八紘一宇の塔に祈る必要はないんだ!
携帯料金の長期滞納によって強制解約されると、その履歴が残り続け、しかも異なる携帯会社間で共有されるため「ブラックリスト」と呼ばれます。
一度このブラックリストに載ってしまうと、その後なかなか携帯会社の審査に通らなくなってしまいます。ではブラックリストを解除するためにはどうしたら良いのか?を紹介しますが、そもそも携帯電話のブラックリストは解除しなくても審査に通れる会社もあるので、その辺も含めて解説します!
審査なし!iPhone7が988円
目次(もくじ)
携帯ブラックの人向け!ブラックでも契約できる携帯会社もある
誰でもスマホ:審査なしで契約できる!しかもデメリットなし
画像引用元:【公式】誰でもスマホ|格安スマホ×コンビニ決済で、レンタル携帯よりもお得!
審査なし!iPhone7が988円
誰でもスマホは契約にあたって審査がないことを明言しています。18歳以上で反社会的勢力に属していなければ、文字通り誰でも契約できます。
支払い方法もコンビニ払いもしくは口座振替に対応しているため、クレジットカードがない人でも契約できます。
データ通信量 | 月額料金 |
---|---|
1GB | 3,278円 |
3GB | 3,580円 |
5GB | 3,980円 |
7GB | 4,380円 |
20GB | 4,980円 |
25GB | 5,580円 |
※:全プランかけ放題を含む。解除不可
料金は一般的な格安SIMと比較すると高めですが、いずれのプランもかけ放題が含まれているので、通話料金は基本的に無料です。また、高いとは言っても審査なしで契約できる携帯会社の中では安い部類です。
そして審査なしで契約できる他の携帯会社の場合、審査なしの代わりに契約期間の縛りがあったり、前払い制だったり、デメリットがあります。
一方で誰でもスマホにはそうしたデメリットがありません。初期費用は事務手数料3,300円(税込)のみだし、解約はいつでも無料でできます。
おてがるモバイル:審査なし!1GBと20GBが安い
画像引用元:おてがるモバイル|審査がいらないスマホ
審査なし!1GB/20GBプランが業界最安級
おてがるモバイルも審査なしを明言しています。18歳以上で本人確認書類と銀行口座があれば契約できます。クレジットカードは不要です。
データ通信量 | 月額料金 |
---|---|
1GB | 2,970円 |
3GB | 3,980円 |
5GB | 4,980円 |
10GB | 6,980円 |
20GB | 8,980円 |
料金プランは5通りあり、こちらも全てかけ放題付きです。注目は1GBプランと20GBプランで、先に紹介した誰でもスマホよりもさらに安い金額です。これはおそらく審査なし携帯会社の中でも最安でしょう。
デメリットは1年間の縛りがあること。ただし、解約金として1ヶ月分のプラン料金を払えば期間中でも解約できます。
また、事務手数料として5,500円(税込)かかります。
だれでもモバイル:審査なし!初月料金が無料
画像引用元:ご本人名義でスマホが持てる | レンタルスマホではないご本人名義スマホならだれでもモバイル
審査なし!事務手数料+初月料金無料
だれでもモバイルも審査なしを明言しています。18歳以上で本人確認書類と銀行口座さえ持っていれば誰でも契約できます。クレジットカードも不要です。もちろんブラックリスト入りしている人でも、わざわざ解除する必要なく契約できるため、困ったらこの携帯会社に申し込んでおけばOKです。
容量 | 初月料金 | 2ヶ月目以降料金 |
---|---|---|
1GB | 無料 | 1,990円 |
3GB | 無料 | 3,700円 |
5GB | 無料 | 4,500円 |
10GB | 無料 | 6,100円 |
20GB | 無料 | 8,700円 |
※:全プラン10分間かけ放題を含む。解除不可
こちらも全プランかけ放題が含まれていて、さらに初月無料です。ただしだれでもモバイルは前払い制なので、契約時に2ヶ月目の料金を振り込まなければいけません。
項目 | 料金(税込) |
---|---|
事務手数料 | |
初月料金 | |
2ヶ月目料金 | 1,990円 |
合計初期費用 | 1,990円を指定口座に振り込み |
