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歌うおじさん
歌うおじさん

あの大物ロックバンド「エアロスミス」が解散するぞ!という報道が流れたのは2016年のことでした。その報道によると、2017年中に解散ツアーを行ってはい解散、となるとのこと。

で、巡り巡って2018年の6月!結局、エアロスミスは解散したんですか?

公式サイトやネットの情報を見ても特に解散したって報道は出てないみたいなんですけど。ということは、解散はうやむやになっちゃったんですか?それとも正式な撤回があったんですか?リスケした?(業界人)

近年は全く彼らの音楽を聴いてなかったし、情報も追ってなかったんですが、それでもエアロスミスとくれば私の青春の1ページなんですよ。私も王道エアロスミスを通過した1人のロック少年だったんです。誰かが私に彼らの結末を教えてくれるまで、私はここでエアロスミスとの思い出を振り返る!それではみなさん聞いてください、「Livin' on a Prayer」(それはボンジョビ)

人生初のライブはエアロスミスでした

よさこい祭り
これはよさこい祭りの写真

あれは…ワシが14歳の頃じゃった。そう、2004年7月17日の夏…。

エアロスミスがニューアルバム「Honkin' on Bobo」を引っさげて、日本でドームツアーをやるぜとの情報を掴んだワシは、早速申し込んだのであった。初めてのコンサートで1人じゃ心細かったので、当時仲良かったけど別にエアロスミス好きではない友人も誘って(今思えばよく来てくれたな。良いやつだったなぁ)、2人でナゴヤドームに乗り込んだのでした。

大谷資料館
これは大谷資料館の写真

私の記憶に残っているのは、ナゴヤドームに到着して、アリーナ席に入場したところから。当然ながらドーム内には大掛かりなステージがセッティングされていて、「これからコンサートが始まる、しかもあのエアロスミスが演奏するんだ」と思うとドキドキワクワクでした。

そして公演前のBGMでWhitesnakeのSlide it inが流れていたのを覚えています。久しぶりに聴くとなかなかいい曲です。さらにまだ始まってないのに前の方でたぶん外国人のおねーちゃんがクネクネと踊り出してアメリカを感じました。

金粉ショー
KISSではない

確か公演時間をちょっと過ぎてからメンバーが出てきて1曲目に突入、「Toys in the Attic」です。ゴリゴリのハードロックナンバー。

「エアロスミスといえばMiss a Thing?いやいやあれは外部ライターが書いた曲でしょう。Walk This Way?ありゃラップでロックじゃねぇ!1番すげぇのは、Toys in the Atticなんだよ!」と思っていた私にとっては嬉しい1発目。そこから先の記憶は曖昧ですが、結局はMiss a Thingで感動したし、Walk This Wayでは死ぬほど声を上げました。君タチ最高ダヨ!

派手な女
派手な女の人

そして最後はもちろん「Train kept a Rollin'」。曲の途中で紙吹雪まで巻き起こり、美獣乱舞の中帰路に着いたのであった。

持ち帰った紙吹雪とコンサートチケットはしばらくデスクに挟んでおいたけど、自身がハードロックからプログレに傾倒していくにつれて、いつしかどこかに行ってしまいました。

変わってしまった私は、エアロスミスのことも産業ロックにカテゴライズし、大衆向けの迎合音楽と鼻で笑いながら、ピンク・フロイドの原子心母をブラックコーヒーのように我慢して味わったものです。あの頃はバカにしてごめんなさい。