記事内に広告を含むことがあります。

MacBook Proをモニターと接続しました
MacBook Proをモニターと接続しました

MacBookを外部モニターに接続する際、使用する機種によって必要となるケーブルが異なります。どの機種でどのケーブルが必要になるのか、まとめて紹介していきます。

MacBookシリーズ別モニター接続に必要なケーブル
機種 対応ケーブル
MacBook Air(2018年〜) USB-C-HDMI変換ケーブル
MacBook Air(2011〜2017年) Mini DisplayPort-HDMI変換ケーブル
MacBook Pro(2021年〜) HDMIケーブル
MacBook Pro(2016〜2020年) USB-C-HDMI変換ケーブル
MacBook Pro(2012〜2015年) HDMIケーブル

:2022年発売の13インチProのみUSB-C-HDMI変換ケーブルが必要。

各ケーブルの見た目の違い
名称 見た目
Mini DisplayPort Mini DisplayPort
USB-C USB-C
HDMI HDMI

MacBookをモニター接続する方法まとめ

MacBook AirとMacBook Proの場合で必要になるケーブルについてまとめて紹介していきます。

MacBook Airの接続方法:主にUSB-C-HDMI変換ケーブルが必要

MacBook2017年モデル
写真はAirじゃなくて「MacBook」だけど、同じことさ!

2018年からのベゼルが黒いタイプのMacBook Airは入出力端子がUSB-Cしかありません。そのため、USB-CからHDMIに変換するケーブルが必要です。私が使っているのと同タイプのものはこれです。

吹き出しアイコン

ウサミミ
一方がHDMIでもう一方がUSB-Cになってます!

2018以前のMacBookAir
昔のMacBookAir。Windowsをインストールすることもできた

なお、ベゼルが銀色の古いタイプのMacBook Airの場合はMini DisplayPortからHDMIに変換するケーブルが必要になります。コネクタの形状で判断して選びましょう。

吹き出しアイコン

ウサミミ
こちらは一方がHDMIでもう一方がMini DisplayPort!

MacBook Proの接続方法:最新機種ならHDMIケーブルがあればOK

MacBook_Pro_Retina13インチ_2015年モデル
タッチバー搭載前の古いMacBook Pro

最新のノッチ付きMacBook Pro、またはタッチバー搭載前の古いMacBook ProはHDMIポートがついているので、モニターに付属しているような通常のHDMIケーブルをそのまま使うことができます。

タッチバー付きのMacBookPro
わかりにくいけどタッチバー付きのMacBook Pro

一方でタッチバー付きのMacBook ProはHDMIポートがなく、USB-Cポートしかないので、MacBook Airと同じように下記のUSB-C-HDMIケーブルが必要です。

吹き出しアイコン

ウサミミ
てか記事書いてて思ったけど、俺MacBook買いすぎだろ

USB-CにできてHDMIにできないこと:
MacBookProはHDMIもUSB-Cも両方対応していることがあります。おすすめなのはUSB-Cを使うことです。なぜならUSB-Cなら電源供給ができるからです。「電源-モニター-Mac」と、1本線で繋ぐことができます。一方でHDMIの場合は「電源-モニター-Mac-電源」といった形になるので使用するケーブルの本数が増えます。

モニター側がUSB-C入力に対応していればUSB-CケーブルでもOK

モバイルモニターの入力端子
モバイルモニターだとUSB-Cでの入力が可能

最近のモニターだと、USB-Cポートがあります。なのでMacBookとモニターをUSB-Cケーブルで接続することでもモニターを使用できます。

ただし、MacBookに付属されているUSB-Cケーブルは映像出力に対応していません。映像出力に対応してUSB-Cケーブルを用意する必要があります。

モニター接続しても映らない場合の対処方法

特にUSB-Cケーブルの場合は注意が必要です。基本的には問題ないと思いますが、同じUSB-Cでも様々な規画があり、接続しても映像出力できないこともあります。例えば家の中にあった適当なUSB-Cを接続して映らない場合は、まずUSB-Cを疑って買い換えてみると良いかもしれません。

2台以上の外部ディスプレイを接続するにはハブが必要!

