三重県に来たよ
三重県です。名阪上柘植ICの近くに、名阪健康ランド(別名:昇龍温泉)と呼ばれるスパ施設がありました。そう、残念ながら既に解体されてしまいました。
屋根の上には昇竜温泉の由来か、竜のモニュメントがついていて、高速道路上からも派手に目立つ物件でした。おかげさまでヤンキーや若者の心霊スポット的扱いによっての侵入も多いようで、いたるところに落書きされていたり、破壊されていたり、だいぶ状態の悪い廃墟でした。
そんなイカした廃墟も今では跡地にソーラーパネルが置かれている有様ですが、廃墟としてブイブイ言わせていた時期の様子をたくさんの画像と共にご覧ください。
目次(もくじ)
スパ廃墟「名阪健康ランド」の内部は崩壊度80%
飲食店やパチンコもあった…らしい。
早速内部の様子を紹介します。
エントランス部分?もしくは噂のパチンコ部分?なんにしろ、ボロボロです。どうしたらこんなボロボロになるんだってくらいボロボロです。
天井もこの状態で非常に危険でした。この荒れ具合はなんなんでしょうか?雨風に晒されているとはいえ、ここまでボロボロになるのか…?
調べてみると閉鎖されたのは2008年とのことなので、わずか10年しか経っていない。なんなんでしょう。火事があった感じでもない。わかりません。
いやーきついっす
マッサージチェアのようなものが置かれています。さすがスパ施設。きっと皆さんここで入浴後の身体を癒したんでしょうね。
今となってはどのソファーにも座りたくない。荒れ具合がやべぇ。絶対病気持ってそう。
ナニコレ珍パーツ
ソファーなのかどうかもわからない。
アンティーク調の何かに見えなくも…ない?
訪問者の疲れを癒していたっであろうこの場所も、今ではもはや拷問部屋の有様。
KISSのサイコサーカスを思い出す。あのPVやばいよな。
上映中の看板に偽りあり。まるでサーカスのテントのようなユニークな入り口。ここで映画でも上映してたんですかね。
ここにもたくさんのソファー。そして相変わらずただれた天井。だからなんなんだよこれは。
名残
意味がわからないけど要するに1人1枚ってことだよね?
この物件、基本的にボロボロではない場所なんてほぼないです。現在地がなんなのか、全くわかりません。
暗いし怖い
ここも今となっては人の往来があった場所だなんて思えません。きちゃない。
ありがたい格言。今となっては虚しさが残る。
すぐ廃墟を心霊スポット扱いする!
一寸先は闇。
こういう画像が5chに貼られていたら要注意。おそらくファイル拡張子はgif形式で、奥から化け物やってくるびっくり画像であることでしょう。
シースルー天井
キッチンらしき部分。天井の骨組みが丸見えだけど天井が崩落した形跡はない。元々剥き出し?まさか。一度解体されかけた、とかかなぁ。
ます
真っ赤に染まった床…。事件の匂いですね(ただの赤絨毯です)。
腐海と表現しても謙遜ないこの荒れ具合。床舐めたら病気になりそう。
ピクロス
天井を見ると一部吹き抜けになっているではありませんか。随分簡単な造りの天井に見えますが大丈夫なんですかね。
廃墟で見つけた植物シリーズ
天井があんな状態なので、植物も育ちます。建物の中なのに植物。人工物との対比が素敵です。ナイスロケーション。
床には一面コケ。
同じく苔と植物。廃墟の醍醐味ですね。
再び廃墟内部の様子をご覧ください
改めて廃墟内の様子を紹介していきます。
まぁ紹介と言っても相変わらず何が何だかわからないので、写真を見て、そして感じてくれとしか言いようがないのですが。
廃墟の人影
さっきから思ってたんですが、この物件の壁、ボルダリングみたいにデコボコしてます。
禁煙だそう。基本的に廃墟は禁煙です。燃えたら終わるからね。
これが昇竜温泉!浴室へ
というわけで浴室へ。ここはそこまで荒れていない。そして解放的。露天風呂だったんですね。
温泉、止まっちゃったのかな。
風呂場になんちゅーもんを置いてるんや!
エッッッッッッッッッッ!!!!!
汚いけど、何か惹かれるものがありました。
他の部屋よりもまだ綺麗だけど、一部はやはり荒れていました。
どんなお湯だったんでしょうか。今となっては想像もつきません。
そして廃墟を後にする。良いところでした。まぁこんな状態なので解体やむなし。ありがとう、名阪健康ランド。
この記事の撮影機材
カメラ:X-T20
レンズ:XF16-55mmF2.8
三重にルーブル美術館があるって知ってた?
これから三重県に訪れる予定なら、ここに行かなきゃもったいない!
三重県津市の山の中には、「ルーブル彫刻美術館」という施設があります。そう、世界で唯一、あのルーブル美術館の姉妹館なのです!!!…と、こう聞くとおしゃれな美術品がある素敵な美術館に聴こえるかもしれません。しかし、なぜか自由の女神や巨大な大観音が立っているなど、どうも様子がおかしいのです。おそらくルーブル美術館も忘れ去ってしまったであろう、超絶珍スポットをご覧ください。