前回までのあらすじ
その日私はハイタウン北方を見るために、岐阜県は北方町にきていました。ハイタウン北方を見終えて駅に帰ろうとすると、途中で廃線跡っぽい道を発見!高鳴る鼓動を抑えて進んでいくと、なんと廃駅まで発見!
これから私たち、どうなっちゃうの〜!?
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北方町で廃線跡を辿る
空き地を挟む形で現れるトラ柵、これはもう、過去にここを電車が走っていたこと間違いなしの証拠。目を閉じて胸に手を当てると、電車が走っていた時の光景が脳裏に浮かびます。
証拠その2。道の真ん中部分の雑草が伸びていない。これはここにレールが敷かれていた証拠。廃線跡を見つけたからにはこれはもう辿るしかない。気分は車掌で発車オーライ。次の停車駅は、見ず知らずのフロンティア。
しばらく行くとだんだん道が開けてきます。
そして廃墟的な建物が見えてきました。あたり一帯、すごく「廃」な雰囲気が漂います。こ、ここは一体…!
廃墟 美濃北方駅
たどり着いたのは見るからにプラットフォーム。これは廃駅に違いありません。残念ながらほとんどが撤去されてしまったようで、先ほどの廃墟とあいまって荒んだ雰囲気が漂います。
ホームに立って今きた道を振り返る。荒廃しています。残留物は残っていませんが、所々に何か建物があった跡などが残ります。周りを探索してみましょう。
駐輪禁止の表示があって、「美濃北方駅」と書いてあります。なるほど、ここは美濃北方駅だったようです。
名古屋鉄道揖斐線 美濃北方駅だそうです
というわけでここは名鉄揖斐線美濃北方駅の廃墟だそうです。名鉄揖斐線は1914年に開業したんですが、2005年に廃線となりました。すごい長生きだったんですね。合掌。
廃線後しばらく駅舎が残っていたそうなんですが、今は解体されてほとんどが更地になっています。
駅は東西に伸びているので、駅を挟んで南北に移動するには写真左側にある地下通路を使うようです。
地下通路は電気も通ってないので真っ暗でした。
サイレントヒル。昔、ここが人々で溢れていた時代もあったのだろう。いや、ないかな。北方町だし…。
再びプラットフォーム部分へ。ホームの形状は相対式ホーム。っていうかこんくらいの幅なら、わざわざ地下通路なんて作らず横断歩道でも設けりゃ良さそうなのに。見晴らしも良いし。
この辺りに建物があったのでしょう。今となっては更地。
駅探索はこのくらいにして、さらに先に進んでみます。隣駅まで行けるかな…。
行けるとこまで行こうとしたら、わりと遠くまで行けた。しかし未だ隣駅は現れず。これ以上進むには体力が持たないので、ここらでお別れ。廃線歩きは体力勝負なのだ。またいつか全て走破してみたいものです。
この記事の撮影機材
カメラ1:X-T20
レンズ:XF16-55mmF2.8
カメラ2:DP3Merrill
名鉄揖斐線 美濃北方駅の詳細情報
公式サイト:なし
住所:〒501-0425 岐阜県本巣郡北方町加茂
電話番号:なし
場所:Googleマップで見る
備考:揖斐線の終点は今ヤマナカになってる