2ちゃんねるがまとめサイト5つに対して名指しで転載禁止を命令 - GIGAZINE
ははは、ついに怒られちゃってますね。
これらのまとめブログが名指しで怒られるようになるまでの経緯を書いたりいろいろ説明していきます。
まとめブログ3つの罪
まとめブログが超便利なのはみなさんも知るところだと思います。クソスレなんかを見ずに、面白いスレや意味のあるスレだけを閲覧できるわけですからね。僕も日常的に利用しています。
最初は2ちゃんねらーからも特に問題にされず逆に感謝されてたと思うんですが、今回ついに運営さんサイドが動くというとこまで発展してしまいました。
じゃあなんでまとめブログが糾弾されるようになったのか?
無断転載
2chの書き込みに対しての著作権は当然書き込んだ本人にあります。
つまり本来なら書き込みをした人1人1人に許可を取らなければいけないはずなのです。
とはいえ、個人を特定するのはすんごい難しいので、その辺ずーーーっとうやむやになってました。
そんな状態だったので2chの書き込みの無断転載はずっとグレーゾーンというか黙認みたいなことになってたわけですが、その点まとめブログは全てのコンテンツが無断転載から成り立っていて、更にアフィリエイトで金を発生させるって点で叩かれるようになりました。
これはのまネコ騒動や電車男出版の際にも話題になった永遠のテーマですね。
卑屈な2ちゃんねらーですから、当然自分たちの書き込みで金稼ぎをされたら面白くありません。ここがまずまとめブログが叩かれ始めた第一歩だと思います。
特定企業との怪しい繋がり
ステマってやつですね。
批判的な記事だけを集めてこれは2chで叩かれてます!とか、好印象な記事をピックアップして大人気!とかやってる印象操作ですね。まぁ新聞とかマスコミもそうなんですけど。
何より話題になったのは、アニメ制作会社「シャフト」の公式ホームページに、まとめブログ「やらおん」に金が流れるアフィリエイトリンクが貼られていたことです。
つまり、公式ホームページで商品を購入すると、知らないうちに関係ないサイトの管理人に金が発生するという仕組みになっていました。
これについてシャフトはミスだったと謝罪したわけですが、公式サイトでのありえないミスと、普段からやらおんがシャフト製作のアニメを大きく扱っていた、謝罪文が画像での掲載だった(検索でヒットするのを避けるため=よほど都合が悪いようだな…)ってことで何か繋がりがあるんじゃないかと、かなり大きな話題になりました。
捏造
上記の流れで2ちゃんねらーの反まとめブログ感情はピークに達していたんですが、それでも運営は特にまとめブログに対して何もしませんでした。
しかし、ついにまとめブログが捏造を始め、企業などに迷惑をかけるようになります。
参考記事:やらおんの捏造記事にサンデー編集「弁護士に相談する」→ やらおん管理人、顔面蒼白で記事削除|ロブスター速報@VIP
参考記事:【私的記事】2ちゃんねる転載禁止になったブログの今までの問題行動|ロブスター速報@VIP
これでは2chそのものが不利益を被る可能性がでてくるので、やっとこさ運営さんもまとめブログやめなさいよと命令することになってしまったのでした。
全てのまとめブログがなくなるわけではない
今回怒られちゃったまとめブログは、以上のように問題行動を起こし続けたブログです。
まとめブログの中にはしっかり転載元URLを表記したり、アフィリエイトしてなかったり、必要以上に特定企業を持ち上げたりネガキャンしたりしないものもあります。そしてそういったまとめブログはこれからも更新を続けると思います。
まとめブログは全て悪!って人もいますけど、私はまぁ便利だしなんでもいいやって思います。
つまりこれまでの騒動全てを要約すると、
「悪いブログが消えた」
こんだけです。