潰れたんかな…。

展示内容の案内

展示内容は秘宝館ではなく、わりと普通に歴史資料館っぽかった。

また置き男根。跨るとご利益があるそうなので、跨っておきました。

というわけで1月5日にかような殊勝な振る舞いをしたおかげか、2017年は下半身にトラブルなく過ごせました。

と思ったけどトラブルあったわ。なんか前立腺(?)あたりに攣ったような痛みが走ることが何度かありました。これ普通に怖いんだけど大丈夫なんですかね。ご利益どこいったんですかね。

この記事の撮影機材
カメラ:RX100M3

愛知県で行われている「ちんこ祭り」の様子もご覧ください

愛知県小牧市の田縣神社では、豊年祭と呼ばれるお祭りが毎年行われています。

このお祭り、世界中から見物客が来るくらい有名なお祭りです。なぜなら、お神輿の形状が男性器そのものだからです!

繁栄のシンボルとして男性器をわっしょいするわけですね。陰陽石好きな方なら、絶対このお祭りも見てください!笑

陰陽石の詳細情報

公式サイト:なし
住所:〒886-0001 宮崎県小林市東方3332−5
電話番号:0984-27-3611
場所:Googleマップで見る

営業時間:不明
入場料:100円(愛の歴史観は別途500円)

備考:病気だったら怖い