また、契約から12ヶ月後の末日までの最低利用期間もあります。前払い制、縛りあり、といったデメリットがあるため、まずは先に紹介した誰でもスマホを検討すると良いでしょう。
- 審査不要!18歳以上なら携帯ブラック不問
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携帯電話のブラックリストを解除する2つの方法
携帯電話のブラックリストを解除する方法が2つあるので紹介しますが、ハードルは高いです。そもそもこの記事で言いたいことって「解除できる方法がある」じゃなくて「解除しなくても審査に通る会社がある」なので、解除方法についてはまず「ふーん」と思ってもらえば良いと思います。
5年間待つ
強制解約されても5年が経過すればその情報が消えるので、全く審査に影響しなくなります(解約された会社自体での再契約は厳しい)。ただまぁ、5年間も携帯持たずに過ごすのはめちゃくちゃ辛いと思います。無理ですよね、これは。
未払い料金を完済する
2つめの選択肢が、未納分をきっちり払うことです。完済さえしてしまえばブラックリストから解除されます。履歴が残るなんてことはなく綺麗さっぱり消えます。こちらの場合、強制解約された会社自体でも完済することで再契約できる可能性が出てきます。5年待つよりはこっちの方がまだ現実的な選択肢ですね。
とはいえ完済できればそもそも滞納もしないと思うので、この方法もなかなか難しいかなと思います。未納分には利息も付くしね。
補足:こんな人は携帯電話のブラックリストに該当しない
わざわざ「携帯電話のブラックリスト」と書くように、ブラックリストにはいくつかの種類があります。携帯電話のブラックリストに該当する条件は「携帯料金の滞納を続けて強制解約されること」です。
したがって、「自己破産した」「クレジットカードを滞納した」「短期契約を繰り返した」などは携帯電話のブラックには該当しません。
- 自己破産した→金融ブラック
- クレジットカードを滞納した→金融ブラック
- 短期契約を繰り返した→社内ブラックの可能性
※金融ブラックとは「個人信用情報上でのブラックリスト入り」であり、クレジットカードやローンの審査に通りにくくなります。
※社内ブラックとは「1つの会社内でのブラックリスト入り」であり、該当する会社での審査に通りにくくなります。
携帯電話のブラックリスト解除は難しいがブラックでも審査に通る可能性がある
先の通り、ブラックリストを解除する方法を知るよりも、「ブラックリストでも審査に通る携帯会社」に申し込んだ方が話が早いです。
クレジットカードやローンの場合、一度信用情報に傷がつく(=ブラックリストに入る)と、その後は審査の通過が絶望的になります。しかし、携帯会社の場合はブラックでも契約できる携帯会社がいくつか存在します。
しかも特に変な業者でもありません。キャッシングの場合、「ブラックでも借りれる!」と宣伝している業者はだいたい闇金です。しかし携帯会社の場合そもそも信用で成り立つビジネスではないので、全体的に審査が甘いわけです。なので過去に携帯代を滞納していた人でも審査に通しちゃうことがあるのです。
ブラックでも審査に通る携帯会社を見分ける方法
長期滞納の末に強制解約となると、その情報はTCAやTELESAという機関に保管されます。そしてこれらの機関に加盟している会社間で情報が共有されます。
よってブラックでも審査に通る会社は「TCA・TELESAに加盟していない」と言えます。
また、TCA・TELESAに加盟していても、「不払者情報の交換」に参加していなければブラック情報が共有されない可能性があります。
- TCA・TELESAに加盟していない
- もしくは上記に加盟していても「不払者情報の交換」に参加していない
注意:金融ブラックだとスマホ本体の分割払いは不可
ちなみに、スマホ本体を分割で購入する場合は要注意です。分割契約の際には「割賦契約の審査」ってのが行われます。
分割契約ってのは、信用関係で成り立ちます。そのため支払い能力の有無や、個人信用情報の審査が行われます。先に紹介したように、過去にクレジットカードの返済が滞った経験があったり、自己破産の経験があったりする金融ブラックの人だと、それが原因で審査に落ちます。
このように金融ブラックの人は、携帯会社との契約自体は影響なしですが、携帯を分割契約することができないこともあります。