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井上養蜂博物館

愛知県瀬戸市にある井上養蜂博物館に行ってきました。瀬戸市と言っても上品野町という、もはや完璧山の中の施設です。養蜂博物館への道は車がすれ違えないんじゃないかってほど狭く険しい道のりで、Googleストリートビューも裸足で逃げ出した未開の地です。

で、やっとの思いでたどり着いた養蜂博物館には、養蜂グッズやミツバチグッズがたくさんあって素敵な空間でした。そして何よりハチミツ食べ比べが無料で堪能できちゃいます!

前略、井上養蜂博物館にて

養蜂博物館入口

こちらが入り口です。養蜂博物館の営業時間は短く、そもそも5月〜8月の土日にしかやっていません。開館時間も10時〜16時までです。館内見学は無料ですが、ミツバチ見学や蜜搾り体験は有料で、予約が必要です。今回は館内見学だけなので、無料です。

養蜂博物館内部

入ってみると所狭しと養蜂グッズが。特に誰もいなかったのでずいずい進むと、リビングみたいなところでスタッフの方が前にいたお客さんと談笑してたので、あいさつして見学させてもらう。まぁスタッフってかたぶん井上さんだと思うけど。

養蜂関連の展示物がたくさん

っていうかなんて素敵なログハウスでしょう。自分で作ったのかな。木の暖かみがあってとっても素敵。っていうかグッズ多いな!もはやぬいぐるみとかあるし、養蜂というよりもミツバチファンの趣味の部屋みたい。みつばちマーヤとみなしごハッチどっちが好き?と言われれば、私はみなしごハッチ派です。でもみなしごハッチを改めて見てみたら、配色がキモかった。ガンダムカラーじゃん。あとみなしごハッチの主題歌を歌うと、最後に「魔法使いサリー」って言っちゃう。

養蜂グッズたち

物が散乱している感じだけど、これらは全て展示物なのさ。養蜂の歴史って意外に深くて、1000年前にはもうその技術が日本にもあったらしいですよ。畜産よりも古いってことですよね!

ミツバチグッズが多数

養蜂器具だけでなく、ミツバチグッズもたくさんあり。ミツバチってモコモコしていてかわいいですよね。スズメバチはマジで凶悪な顔してるくせに。まぁそりゃ人間だっていろいろ違いますもんね。

ミツバチ防護服

ミツバチは刺さない。そう思っていた時期があなたにもあるはずです。しかしミツバチも刺しますよ。そりゃハチだもの。クマバチだって刺します。刺さないハチはただの豚です。てなわけで養蜂でも当然防護服に見を包まないと腕の1本や2本はもってかれるわけですね。ミツバチに刺されたことによる死亡事故例もあるそうです。

話は若干逸れるけど、昔「蜂に2回刺されると死ぬ」って聞いたことがありますが、これって正確に言うと、2度目の方が症状が重くなる傾向があるってことで、別に絶対死ぬってわけではないそうです。まぁ当然なんですが。1回刺されると身体に免疫ができて、2度目に刺されたときにその免疫が過剰に反応しちゃってやべーよってのがアナフィラキシーショックなんだそうです。もちろん1度目で死ぬ可能性もあります。

自分は2回刺されたら絶対死ぬと思い込んでいたので、ハチは本当に恐怖の対象でしたね。そして1回刺されたことあるよって人は本気で哀れんでました。以上、脱線でした。

2階もあるぞ

ところでここは養蜂博物館の2階でございます。すごいぞ広いぞ養蜂博物館。

はちみつセッケン

トイレの石鹸は蜂型のはちみつ石鹸でした。恐れ多くて使えないっすよ!

養蜂博物館名物!はちみつ食べ比べ!

はちみつテイスティング

てなわけでやって参りましたハチミツ食べ比べのコーナー!ここに6種類のハチミツが用意されていますので、それぞれをスプーンに垂らして舐め比べてみようという催しです。では選手を紹介します。左から「国産みかん蜂蜜」「里のはちみつ」「国産アカシア蜂蜜」「国産マロニエ蜂蜜」「山のはちみつ」「国産そば蜂蜜」の6選手です。最後の選手は醤油でもめんつゆでもなくて、立派なはちみつです。そばの花から集めた蜜で作ったものみたいですね。

食べ比べてみた結果…。確かに味が異なりました。どれが一番おいしかったのかは正直忘れた!すまん!でもそばの蜂蜜ははちみつを期待して食べるとムムムッ!?って感じの味でした。まぁ、色からしてハードコアだもんね。でもそばのはちみつって鉄分やミネラルが豊富で、健康に良いそうです。まずいものは健康に良い、これ鉄則ですね。

みつばちのかわいいテーブルクロス

っていうかテーブルクロスかわいいな。

販売されているはちみつ

食べ比べて気に入った蜂蜜があれば買えばいいじゃない!というわけで当然はちみつの販売もしています。どのはちみつを買ったか覚えてないけど、わたくしも1本購入しました。でもはちみつなんてめったに使わんので、親にあげました。しかし、これが…最後の親孝行になるとは…(意味深)

防護服のマネキン

てなわけでとても楽しく過ごすことができました!素敵な時間をありがとう、井上さん!

笑顔のマネキン

井上さん…!?

濃い顔のマネキン

寡黙な方でした。

養蜂博物館の詳細情報

公式サイト:井上養蜂・(株)養蜂研究所
住所:〒480-1214 愛知県瀬戸市上品野町1665 みつばち平(なんだこの住所)
電話番号:0561-41-3833
場所:Googleマップで見る

営業時間:5月上旬〜8月下旬の土日
10時〜16時(入館は15時まで、12〜13時は昼休憩中)
入場料:館内見学のみなら無料(ミツバチ見学・蜜しぼり体験は有料)

備考:平成8年8月8日、8がみっつでミツバチ(ハチミツ)の日にオープンしたそうです(笑)