愛知県西尾市、国道247号線をつらつら行くと、道沿いに「常福寺」というお寺があります。このお寺にはそれはそれはたいそう立派な大仏様がいらっしゃいます。
こちらにおわします大仏様は「刈宿の大仏(かりやどのおおぼとけ)」と呼ばれています。早速チェケラ。
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愛知県西尾市の田舎に佇む赤い大仏
こちらの大仏は台座の上に鎮座しているので大きく感じますが、実際の像高は7mだそうです。台座込みだと2倍になって14m。
愛知県の大仏と言えば有名なのが名古屋市千種区にある名古屋大仏です。あっちは緑色だけど、こっちは赤色。そして同じくらいの大きさなので、戦わせたら面白そう(冒涜!)
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大仏様の背後には「光背(こうはい)」がついています。これは大仏さんが光ってる様子を表したものです。光背が付いている大仏はちょっと珍しいので、見つけるとラッキーです。
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そしてこの大仏様、なんとこの大きさにしては珍しく胎内巡りが可能です。背後から内部に入ることができます。
胎内に入るには鍵付き門を開けなければいけないのですが、私の時は開いてました。閉まってるときもあるのかな?
階段を登って2階部分(大仏様の足らへんかな?)に行けます。胎内から大仏様の頭部を見上げることができるわけです。これぞまさに体内。生々しい。
と、ここで気になるのが左右の穴。これなに?このような穴は階段を登る途中にもあります。この穴がなんの意図を持っているのかは謎です。一説によると、
元々大仏も台座も寺の山門として作られたんだとかで、この穴もそれ関連のものと言われてたりもします。ミステリー大仏ですな。