いい感じに霧が出ています
舞鶴に来ました。たぶん一般的には舞鶴とか言われてもどこだよ!って感じだと思います。舞鶴は京都府の北側、日本海沿いの都市です。あんまり実感ないけど、京都って日本海に通じているのよね。
で、この海街には「お前横浜か?」と聞きたくなるような赤煉瓦がドドンと立ち並んでおります。
実際に横浜赤煉瓦の兄弟とも言える、この舞鶴赤れんがを見学してきたのでチョロっと紹介します。
舞鶴は鎮守府の1つ!海軍さんだよ
近くに市役所があり、そこへの通勤ルートになっている模様
全く知識がないので受け売りですが語らせてください。かつて日本には「鎮守府」と呼ばれる海軍の拠点が4箇所ありました。横須賀・舞鶴・呉・佐世保です。
大規模だけど見学できる範囲は狭い
戦後この4箇所は海上自衛隊の基地として一部が引き継がれましたが、それ以外については取り壊されたり、転用されたり、保存されたり、いろいろです。そんな中でも目覚ましい活躍を遂げているのが横須賀ですね。
残された赤レンガの建物が2002年にお店に生まれ変わり、「赤レンガ倉庫」として驀進しています。そんな赤レンガ倉庫の大躍進を見て「これだ!」と思ったのかどうかは知りませんが、2012年にここ舞鶴も「舞鶴赤れんがパーク」として整備されました。
ご機嫌な飾り付けもありますね
ただわりとお金の匂いで充満している「赤レンガ倉庫」と比較すると、こちらは「文化」で勝負している印象。元々博物館として運営されていたこともあり、雑貨に飲食店に賑わっている感じではなく、わりと静かな様子でした。
コワーキングもあるよ
突然のコワーキングスペース
「赤レンガ倉庫」だったら「儲からないからやめろ!」と言われそうですが、ここ「舞鶴赤れんがパーク」にはコワーキングスペースもありました。ドロップイン利用で1日1,100円(税込)とすこぶる安い。舞鶴市民ならさらに550円(税込)。
赤煉瓦でお仕事
ちょっと利用させてもらいましたが、めちゃめちゃ良い環境でした。
貴様、軍法会議ものだぞ!
ただし、床は当時のものをそのまま使ってるとかで、ドリンクをこぼしたら軍法会議ものだぞとのことでした。
何したら良いの
あとはイベントスペースという名の空きスペース潰し的な空間もありました。まぁ、そんな感じでよく言えば無骨なんですが、悪く言えば「観光資源を活かせていない」感じでした。頑張れ…!
トロッコトレール跡を見る
展示されているトロッコ
この赤れんがは要するに倉庫として使われていたんですが、その倉庫から物品を持ち運びする際にトロッコが使われていました。実際に赤れんが内部に車両が保存されていました。
見て楽しむだけ
レールと枕木。ふむふむ。
轢かれるアングル
なるほど〜。
トロッコのレールがクロスしている
外に出れば倉庫からレール跡が飛び出していることがわかります。
ここを辿れば東舞鶴駅
このレールを辿っていくと、おそらく現在の東舞鶴駅に辿り着くんだろうと思われます。東舞鶴駅までの道中はほとんどが遊歩道に整備されています。そんな中、「北吸トンネル」だけは当時の様子を思い起こさせる姿をしているので、気になれば調べてみてね。
出入り口小さいな
こちらもまた倉庫から飛び出すレール。ほとんど埋め立てられているので存在感は薄いのですが、良きものでした。
シブくて良いっス
シブいねぇ
うーんというわけで、特別すげー見どころがあるってわけではないんですが、この赤煉瓦に囲まれてウロウロ探索しているだけでもそれなりに楽しかったです。そういう人にはおすすめ。
もうちょっと賑わっても良いのに
そうでない人には…。
その後GOROバーガーを食べたよ
赤れんがパークからちょっと離れたとことにある五老スカイタワーでは1日5食限定の5階建てハンバーガーあるので食べてきました。っていうか眺望がめちゃくちゃ良い。ここめっちゃおすすめっす!