突然そして今更ですが、AirPodsを購入しました。いきなり購入した理由は2つ!
一つ!完全なワイヤレスイヤホンが欲しかったからです。
今使ってるイヤホンのMDR-EX31BNもBluetoothで接続するタイプのイヤホンなんですが、Bluetooth受信機からイヤホンまではコードがあります。なのでポケット内に入れてると絡んじゃって、使うときめんどくさいんですよ。
二つ!接続先の切り替えが簡単だからです。
同じくMDR-EX31BNの場合、iPhoneと接続している状態からMacに変更しようとすると、一度iPhoneとの接続を切ってからMacに繋ぎ直さないといけません。また、時にはスムーズに切り替えられなくてペアリング設定を1からやり直さなくてはいけなかったりでイライラします。しかしAirPodsならいちいち接続をオフにする必要なく、iPhoneやiPadとの接続をスムーズに切り替えることができます。
そんな2つの魅力を持ったAirPodsについて、今更ながら使用感をレビューしつつ、MDR-EX31BNとの比較をしていきます。作麼生!説破!
目次(もくじ)
AirPodsは完全ワイヤレスでストレスフリー
有線イヤホンだと、ポケットの中で絡まったり、ケーブルが擦れることで発生するタッチノイズが気になったりしますが、AirPodsならそれらの悩みも解決です。
ただAirPods以外にも完全ワイヤレスイヤホンはあるので、単純にワイヤレスイヤホンが欲しいのなら、もっと安いイヤホンを探したほうが良いかもしれません。なんてったってAirPodsは16,000円くらいするからね。
ただ、高いお金を払ってでも欲しくなったのが、次に紹介する「デバイスの切り替えが超スムーズ」という点なんです。
AirPodsなら接続先デバイスを簡単に切り替えできる
AirPodsのイケてるポイント二つ目がこれです。冒頭でも書きましたが、通常のBluetoothイヤホンの場合、例えばiPhoneと接続している状態でiPadに切り替えようとすると、まずiPhoneを操作してイヤホンとの接続を切り、次にiPadを操作してイヤホンと接続する必要があります。
ところがどっこいAirPodsならiPhoneとの接続を切る操作を行う必要がなく、iPadと接続できます。新しいデバイスと接続すると、先に接続していた端末との接続は自動的に切断されます。これが便利なのよ。
私はiPhoneで音楽を聴くだけでなく、iPadやMacで動画を見たりと、様々なデバイスから音を出すので、スムーズに切り替えられるAirPodsは非常にありがてえ。
試してはいませんが聞くところによると、このスムーズな切り替えはApple製品に限らず、AndroidやWindowsでも適用されるらしい。つまり、AirPodsはAppleユーザーに限らず、「複数のデバイスをスムーズに切り替えられるイヤホンが欲しい!」という人におすすめなイヤホンと言えるでしょう。
バッテリーが長持ちするのも嬉しい
バッテリーについては、Apple公式サイトに以下の通りに記載されています。
バッテリー駆動時間について
AirPods は 1 回の充電で最大 5 時間の再生、または 2 時間の連続通話が可能です。
私が所有しているもう一個のイヤホンMDR-EX31BNは、ノイズキャンセリングONの状態で最大9時間、オフの状態で最大10.5時間再生できます。
それと比較するとAirPodsの最大5時間ってのは微妙なとこなんですが、AirPodsを格納する専用ケースがモバイルバッテリーみたいになっていて、この中にAirPodsを格納するだけで充電してくれる仕組みになっていて、15分で3時間分充電できるそうです。
ケースに入れて持ち歩けば、使うときにはAirPodsがフル充電されている状態になるので、「使おうと思ったのに充電されてないじゃん!」って失敗があまり起こらないのが嬉しいっす。
心配していたAirPodsのつけ心地も良好
「首を振るとAirPodsが取れちゃう!」って嘆きのレビューを書き綴ってる記事をよく見かけたので、私も自分の耳にフィットするかどうか不安だったんですが、私の場合は全く問題ありませんでした。付け心地はEarPods(今までのiPhoneのイヤホン)と変わらないんじゃないかな。
耳の奥にギュッとねじ込むものではないので、長時間つけていても耳が痛くならないのもグッドポイント。
でもそのおかげで、遮音性はあまり高く内容です。そしてこれがAirPods最大のデメリットなのです。。。
次!
音質は悪くないが、遮音性が低くさらにノイズキャンセリング機能がないので、うるさい場所では使いずらい
1日中AirPodsを装着して数日過ごしてみたところ、どうしても我慢できなかったことがあります。それは、電車内だと雑音がうるさくて、音楽が十分に聞こえないことです。
MDR-EX31BNにはノイズキャンセリング機能があるので、電車やカフェにいても、集中して音楽を聴くことができました。しかし!AirPodsは遮音性が低く、ノイズキャンセリング機能もないので環境音も聞こえてしまい、満足に音楽を楽しめないのです。
もし私が今までノイズキャンセリングイヤホンを使ったことがなければ、AirPodsに満足できたかもしれませんが、しかしいかんせんノイズキャンセリングの素晴らしさを知っているので、ざわつく中でAirPodsを使って音楽を聴くことには不満大でした😡
結局、持ち歩くのはMDR-EX31BNで、AirPodsは家の中で使う用、と使い分ける運用で落ち着きました。
家の中ならノイズキャンセリング機能が必要になることはそうないし、また、家の中でこそiPhoneやiPadなど、様々なデバイスの音を切り替えることが多いので、ちょっと贅沢ですが、このように外ではMDR-EX31BN、家ではAirPodsと使い分けるようなりました。
贅沢!
ワイヤレスイヤホンじゃないけど、MDR-EX31BNもおすすめ
MDR-EX31BNはソニーが販売しているノイズキャンセイリングイヤホンです。イヤホン自体にノイズキャンセリング機能があるので、iPhoneの音楽を聴く場合にもノイズキャンセリング機能が使えます。しかもBluetooth接続なので、イヤホンジャックがないiPhone7以降のiPhoneでも使用可能です。
ノイズキャンセリング機能は、BOSEの高額なノイズキャンセリングイヤホンと比較するとそこまで強力ではないんですが、雑音が多い環境にいても音楽がはっきり聞こえます。
そして何よりコスパが高く、価格は7,000円程度とAirPodsの半額程度で売られています。2013年にくらいに発売されたんですが、Amazonレビューを見ると未だ根強い人気があるようです。2014年にMDR-EX31BNのレビュー記事を書いているので、興味が出た方はこちらもご覧くださいまし。
【関連】MDR-EX31BNすげぇ!iPhoneでも使えるノイズキャンセリングイヤホンが最高だ!
そしてこれは時代に逆行するような話ですが、MDR-EX31BNはボタンで曲のスキップや一時停止もできるので、操作しやすいってメリットもあります。AirPodsでもイヤホン部分を2回叩けばスキップ等できますが(初期設定ではSiriを呼び出します)、音量の操作は本体側で操作しないといけないんですよね。その点、MDR-EX31BNならイヤホンのボタンで音量を変更できるのでナイス。
というわけで、AirPodsを購入したことでMDR-EX31BNの良さを再確認してしまいました笑
新型AirPodsはノイズキャンセリング機能が搭載される、なんて噂も聞きますが、どうなんでしょうね!