Amazonは価格推移を見てお得かどうかを判断する
Amazonでお得に買い物をする方法にはいろいろあります。実際にググってみると、「プライム会員になる」とか、「クーポンを使う」とか、誰もが知ってるような方法からマニアックなテクニックまでいろいろと紹介されています。
しかし、最も大事なことはそういったテクニックではなく、「今の価格がお得なのかどうかを知ること」です。つまり、商品の価格推移を知るのです。過去の価格と比較して安ければお得だし、高ければ今は買うタイミングではないでしょう。
特にAmazonの商品はめちゃくちゃ頻繁に価格が変動します。なので価格推移を知ることがとっても重要です。実際に私が実践している、価格推移を知る方法を紹介していきます。その上で、誰でも簡単に使えるような安く買うテクニックも紹介していきます。
目次（もくじ）
Amazonで安く買うのに最も大事なのは価格推移を知ること
結構頻繁に価格が変動していることがわかる
- 今が買うべきタイミングなのかどうかがわかる
- 二重価格かどうかがわかる
Amazonは価格が頻繁に変わります。たとえ「セール中！」との書いてあっても、価格推移を見ると「昔の通常価格の方が安いやんけ！」みたいなことがあったりします。
実際にAmazonは以前二重価格で謝罪したことがありますし、現在においても二重価格やろって商品が結構あります。そこで大活躍してくれるのが、Amazonの商品画面で価格推移を表示してくれるKeepaというサービスです。
二重価格とは？：
「二重価格」とは元値を不当に高くし、あたかもセールですごくお得になっているかのように見せる方法のこと。例えば「うまい棒1本100円ところ85%オフで15円！」みたいなものです。本来12円の価値なのに、あえて100円に釣り上げてから割引することで、消費者を錯覚させようとします。これは違法行為です。
Keepaを使えば今がお得なのかどうかがわかる
ある商品の価格変動グラフ
Keepaは無料で使えるサービスです。ブラウザの拡張機能として利用できます。例えばGoolge Chromeにインストールすると、Amazonの商品ページに上記のようなグラフが表示されます。
「いつ」「いくら」で販売sれていたのがわかる
例えばこのグラフだと、普段は89,580円で販売されていることがわかります。さらに5/24〜6/3は80,952円そして8/1〜は83,052円と安くなった記録があります。
つまり今は最安値とは言えないけど、通常価格よりは安く販売されているため、まぁ悪くない価格だと言えるわけです。
セール開催中でも価格推移を確認して本当にお得なのかチェックしよう
半額以下！56%も割引中のワイヤレスイヤホンだけど…
こちらはAirPodsをパクった感じの中華ワイヤレスイヤホンです。通常4,999円のところ56%オフで2,217円とのこと。これだけ見ると（欲しいかどうかは別として）お得に見えます。
価格推移を見ると二重価格であることがわかる
しかしKeepaでここ3ヶ月の価格推移を見てみると、常時2,217円前後で販売されており、通常価格の4,999円で販売されていることはほとんどないことがわかります。これぞまさに二重価格ですね。56%割引なんて何の意味もない表示であることがわかります。
Amazonのセール情報・お得な商品の特集ページまとめ
Amazonでは日々セールが行われています。中には現在セール中の商品など、お得に購入できる商品の特集ページがあるのでまとめて紹介していきます。
- タイムセール商品一覧
- ヤスイイね（日用品のタイムセール）
- ヤスイイね半額ストア
- クーポン配布中の商品一覧
- Amazonアウトレット
- Amazonベーシック（プライベートブランド）
- まとめトク（4点以上まとめ買いで5%オフ）
「今安売りされている商品が知りたい！」という場合は、これらの特集ページを見てみると良いと思います。ただし、やはりKeepaを使った価格推移のチェックは必須です！
さらにお得！Amazonで使えるお得な買い方
というわけでAmazonでお得に買い物するにはKeepaが絶対的に必要不可欠です。その上で、なんかクレジットカードをどうたらとかクーポンをどうたらとかすると良いでしょう。
