先日から南知多を一周して各地のB級スポットを巡っております。
今回は最終目的地、『貝がら公園』といういかにも珍な名前の公園が山の上にあります。
…というのは以前から聞いていたんですが、どうも車では山の上に辿りつけない。
港に車を停めてiPhoneで道を探すと歩いていくしかないみたいなので、歩いてみるとあったあった。小さな階段。ここが貝殻公園の入り口です。
南知多観光でも超おすすめな珍スポットがここにあります。
貝殻尽くしの貝がら公園
いきなり道がぶっ壊れていて前途多難な立ち上がり。大丈夫か。
真夏の登山でヒィヒィ言いながらもなんとか登頂。目の前には鳥居が見えてきました。ここが入り口です。
『白山』と書いてある。白山神社ってのがここの本名なのかな。
っていうか鳥居やべぇ。『白山』の字もよく見たら貝殻だ。
近くで見るとよくわかる。コンクリートに大小様々な貝殻を埋め込んでる。
奉納者の名前かな。これも貝殻だ。アッパレ!
ここ、貝がら公園では鳥居のように、とにかく何かにつけて貝殻を埋め込んだモニュメントを堪能することができます。
ベンチだって不必要に貝殻で覆われています。
灯籠だってこの通りびっしりさ。
一体何個の貝殻が使われているのか。そしてこれらの建造物を作るのにどんだけ時間をかけたのか…。
貝がら公園最大の見せ場!貝がら戦艦!
勝手に戦艦と名付けたけど、どうなのかな。
公園の一画に大きな船のモニュメントがあります。緑の中にドドンと建ってるのがわかるでしょ?そして相変わらずビッシリでしょ?
『白山丸』という名前らしい。
結構急な階段を登って上に行きます。しかしなんだか近づいて見るとボロボロだ!秘密基地みたいですね。
屋根が吹き飛んだのか?それとも元々?
柱はコンクリートの隙間から鉄骨が見えちゃってる状態。そして相変わらず隙あれば貝を埋め込んでくる。
高い山の上の更に上の方なので、見晴らしは非常に良い!
知多の海が一望できます。
急な階段を降りて戻ります。もうこんな感じだし手入れもされてないようなので、鳥の糞がすごかったです。
若人よ 明治につづけ ど根性
公園の創立者の記念碑。こんな高い山の上に毎日毎日資材を運んでせっせと作ったんだとか。す、すごい気合いだ…。
いったい何が彼をここまで動かしたのだ。
理由は、夢で見たお告げだそうな。なるほど、布袋大仏みたいなもんか。
休憩しようと思ったテーブルとベンチもこんな感じ。逆に使いにくいよ!
このびっしり具合は蓮コラが苦手な人には辛いはず。
これはなんでしょう。何かのモニュメント。そしてあいかわらず貝殻文字がイカす。知多バス奉納したのかな。
鳥も貝殻で覆われている。こうなるとなんか皮膚病かなんかっぽい。
五色観音。偉いハデハデに祀られちゃってる。観音様自体に貝殻の施しはなし。
最後は貝殻大砲。方針に鳥とまっちゃってるし。
おー何か川柳がありました。
『若人よ 明治につ?? ど根性』と書いてあります。欠けてる部分は恐らく『つづく』でしょうね。
しかし急にどうした。
コンクリートと貝殻と自然が織り成す謎のシチュエーション。自分も明治に続けるようにがんばります…。
柱に貝殻文字でポエムが刻まれていた。
もはやこえーよ。
貝がら公園
公式サイト:ない
住所:〒470-3412 愛知県知多郡南知多町豊浜登畑
電話番号:ない
場所:Googleマップで見る
営業時間:たぶんいつでも(とはいえ私有地なので常識の範囲内で)
入場料:ない
備考:登山は覚悟しておけよ