さぁ今回もやって参りました”カメおく”!!!
お相手はまぁ、僕ですけど。
前回はF値について書きました。
カメラ初心者が”おまかせ撮影”を脱却するために覚えておくこと ~F値~
ボケ!明るさ!が合言葉でしたね。老人ホームみたいですね。
今回はシャッタースピード。さぁこれはなんぞや。
目次(もくじ)
シャッタースピード
通称SSとかSとか。
シャッタースピードが関係するのは”明るさ”です。
シャッタースピードが早いと取り込む光の量が少なくなるので写真も暗くなります。
逆に遅いとそれだけ光を取り込めるので写真は明るくなります。
シャッタースピード1/80秒
シャッターが降りるのは一瞬。暗い。
だいぶいい感じに。
ステキ
明るすぎて白飛びしてる
これらの写真を見比べると、明るさ以外に背景がボケてたりボケてなかったりすることがわかります。
シャッタースピードとF値は関連性があって、どちらかの値を動かすとそれに呼応して片方もそれに最適な値になります。
シャッタースピードが早い=暗いときはF値が小さく=明るくなります。
シャッタースピードが遅く=明るくなってくるとF値は大きく=暗くなります。
そうやって明るさのバランスをカメラが自動で保ってくれます。
しかしあまりにそのシーンにそぐわない値にするとF値が追いつかなくてお手上げになっちゃう。
まとめ
■シャッタースピードを早くすると…
・写真が暗くなる
・その分F値が小さくなり写真にボケができる
・シャッターが早く降りるので手振れが少なくなる
こんなシーンに最適
・十分な明るさがあるところ
・被写体が動いてるもの
・とにかく手振れしたくないとき
■シャッタスピードを遅くすると…
・写真が明るくなる
・その分F値が大きくなり写真がシャープになる
・シャッターが遅く降りるので手持ちで撮影するとブレる可能性が大きくなる。
こんなシーンに最適
・夜間など十分な明るさがないところ
・風景
・星
・被写体の動きを出したいとき(この記事の一番上の写真参照)
・三脚などがあってカメラを固定できるとき
シャッタスピードを遅くしてカメラを固定するとこういう写真ができます。
面白いです。