次からは私が実践している、さらなるお得技を紹介していきます。私は簡単で誰でも実践しやすいものを好むので、これから紹介する方法も簡単なものです。
定期おトク便で最大15%オフ
利用できる場合はこういった表示が出る
注文画面でたまに「定期おトク便」という注文ができることがあります。これを申し込むと、3ヶ月に1回などの一定間隔で自動的に商品を購入します。その代わりに5%の割引を受けることができます。さらに定期おトク便の契約数に応じて最大15%オフを受けられるようになります。
いろいろと細かい制約はあるものの、利用できる時には利用すると良いでしょう。
ただし、これもやはり価格推移に注意しましょう。場合によっては15%オフでも他で買った方が安いなんてこともありえるからです。
セール・キャンペーン情報は商品ページに表示される：
定期おトク便以外にも、クーポン配布だったり、セールだったり、より安く購入できるキャンペーン・方法がある場合には購入画面に表示されます。しっかり確認すれば取りこぼすことはないでしょう。
dポイントを連携する
画像引用元：【dポイントクラブ】dポイントがAmazonでたまる！つかえる！
2024年の4月から、Amazonでdポイントが使える/貯まるようになりました。
ただし、貯まり方は通常のルールと異なり下記の通りとなります。
- 1決済につき5,000円以上の支払い
- 決済金額の1%付与
- 1決済につき100ポイントが条件
つまり、通常の利用と異なり200円や1,000円の買い物ではポイントが貯まりません。また、どれだけ高額な商品でも最大100ポイントまでしかもらえません。
また、ポイントレートは購入金額の1%となります。通常だと200円の支払いで1ポイント付与のことが多いのですが、Amazonでは端数もポイント対象となります。
AmazonクレジットカードやJCBクレジットカードで買う
画像引用元：Amazon.jp: Amazon Mastercard (アマゾン マスターカード) 最大2%ポイント還元
既にクレジットカードで決済している人が多いと思いますが、クレジットカードの中でもよりお得なものがあります。
例えばAmazonクレジットカードだとプライム会員限定ですが、ポイント還元率2%です。さらにJCB CARD Wも2%になるキャンペーンを常時開催中です。
こうした、Amazonでよりお得に決済できるクレジットカードを使うのも手軽で確実なお得技です。
ポイントサイトを経由する
画像引用元：Amazon ※一部カテゴリのみポイント加算対象の詳細 - ポイントサイトの副業でお小遣い稼ぎ - ECナビ
ECナビは下記のジャンルに限られますが、経由して買い物するとポイントが貯まるため、ECナビ経由でAmazonを利用するようにすると良いでしょう。
- 服＆ファッション小物：4.0%
- ジュエリー：4.0%
- シューズ&バッグ：4.0%
- 衣料品 自社ブランド：4.0%
- Kindle電子書籍リーダー：0.5%
- Fire Tablet デバイス：0.5%
- Echo&Alexaデバイス：0.5%
- Fire TV：0.5%
- Echo＆Alexa 関連商品：0.5%
- Kindle アクセサリ：0.5%
- Fire Tablet アクセサリ：0.5%
注意：クレカからのギフト券チャージは還元なしになった
画像引用元：ギフトカード
Amazonのお得技と言えば、以前はクレジットカードからAmazonギフトカードにチャージして決済する方法が定番でした。
この方法ではクレジットカード利用ポイントに加えて、チャージ時にAmazonからポイントがもらえるためポイント二重取りができたのです。
しかし、現在はこの方法が終了してしまっています。ただし不定期のキャンペーンとして開催されることがあります。その場合はクレジットカードを使ってガッツリチャージしておきましょう。
細かいことを気にするより価格推移を知るのが最もお得な買い方
以上の通り、いろいろと細かい方法はありますがお得な割合も地味です。それよりも、やはり価格推移を知って今がお得な価格なのかどうかを判断するのがめちゃくちゃ大事です。
