Hot Stove Cool Music @ the Metro, Chicago 6/20/2014 / swimfinfan
70年〜80年代のアメリカのハードロックバンドが大好きです。
特に『チープトリック』というバンドが好きなのですが、どうやら昨今の日本人にはマイナーらしく、未だ『チープトリックを聴いたことがある』という方に出会ったことがありません。
そこで日本におけるチープトリックの知名度を、プロ野球選手と比べて調べてみることにしました。
目次(もくじ)
キーワードプランナーで知名度を調べる
今回知名度を調べるに当って使用したツールはGoogleの『キーワードプランナー』です。
このツールを使えば、特定のキーワードがGoogleで検索された回数を調べることができます。
つまりこの日本で『チープトリック』という単語が何回検索されたかを調べるわけです。そしてその回数と同じだけ検索された単語を見つければ、だいたいの知名度を知ることができるって寸法。
チープトリックの検索数をキーワードプランナーで調べる
キーワードプランナーにアクセスし、『新しいキーワードと広告グループの候補を検索』の項目に『チープトリック』と記入し、候補を取得します。
結果が表示された。
『チープトリック』は月にだいたい3600回検索されてるらしい。意外と多いな。ジョジョのスタンド名に使われてたりするからかな。
『チープトリック』と同じ回数検索されている野球選手を探す
まずは24勝0敗の神記録を打ち立てた、私と同い年の『田中将大』投手を調べてみました。検索回数は約30万回とダントツ。
さすがに24連勝の大記録保持者の前にはチープトリックも霞むが、彼らのアルバム『Dream Police』はオリコンチャート6位という記録を保持しています。
収録曲の中では『Voices』が一番好き。甘いバラード。
往年の名投手『江夏豊』の場合検索回数は1万回と、グッと『チープトリック』に近づきました。
チープトリックも江夏も同じくらいの年齢だけど、やっぱりプロ野球選手とアメリカのロックバンドじゃ日本での知名度はぜんぜん違う。
江夏と言えば『江夏の21球』が有名ですが、チープトリックのライブDVD『Silver』には31曲もの楽曲が含まれているので大変お得です。
うおっ!ドンピシャだ!
中日ドラゴンズの元エース『今中慎二』の検索回数が、まさにチープトリックと同じ3600回だった!
というわけでアメリカのハードロックバンド『チープトリック』の知名度は、『今中慎二』とだいたい同じということがわかりました。
今中慎二と言えば著書『悔いは、あります。』が有名ですが、チープトリックは悔いなく30年以上も活躍を続けています。
2013年にはサマーソニックにも出演してる。
CHEAP TRICK | LINEUP | SUMMER SONIC 2013
チープトリック=今中慎二ということがわかりましたが、現役プロ野球選手だとどの辺の格になるのかも知りたい。更に現役選手で続けてみることにしました。
横浜DeNAベイスターズのリードオフマン『梶谷隆幸』選手だと5400回と、まだちょっとチープトリックより有名みたい。
梶谷選手はプロ入り後鳴かず飛ばずだったが、7年目の2013年に大きく飛躍し、スタメンに定着しました。
チープトリックも最初はアメリカで成功できずにいましたが、わかりやすいポップなメロディーと、メンバーのルックスの良さもあって先に日本で大ヒットし、後々アメリカでもじわじわ人気が出始めました。
武道館で行われた日本公演の様子を収めたのがこの『at Budokan』です。
『I Want You To Want Me』でのお客さんの黄色い声がすごいです。
レギュラークラスの選手だと知名度が高いので、ベンチ入りくらいの選手で探してみることにしました。日本ハムファイターズの若手スーパーサブ、『杉谷拳士』選手です。
これがまたドンピシャの3600回!『チープトリック』の知名度は杉谷選手と同じくらいということがわかりました。
杉谷選手はチームの中でいじられキャラとなっています。
チープトリックも80年代からはヒット作に恵まれず、世間からいじられていました。
しかし1986年、トム・クルーズ主演の映画『トップガン』にエンディングテーマとして『Mighty Wings』を提供し、映画の人気もあり息を吹き返すことに成功します。
If You want my love
杉谷選手には悪いけど、プロ7年目の若手と同程度の知名度悲しい現実でした。
まぁアメリカのロックバンドも、日本だとこんなもんなんですかね。
チープトリックとかKISSとか、この辺のおじいちゃんハードロッカー達は一体いつまで続けるんだろ…。