M1/M2チップ(Pro/MAX/Ultra除く)搭載のMacの場合、接続できる外部ディスプレイは1枚だけです。2枚以上使いたい場合は下記のようなハブが必要になります。

結構高いですけど…。

吹き出しアイコン

ウサミミ
利用にあたってはSilicon Motion ドライバが必要です。上記の製品ならばインストール方法が同梱されているそうです。

Anker 565 USB-C ハブ (11-in-1) | USBハブの製品情報
画像引用元:Anker 565 USB-C ハブ (11-in-1) | USBハブの製品情報

ちなみにもっと安いハブはたくさんありますが、安いハブだと上記の画像のように、「外部ディスプレイを2枚接続できるけど同じ映像しか投影できない」ものがほとんどです。必ず「トリプルモニター」などの記載がある商品を選びましょう。

M3はクラムシェルで2枚いける:
M3チップになり、クラムシェルモードで使う場合に限り2枚のモニターで別々の映像を投影できるようになりました。ただしクラムシェルモード=本体の画面を閉じる状態なので、PCの画面は使用できません。

モニター接続後は設定から解像度や配置を変更しよう

最近はモバイルモニター
最近はモバイルモニター

以上の通り、手持ちのMacBookの年式によっても必要になるケーブルが変わってくるので注意しましょう。メルカリなどで中古品を調達するのも良いと思います。

さてMacBookとモニターを接続したら、解像度や配置を変更するとより便利に使えるので紹介します。

ディスプレイの配置変更中

今回モニターが左、MacBookを右に配置しましたが、認識ではモニターが右になってしまっています。なので「設定>ディスプレイ」に入り、モニターをドラッグして右側から左側に変更してやります。

ディスプレイの配置変更

変更しました。これで実際の配置通りモニターが左側に来ているので、MacBookの画面でカーソルを左側に動かすとモニターの画面に遷移できます。

メインモニターの選択

なお、モニター上部の白いバーをドラッグするとドックを置くメイン画面を変更することもできます。MacBookの画面をサブモニターとして使う場合はこれを移動させておきましょう。

解像度変更

さらに「ディスプレイ設定」から解像度の変更もできます。

M1MacBookならモニター接続中は電源ケーブル繋ぎっぱなしでOK

ちなみに、MacBookをモニターに接続するとバッテリーの減りが早くなることがあります。MacBookを充電ケーブルに接続して、充電しながら使うとバッテリーを気にしなくて良いのですが、一方でバッテリーの充電し過ぎによるバッテリーの劣化が気になります。

旧機種では、100%にも関わらず充電を続けると過充電になりバッテリーに悪影響を与える恐れがあります。しかしM1チップ以降のMacBookの場合、100%になると内部で自動的に充電を止めてくれるため、繋ぎっぱなしで問題ありません

自分自身、モニターに接続する際には充電ケーブルにも接続して利用しています。

吹き出しアイコン

ウサミミ
また、iPhoneもMacも充電を80%で止めてくれる機能もある。

モバイルモニターはお手軽で持ち運べていいよね

最近普通のモニターをやめてモバイルモニターを使い始めました。軽いし、これならケーブル1本で利用できるので、自分のように作業場所がコロコロ変わる人間にはとても適していました。

吹き出しアイコン

ウサミミ
このモニター、最近壊れてしまったんですが、3年保証が付いていたので連絡したら無償交換してくれました(送料元払い)。中国業者なので色々とやりとりが面倒でしたが、ちゃんと対応してくれて良かった。
MacBookシリーズ別モニター接続に必要なケーブル
機種 対応ケーブル
MacBook Air(2018年〜) USB-C-HDMI変換ケーブル
MacBook Air(2011〜2017年) Mini DisplayPort-HDMI変換ケーブル
MacBook Pro(2021年〜) HDMIケーブル
MacBook Pro(2016〜2020年) USB-C-HDMI変換ケーブル
MacBook Pro(2012〜2015年) HDMIケーブル

:2022年発売の13インチProのみUSB-C-HDMI変換ケーブルが必要。

MacBookをディスプレイとして使う方法

MacBookに限らず、PCは映像出力が可能ですが入力には対応していないことがほとんどです。簡単にはできないケースが多いです。

ただしMac同士の場合はAirPlayを使うことで無線接続でモニターとして使うことはできます。無線なのでちょっと遅延はありますけどね。また、Luna Displayという製品を使えば有線接続できてかなり良い感じで使えるようです。これもまたすっごい高いけど。