”戦争遺跡”と呼ばれるものが愛知県には多くあります。
大砲の土台だったり、軍人の像だったり、基地だったり…。
そんな中でも気になるのがこの”B29の里”。平和な時代に生まれた僕でもB29がアメリカ製の軍用機だってことくらいは知ってます。なんでその里が日本のこんな愛知県は豊田市の山奥にあるのでしょうか。
B29と多くの命が眠る場所
昭和20年1月3日とあります。今からもう70年近く前ですね。その正月明け早々、ここにB29が墜落しました。
墜落の原因は日本の兵士である代田実中尉による特攻でした。
この攻撃により特攻した代田実中尉と、B29の乗組員11人の内脱出できた1人を除く10人が死亡したそうです。
敵も味方も死んでしまえば仏様ということなのでしょうか。近隣住民の手によって米兵たちも手厚く埋葬され、その後は日米友好の証として3年前にはこのような慰霊碑が作られるようになりました。
もちろんここらに特に遺構が残っているわけでもなく、慰霊碑がなければ見た目はただの山です。
実際に目撃した人々ももはやこの世に残っている人は少なくなってしまったそうです。
人を見かけない山奥で、鳥の声を聞きながら僕はこの慰霊碑を見つめ、コーラを飲んでいました。今でさえその辺の自販機で売ってるコーラも飲めない時代があったなんて想像もつきませんね。
どんな思いで特攻し、どんな思いで落ちていったのかとか考えちゃいます。
おまけ
こちらはそのB29の里へ行く途中にあった墓石とか作ってるとこ。
なんか変な奴がいました。
B29の里 豊田市 戦争遺跡 便宜上B級スポット
公式サイト:こちらが公式になるのかな?
住所:マップ見て
電話番号:
場所:Googleマップで見る
営業時間:
入場料:
備考:風が心地よかったです