郡上に登場
先日、岐阜県の郡上八幡に行ってきました。むしろ私は去年も郡上八幡観光をしました。2年連続で郡上八幡を訪れているわけです。その理由は郡上八幡の景観が素敵だから。
雄大に流れる長良川の光景、生い茂る山、趣のある街並み、待ちの間を流れる小さな水路…。そんな景色が素敵なので、こうして2年連続でカメラを持って観光しているわけです。
去年の写真と今回の写真をごちゃ混ぜで郡上観光の様子を紹介します。この記事は、そんな記事だ!
目次(もくじ)
郡上八幡へのアクセス方法
郡上は何気にアクセスが良い。車ならば、東海北陸自動車道を使えば名古屋からでも1時間くらいで到着します。むしろ下道でも十分行ける距離です。公共交通機関でも、長良川鉄道を使えば時間はかかるけど行けます。
自分の場合、去年は長良川鉄道、今年はレンタカーで行きました。まぁレンタカーの方が楽ですわな。郡上八幡には駐車場もいっぱいあるし。有料だけど。
郡上八幡の街並みを行く
こういう何気ない水路も郡上八幡は整備されています。整備されているだけでなく、そこに植物も絡んでいて美しい。
水路の上に水路
水路の上にまた別の水路がある光景。エッシャーのだまし絵のように複雑に水路が絡み合う。これが郡上八幡の醍醐味!
今年の長良川の光景。
去年の長良川の光景。
同じような位置に同じようない出で立ちをした釣り人がいますね…。マネキンとかだったら嫌だな。
郡上八幡グルメ!
気温はあちち
宮ヶ瀬橋にあるカフェ「ここち」でアイスコーヒーを飲みました。お昼過ぎだったんですが観光客がたくさんいて、なかなか時間がかかりましたね。
普通に美味しかったし良かったんですが、喫煙OKなのでそれだけ辛かったですね。
大企業が作ったサイダー
グルメと呼ぶには大げさだけどやはり田舎にきたからにはサイダーを飲まなければいけない。普通に美味しかったです。
ちなみにサイダーとラムネって、中にビー玉が入っているかどうかの違いだけで、液体自体は同じものなんだそうです。で、ちょっと前に話題になりましたが、「ラムネ」は中小企業分野調整法によって中小企業のみ販売が許されていて、大企業は「ラムネ」として販売することができないんだそうです。
つまり!郡上八幡で売られているのは「サイダー」なので、製造元は大企業なんだなということがわかります。ふーん。
見切れてる外人がかっこいい
写真とは関係ないし自分は行ったことないけど、郡上八幡グルメだと「蕎麦正まつい」ってとこが人気みたいです。食べログの評価も記事執筆時点で3.65となかなか高い。次回行くときは訪れてみようと思います。
郡上八幡の見どころその1:いがわこみち
年間何人水路に落ちるのかな
郡上八幡の中でも地味に好きなのがこの「いがわ小径」です。水路に沿ってすんごい細い道があって、そこの裏路地的雰囲気が好きです。
この日、鯉の刺身を食べた
水路には鯉がたくさん泳いでいて、100円で売っている餌をあげるとえらい勢いでやってきます。まるまる太った大きな鯉なので、乳児がこの川に落ちたら鯉に食われそうです。
郡上八幡の見どころその2:宗祇水(白雲水)
宗祇水への降り口
郡上八幡には至る所に湧き水があります。この宗祇水(白雲水)もその1つだそう。「そうぎすい」と読みます。
郡上八幡では湧き水の利用方法に独自ルールみたいなのがあり「水舟」と呼ばれています。水路に仕切りがあって槽になっていて、湧き水に近い方を「飲料・食べ物を洗う槽」次の槽が「食器を洗う槽」になっています。で、洗浄して取れた米粒とかが川の魚の餌になるんだそう。
観光客向けに整備されている
で、実際には各家庭の敷地内でこのような水路が設けられているので、この場所はあくまで観光用に整備されたもの。今の時代ならきちんとした下水処理システムができてるし、洗剤とか使うだろうから、あんまり使ってないかもしれないけど、水資源が豊かな郡上八幡ならではのシステムですね。お勉強になりまちた。
ゴミを川にポイ捨てする子供と、川に浮かんでいるゴミを拾う子供がいた
宗祇水近くの川は水深が浅いので、子供達が遊んでいました。自分も石に腰掛けて足を水につけてしばらくぼんやりしました。これが非常に心地よい。この日もまだ気温が高く暑い日でしたが、足を川につけるだけで非常にさわやかな気分に。これだよ、これを求めて俺は郡上八幡に来たんだよ。
涼しげですね。良かったね。
再び郡上八幡の街を行く
郡上踊の大きな提灯がありました。去年は10月頃に訪れたけど、今年は郡上おどりの前日に訪れたので、街も祭の準備で色めきだってました。いつかは郡上おどりにも参加してみたい気持ちをここに表明します。
郡上八幡のメインストリート、新町通商店街へ。
なんか色々とお店はあるんだけど、いまいち惹かれないので素通りするだけ。。。
うさ耳地蔵
こういうのには惹かれる。
廃墟かと思うほどの古いビル
郡上には食品サンプルの製造会社がたくさんあり、日本中の食品サンプルのほとんどが郡上で作られているものなんだそうです。なぜかと言うと、そもそも食品サンプルを最初に編み出した人が郡上出身だったそうです。
その結果、今では郡上全体が食品サンプルを生み出し、地場産業として頑張っているんだとか。実際食品サンプルを見てみるとクオリティがやべぇ。とはいえあくまで食品サンプル。個人がお土産に買うもんではないな(笑)
少し外れるとお店は少なくなり、観光客もいなくなります。自分が言える立場じゃないけど、郡上八幡は観光客が多すぎますな。
アーチ状の橋がまた良いですね。郡上八幡、素敵です。
去年と今年で郡上2回目だけど、今だに郡上八幡城には行ったことがない。
この記事の撮影機材
カメラ1:X-T20
レンズ:XF16-55mmF2.8
カメラ2:RX100M3