くちばし可愛い
長野県駒ヶ根市に、「おもしろかっぱ館」というそれはもう名前からしてたいそう面白そうな施設があります。というか外観がカッパで既に面白い。
イントロダクション:河童の妙薬
拷問タイム
200円の入館料を払うと、紙芝居のビデオを見せられます。このビデオは駒ヶ根市に残る中村家とカッパの伝説をまとめたものです。かいつまんで紹介します。
カッパがいたずらする→返り討ちにあう→中村家で保護してもらう→お礼にカッパの薬の作り方を教える→中村家その薬を売って金持ちに という話。
薬売りだった頃の品々
似たような伝説は「河童の妙薬」と呼ばれて日本各地にあるそうです。ただ中村家というのは今も現存していて、その薬を販売していた頃の資料がここに展示されているってわけ。
大爆笑
さすがおもしろかっぱ館、小ボケも周到で面白い。
所狭しと並ぶはかっぱグッズ
かっぱ寿司研修センター
会議室のような区画には、様々なかっぱグッズが並んでいます。
この記事最大の面白ポイント↓
山瀬まみはいなかった。
名古屋カッパって何よ。
お庭には例の中村さんの像がありました。
メッセージ性が強すぎる!主張の道具に使われる現代カッパたち
かっぱのブロンズ像
で、これまた別の部屋には少し空気の違う展示がありました。部屋の中央に大きなカッパ像があるんですが、こちらは骨格からその様子まで現代人に近く、そのタイトルも社会風刺が効いていて、もはやカッパに関係なくただの個人の主張の道具と化しています。
「現代の呪縛」
一際目立つのがこのかっぱ。
サラリーマンの悲哀を表現した物だそうです。
申し訳程度のかっぱ要素
カッパ関係ある?(笑)
製作者の自由になりたい欲が強いのかな
お、おう…。
このブロンズ像製作が地味にうまいもんだから、普通にすごいんだけど、いかんせんカッパ関係なくて笑う。
止められない製作意欲
なんかもう芸術が爆発しちゃって、この一画はほとんど同じ人の作品が並んでいる状況でした。
「俺たちの生きる道を探せ」
これがまた絶滅した動物とかだったらちょっとなんかわかる気がするけど、カッパだからなぁ。
自分の前に1組の家族がいたんですが、広い庭で遊んでいる時が1番楽しそうでした。おもしろかっぱ館、その面白さを理解するためにはどんなことでも楽しんでやるという気持ちが必要みたいです。
長野は雄大でいいよね
駒ヶ根市からはだいぶ離れますが、同じ長野県の大鹿村にある大西公園はこれまた雄大でお気に入りのスポットです。崩落した山を背景に大きな観音様が立っていて、これがかなり見応えのある光景。
是非こちらもご覧あれ。
この記事の撮影機材
カメラ1:Pixel 4a
カメラ2:GoPro HERO7 Black
おもしろかっぱ館の詳細情報
公式サイト:おもしろかっぱ館について|おもしろかっぱ館 - 駒ヶ根市天竜かっぱ広場
住所:〒399-4101 長野県駒ヶ根市下平2426−1
電話番号:0265-81-4767
場所:Googleマップで見る
営業時間:午前9時~午後5時 (12月~2月 午後4時30分閉館)
入場料:200円
駐車場:あり
備考:近くには「かっぱふれあいセンター」もある(野菜販売所であってかっぱと触れ合えるわけではない)