広島県呉市です。
なんつっても有名なのは『大和ミュージアム』ですが、そこには目もくれず向かった先は『源宗坊寺』
源宗坊寺とは、呉の山奥に潜むお寺です。
すげー気合の入ったコンクリート仏像が乱立していて、まさにB級スポット感を醸し出しているのが特徴です。
昨年訪れた際には柵があって行けなかったので、そのリベンジです。
過去記事:源宗坊寺で門前払いを食らって発狂する様子を捉えた一部始終
あいかわらず呉駅から源宗坊寺まではほぼずっと登り坂。
ここを訪問する際はマジで体調にお気をつけください。
源宗坊寺のコンクリート像は怖い
つらつら歩いているといきなり道沿いに大きなコンクリート像があります。
仁王像ですかね。
白目むいてるし歯がキレーに揃っててすごく怖い。
おとなりの方もどういうポーズしてんのかよくわからないしとにかく怖い。
仁王像と言えば2人の間に道があるのが普通だけど、ここの場合全然関係ないところにいるのが興味深い。
源宗坊寺
さて。
住宅街から竹林だらけの山奥までやってきました。
昨年と同じく門が開いているものの、手前に柵があり中に入れない状況。
実はこれ、イノシシよけの電気柵で簡単に外せます。
だから去年も普通に外して入ればよかったんだよね。トホホ。
中に入るといきなり不動明王がお出迎え。
と思いきや『閻魔大王』だそうだ。
『赤鬼』と表現したほうがふさわしいかもしれない。
閻魔大王に踏まれているのは地獄行き人だろうか。
これまた人面岩って感じだけど。
更にドンドン山の中に入っていきます。
本堂を過ぎて奥地に行くとありました、お目当ての大仏です。
いろいろとアンバランスな感じ。
なにがなんだかわからない。
っていうか横から見たら意外と薄いな。
この日は工事中らしく、工事道具がごちゃごちゃしててちょっとわかりづらい。
後ろから見るとますますわからない。
足と手らしきものがあるが、どうなってんだ?
説明があったものの、かすれていてよくわからない。
珍寺大道場によると足と手だけ見せることで大仏を想像しようってことらしい。
公式サイトには最終的には不動明王を胎内に取り込んで更に大きな大仏になる予定とも書いてあるけど…。
てなわけで作りかけなのかな?
なんにせよよくわからん。
工事をしていた方々の中にここの管理人と思われる人がいて、お話しをすることができた。
『奥にも像がたくさんあるけど、先日の豪雨で道がやられだいぶヤバイ状態になってる。でも行ってこい。』
とのことでした。
あと缶コーヒーもらった。ありがてぇありがてぇ。
確かにわりと限界だった。
足の踏み場に困る道。
苦労しながら歩いて行くと石の上に立つ像を発見。
聖徳太子像とのこと。
龍王像1。
緑の山の中で極彩色が栄える。
ヒゲのにょろにょろ具合がステキ。
龍王像2。
こちらは青いドラゴン。
これはなかなかかっこいい。
とにかく疲れたので早々に下山。
まだ半分以上像が残ってたのもったいないことをしてしまった。
また来年も行くか…。
住職(?)さんとのお話しの中で、インターネットで見てきたの?って言われました。
僕のように若い人が来た時は、だいたいネットで知ってくるんだとか。
やっぱ『珍寺大道場』ってすげぇや。
源宗坊寺
公式サイト:岩松山源宗坊寺(広島県呉市)公式サイト
住所:〒737-0022広島県呉市清水3丁目14
電話番号:0823-21-5626
場所:Googleマップで見る
営業時間:すまぬ!わからぬ!
入場料:いらぬ!
備考:公式サイトはマジで赤いから気をつけろ