岐阜県高山市に遊びに行きました。高山というと駅から東にある古い町並みを散策しつつ、飛騨牛に舌鼓を打つのが定番です。というわけで我々一行は、崇教真光世界総本山に行って参りました。
※以下2013年の様子です
目次(もくじ)
芸能人にも信者がいる…?崇教真光とは
崇教真光は、大体60年くらいの歴史を持つ新興宗教団体です。信者数は世界中100万人いると言われていて、有名人・芸能人の中にも信者を抱えているそうです。ネット上の情報によるとアントニオ猪木やSuperflyや鳩山由紀夫がいると聞きました。もちろん真偽は不明ですが。
「新興宗教」と聞くとやばいイメージがあると思います。まぁこれだけの規模の組織だと、大なり小なりトラブルもあるでしょうし、今話題の統一教会のように、政治に介入するようなこともあると思います。ただ何かやばいようなことを表立ってやってるようなことは全くなく、きちんとルールに則って運営されているまともな団体という印象です。
そんな新興宗教団体に裸一貫で飛び込んだのはわけがあります。
岐阜高山の巨大宗教施設
以前、同じく友人と高山にきたとき。私はあっけにとられました。
なにこれ…。とつぜん私の目の前に巨大な金色に輝く建物が現れたのです。
その大きさと派手さにより、どこに行っても視界に入るのでその日は一日この建物のことが気になって仕方ない状態でした。
後々調べてみると宗教施設であり、しかも自由に内部を見学できるということでいつか行ってやろうと思ったわけです。そのいつかが今日だ!
崇教真光世界総本山の内部を見学
この日はGWということでやってるかどうか心配だったけど、電話してみたら普通に入れるとのことでした。
間近で見る世界総本山は本当に圧巻でした。とにかくでかい!!!
遠近法を使っても手の中に収まらないほどでかい!!
なっがい階段をえっちらおっちら上がっていきます。
んで内部!…は撮影禁止なのでパンフレットの写真を転載。
BON JOVIがコンサートできるくらい広かったです。我々が訪れたときはステージの幕が上がってました。
絵で説明するとこんな感じ。ステージの床が水槽になってて鯉が泳いでた。あんなステージ初めて見たね。
こちらの動画でステージが映っていました。マジで鯉が泳いでいます。
巫女さん
受付と、我々にガイドをしてくれた巫女さんが1人ずついました。どちらの方も若い方で驚きましたね。こういう宗教施設って高齢が多いイメージなんで。
宗教的につっこんだ質問やら我々のウェーイ系のノリにもはにかんだ笑顔で対応してくれて入信しそうになるとこでしたね。あと帰りには飴ももらいました。
再び崇教真光世界総本山の外観
いやぁありがたいありがたい。貴重な経験でした。やっぱり熱心な説明をしてもらえると、博物館でも宗教施設でもなんでも面白いですね。
ちょうど外に出ると掛け声が聞こえたので行ってみると、信者の方々が何かやっていました。
なんでも『真光の業』というので、手をかざすだけで様々な効果が得られるんだとか。お釈迦様やキリストもその業を持ちつつも、困難さ故に弟子たちにはうまく伝えられなかった業だそうです。
それをこちらの崇教真光の教祖様であらせられる岡田光玉氏が再び世に広めたんだとか。すごいぜ。
しかし本当にでかかった。内部はちょっと閑散としてたけど、信者の人が集まればワイワイ賑わうのかな。
ああ、ちなみに世界総本山の名の通り崇教真光は世界を股にかけて存在しているようで、この日もオーストラリアからやってきたという外国人を見かけました。
というわけで、新興宗教団体と言えば強引な勧誘なんかが脳裏に浮かぶと思いますが、そんなものも全くなく、ごく普通に施設見学として案内してもらえました。見学の際に電話をかけたものの、その後崇教真光から勧誘の電話が来たとかも一切ありません。宗教的な意味だけでなく、建築に興味があるとかそういうノリであってもきちんと誠実に対応してもらえると思うので、ぜひ高山観光の際にはお立ち寄りください。
追記:増えてた
第二神殿「愛和館」
後日再び訪れたら、今度はシルバーの神殿ができていました。こちらは2020年建設とのことで、出来立て。こちらも内部はとんでもなく広くありました。そして警備員の人たちがみんなフレッシュだった。
崇教真光の美術館がまたすごい
世界総本山からしばらく行ったところにある、「光ミュージアム」がまたすごいです。団体が運営している美術館で、その展示物だけでなくとにかく建築物が圧巻。一部撮影できたので、雰囲気だけでも味わってください。マジで岐阜高山を手中に治めんばかりの巨大さでした!
崇教真光世界総本山の詳細情報
公式サイト:崇教眞光公式サイト
場所:Googleマップで見る